「丹頂チック」生誕90周年!
社運をかけ1933年に誕生した日本初の国産植物性チック海外でも再注目!今なお愛されるロングセラー整髪料
お問合せ件数No.1※1!温かいお声が多数!
ロングセラー商品である丹頂チックは、現在市場で発売されているマンダム製品の中で一番お問合せを頂いている商品でもあります。お取り扱い店舗に関するご質問や、商品に対するご感想・思い出など、温かいお声を多数頂いています。全国のドラッグストア、ホームセンター、量販店、ECサイトなどでご購入いただけます。
□ご購入先一例:https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/e123221h/
「丹頂チック」とは
磨きぬかれた大人のラベンダーの香りの固形整髪料です。スティックタイプで、円筒の底部を押し、繰り出した中味を直接髪に塗布します。オールバックなど、タイトに髪をまとめるヘアスタイルに適しています。
「優良廉価」の思想から生まれた国内初の「植物性チック」で、発売当初からヒマシ油や蜜蝋などの天然素材を使用しているこだわりが詰まったロングセラー商品です。
商品名:丹頂チック<大>100g/800円(税込880円)
【優良廉価とは?】
マンダムの創業者、西村新八郎が大切にしていた創業精神の一つです。価格を上回る独創的な品質・価値を持った商品を生活者に提供し、その普及により企業が利益を得て、社会的意義を果たすことを意味します。
「丹頂チック」90年の歩み
2027年に100周年を迎える株式会社マンダム。経営の基盤を創り、創業当時「金鶴香水株式会社」だった社名
を「丹頂株式会社」に変更するほどの影響力を持ったのが、1933年4月発売の「丹頂チック」です。それはまさに、会社の命運をかけて創成した1品でした。
1927年に大阪で設立した金鶴香水株式会社は、前身の大崎組から継承した人気商品「金鶴香水」や、「丹頂ポマード」等の整髪料を中心に事業を展開していました。しかし、折からのインフレで業績は低迷し、経営再建の協議を進める中で、ついには経営陣の刷新にまで至りました。
そんな苦境の中、代表取締役社長に就任したのが西村新八郎です。当時クリームの製造技術で業界から一目置かれる存在であった西村新八郎が、会社の存続をかけ「優良廉価」を信条に「丹頂チック」を創成しました。
整髪料としてチックが初めて日本に輸入されたのは1902年頃ですが、製造技術などの課題から国産の優良品が現れず、当時でも海外製品が市場の大部分を占有していました。そうした参入が難しく思える市場環境にあって、西村新八郎は「夏季の変質に悩まされない植物性チック開発」に着眼し、日本初の国産植物性チックとして1933年「丹頂チック」を発売しました。
香料にラベンダーを使用した国内初の植物性チックは、男女を問わず歓迎され、発売翌年の1934年には市場シェア9割という異例のヒットとなりました。1935年から広告に専属モデルを登場させ、1938年の日中戦争から長く続いた戦時下においても根強い人気を保ちました。1945年6月には、空襲により本社や工場が全焼するも、戦後には物資不足の中で生産を再開し、「丹頂チック」は再び爆発的な人気を得ました。
その勢いは国内に留まらず、1958年にはフィリピンに技術提携会社「丹頂コーポレーション」を設立し、丹頂チックの生産を開始。この工場は、戦後の化粧品業界として初の海外進出となり、当社にとっても業界にとっても発展への大きな一歩となりました。
1959年4月10日、「丹頂チック」を筆頭に「丹頂ブランド」が生活者から絶大な支持と認知度を得たことから金鶴香水は社名を「丹頂株式会社」へ変更しました。
1971年にマンダムシリーズのヒットを受け社名は「株式会社マンダム」に変更しましたが、丹頂チックは90年経った今でも店頭にあり、長くご愛顧いただいています。
2022年、海外でも再注目された丹頂チック 今年11月にアメリカで『さくらの香り』を発売
【インフルエンサーの投稿をきっかけに海外で再注目】
アメリカ出身の人気インフルエンサーによるSNS投稿がきっかけで、アメリカで有名なセレブリティーが“Slick Back Bun”と呼ばれるタイトなお団子ヘアを作る際に丹頂チックを愛用している事が広まりました。
アメリカへの既存品輸出には原料面の課題があり、当社からの輸出ができていない状況でしたが、需要が見込める事から長年販売の可能性を模索していました。そしてこの度、興味を持って下さった生活者の方々へより魅力的な形で商品をお届けしたいという想いから、アメリカで「丹頂チック さくらの香り」を今年11月に発売します。
【新製品「丹頂チック さくらの香り」とは】
「丹頂チック さくらの香り」はアメリカで発売する新商品です。香りには上品で清楚な「さくらの香り」を採用。アメリカでは女性の使用率が高い事から、歴史ある鶴のデザインや「丹頂」の文字に「桜柄」を加え、中味も「さくら色」にし、愛らしい仕上がりとなっています。また、オンスでの容量記載などアメリカ仕様を追求しています。誕生から90年、今もなお丹頂チックは新たなお役立ちを目指しています。
・商品名称:TANCHO TIQUE CHERRY BLOSSOM SCENT
・容量:100g(3.5オンス)
・希望小売価格:15US$程度
・販売国:アメリカ
・発売日:2023年9月 初回輸出 / 2023年11月アメリカ発売
※1 既存品に関するお問合せ/2019年4月-2023年3月
※ 価格は全て希望小売価格です。
※ 「丹頂チック さくらの香り」は現在日本では販売されておりません。
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