時代小説の気鋭・馳月基矢氏の書下しシリーズ三作目、プロの漫才師を唸らせた若木未生氏の青春“漫才”小説、直木賞作家・澤田瞳子氏のデビュー作新装版など、注目作ぞろいの徳間文庫6月新刊、発売!
2025年6月10日(火)、全国の書店・ネット書店で発売!

株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、徳間文庫の今月の新刊を6月10日(火)に発売することをお知らせ致します。
■馳月基矢『深川ふるさと料理帖 三 輪島屋おなつの寄添いこんだて』

タイトル:深川ふるさと料理帖 三
輪島屋おなつの寄添いこんだて
著者:馳月基矢
監修:上田聡子
定価:836円(税込)
判型:文庫判
ページ数:232P
発売:2025年6月10日(火)
ISBN:978-4-19-895029-3
商品ページ:
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b663424.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198950296
心も満たされるお江戸の郷土料理小説
シリーズ第三弾
探すんや。自分の中から、伝えるべき言葉を。
江戸で日ノ本各地の郷土料理を味わうことのできる「ふるさと横丁」。その一角にある小料理屋「輪島屋」で働くおなつの元に従弟の紺之丞が友人を連れてきた。加賀藩上屋敷に暮らす伊藤虎白という男装の娘で、能登と輪島のことを知りたいのだという。おなつはさざえご飯と鰯のだんご汁で虎白をもてなすが、後日虎白と紺之丞が行方不明になったという知らせが入り、輪島屋は騒然となる!(書下し)
○POP

■若木未生『ゼロワン』

タイトル:ゼロワン
著者:若木未生
定価:1,056円(税込)
判型:文庫判
ページ数:432P
発売:2025年6月10日(火)
ISBN:978-4-19-895025-5
商品ページ:
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b663425.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198950253
〈グラスハート〉Netflix 7月ドラマ化で
話題沸騰!
〈オーラバ〉〈グラハ〉〈イズミ〉の著者、
若木未生が初めて挑んだ一般文芸作品の
テーマは、なんと、漫才!
王串(おうぐし)ミドロ、三十三歳。無名のお笑い芸人兼声優。だが年末のマンザイ・グランプリで優勝すれば、一夜にしてスターになれる! こうして漫才コンビ〝ゼロワン〟は、マングラの頂点を目指し、悩みながらも奮闘を開始。若き相方零、ライバル漫才師〝クロエ〟兄弟らの存在を糧に、自分の世界を形づくろうとする。奇蹟の笑いで世界をゆるがせ。笑って泣けて元気の出る、青春小説の傑作!(特別書下し掌篇「どんちゃん」収録)
●第一線の漫才師が、熱烈推薦!
NON STYLE 石田 明 さん
「才能のある奴が才能に呪われていく。僕はあの頃、才能という暗闇に憧れながら光を目指した。あぁ、胃が痛い。戦ってたあの頃を思い出してしまった。」
ナイツ 塙 宣之 さん
「戦いなのに対戦相手はその空間にいない。漫才師の舞台は自分自身との戦いです。」
ウエストランド 井口浩之 さん
「もし僕が〈ゼロワン〉と戦っていたら、共演していたら、嫉妬してめっちゃ悪口言う! 本書を読んで確信した。人生を漫才にしている人が一番強い!!」
○POP

■澤田瞳子『孤鷹の天 上 新装版』

タイトル:孤鷹(こよう)の天 上 新装版
著者:澤田瞳子
定価:1,045円(税込)
判型:文庫判
ページ数:480P
発売:2025年6月10日(火)
ISBN:978-4-19-895026-2
商品ページ:
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b663426.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198950261
奈良時代、理想に殉じた大学寮の
若者たちを描く〈古代青春小説〉
デビュー作にして中山義秀文学賞を受賞した
直木賞作家の原点
時は天平宝字。高向斐麻呂(たかむくのいまろ)は大学寮に入寮した。己が仕える遣唐使藤原清河を唐に迎えに行くためだ。父を待つ娘・広子への思慕もあった。紀寺の奴・赤土(あかつち)と偶然出会った斐麻呂は彼に学問を教えることに。儒学の教えを学び、国を支えるという理想を抱く若者たち。だが看病禅師・道鏡を寵する阿倍上皇とそれを諫める藤原仲麻呂との対立が深まり、斐麻呂らは不穏さを増す政(まつりごと)に巻き込まれてゆく。
■澤田瞳子『孤鷹の天 下 新装版』

タイトル:孤鷹(こよう)の天 下 新装版
著者:澤田瞳子
定価:968円(税込)
判型:文庫判
ページ数:368P
発売:2025年6月10日(火)
ISBN:978-4-19-895027-9
商品ページ:
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b663427.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/419895027X
古代史ものの復興の切っ掛けを作ったのは、
間違いなく本書『孤鷹の天』である。
――末國善己(文芸評論家)
阿倍上皇派と大炊帝(おおいてい)派の対立は激化し、ついに藤原仲麻呂が挙兵するも敗北。斐麻呂が慕う桑原雄依(くわはらのおより)は、仏教派に寝返った高丘比良麻呂(たかおかのひらまろ)暗殺を企てるが失敗し斬刑となる。大学寮は閉寮となり斐麻呂は出奔。奴から紀朝臣(きのあそん)姓を賜り良戸(りょうこ)となった赤土(あかつち)との距離は離れていく。雄依の親友、佐伯上信(さえきのうわしな)は義に殉じた親友の志を胸に、淡路へ流された大炊帝を奉じ戦いに臨む。彼らの義はどこへ向かうのか。
■西村京太郎『日本列島殺意の旅』

タイトル:日本列島殺意の旅
著者:西村京太郎
定価:902円(税込)
判型:文庫判
ページ数:384P
発売:2025年6月10日(火)
ISBN:978-4-19-895028-6
商品ページ:
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b663778.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198950288
連続転落事件は幽霊の仕業!?
盛岡、伊東、高山、福井、南紀…
巨匠のトラベル・ミステリー傑作集
岩手・盛岡の奥座敷と呼ばれる繫(つなぎ)温泉。御所湖にかかる繫大橋に若い美女の幽霊が出て、通りかかる男に声をかけるという噂が。その幽霊を見たいという酔狂な客が、あいついで橋から転落して溺死した。さらに十津川警部のかつての同僚が三人目の犠牲者に! 事故か殺人か? 十津川と亀井は盛岡に向かった!「恐怖の橋 つなぎ大橋」他、全国各地を舞台に十津川班の活躍を描く五篇を収録。
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