公的保険外リハビリテーションサービスを８月より提供開始

～病後など個々の状態に応じた最適なリハビリで日常生活への早期復帰をサポート～

東急

2023年7月28日 14時00分

東急株式会社（本社：東京都渋谷区、取締役社長：堀江　正博、以下「東急」）と東急スポーツシステム株式会社（本社：東京都渋谷区、取締役社長：佐藤悠歩、以下「ＴＳＳ」）は、東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座（主任教授：安保　雅博（医学博士）、以下「慈恵医大リハビリ科」）の協力により２０２３年８月から、ＴＳＳが運営するフィットネスクラブ「アトリオドゥーエネクスト」のたまプラーザ店および武蔵小山店内で、臨床経験を持った理学療法士による公的保険外のリハビリテーションサービス（以下「本サービス」）の提供を開始します。東急の企業立病院である東急病院における医療相談とも連携することにより、利用者の健康状態に合わせた最適なリハビリテーションサービスの提供を目指します。

２０１９年１２月に「脳卒中・循環器病対策基本法」が施行されるなど、国民の死亡および要介護の主要な原因となる脳卒中などの循環器病への対策が課題となっています。また、循環器病などの病後のリハビリテーションに関し、公的保険の範囲内では十分な回復が図れなかった方が、リハビリテーションを継続するための施設やサービスが不足している「リハビリ難民」問題も指摘されています。

こうしたリハビリ難民の課題解決に貢献するサービスとして、東急・東急スポーツシステムと慈恵医大リハビリ科は２０２２年１０月から本サービスの実証実験を行っていましたが、一定の成果が得られたため事業化することを決定しました。東急病院とも連携し、医療保険所定のリハビリテーション日数を終えた方や機能維持・介護予防を行いたい高齢者の方に対して公的保険外のリハビリテーションサービスをシームレスに提供することにより、介護予防、健康寿命延伸に貢献します。

本サービスは、フィットネスクラブを活用することで、一般的なリハビリテーション施設にはないプールやマシンジムなどの設備を利用したプログラムが可能です。また、慈恵医大リハビリ科と連携することで、リハビリテーション医学の高度な知見を持つアカデミアの協力および大学病院での臨床経験を持った理学療法士の指導を取り入れ、質の高いリハビリテーションを提供します。

今後も東急は、さまざまなサービスを通じて地域の皆様の健康増進、健康寿命延伸に貢献し、人生１００年時代においても生涯を通じて心身が健康で自分らしく活き活きできるウェルビーイングな沿線の実現を目指していきます。

詳細は別紙の通りです。　