ケーブルテレビ事業者向けローカル5Gソリューションの商用化に向けた検討を開始
古河電工のPONシステム(※1)とシャープのローカル5Gシステムが連携集合住宅などに、設備投資を抑え省スペースで高速・大容量の無線通信環境を構築可能
古河電気工業株式会社(以下、古河電工)とシャープ株式会社(以下、シャープ)は、集合住宅などに、設備投資を抑え省スペースで高速・大容量の無線通信環境を構築できる、ケーブルテレビ(以下、CATV)事業者向けローカル5Gソリューションの商用化に向けた検討を開始します。2023年中のソリューション提供開始を目指します。
本ソリューションは、CATV事業者への豊富な納入実績を持つ古河電工のPONシステムと、さまざまな5G機器を手がけ、5G技術に強みを持つシャープのローカル5Gシステムが連携。CATV事業者が保有する既設ネットワークの活用により、光ファイバを各住戸まで配線することが困難な集合住宅でも、設備投資を抑えて高速・大容量の無線通信環境を構築することができます。また、古河電工が開発するONU(※3)とシャープが開発するローカル5G基地局を一体化することで、スペースが限られる集合住宅での設置性が向上。各住戸に専用端末を設置すれば、高速・大容量の通信サービスが提供可能となります。古河電工とシャープは、今後も両社の強みを活かして、ローカル5Gを利用したCATV事業者の新サービス創出に貢献してまいります。
なお、2022年7月28日(木)から29日(金)に東京国際フォーラムで開催される「ケーブル技術ショー2022(※4)」の古河電工ブースにて、本ソリューションを参考出展いたします。
■ 各社の概要
<古河電気工業株式会社>
・代表者:代表取締役社長 小林敬一
・所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号
<シャープ株式会社>
・代表者:代表取締役社長 呉柏勲
・所在地:大阪府堺市堺区匠町1番地
※1 PONシステム:Passive Optical Network。通信事業者の機械室と加入者間が光ファイバと光信号分配器のみで構成されたシステム。
※2 OLT : Optical Line Terminal。光回線終端装置。通信事業者の機械室に設置する、加入者からの光信号を処理する装置。
※3 ONU : Optical Network Unit。加入者側光端末装置。加入者宅または無線基地局に設置する光電気変換装置。
※4 詳しくはこちらのサイト(https://www.catv-f.com/)をご覧ください。
※ ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。
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【プレスリリース全文】
https://corporate.jp.sharp/news/220725-a.html
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