【横浜にぎわい座】横浜にぎわい座は2022年4月に20周年を迎えました。これからも皆さまと共に歩んでまいります。
横浜にぎわい座の紹介と6月興行のご案内
- 横浜にぎわい座
かつて寄席や芝居小屋が立ち並び、連日華やいだ横浜の町。明治35年には伊勢佐木町に6軒の劇場と13軒の寄席があったという記録が残るなど、横浜は寄席や芝居小屋でたいそう賑わいました。
落語の寄席としては正月や人気興行の時には千人を越える観客を収容したと伝わる新富亭、浪曲の寄席としては「関東一の寄席」とたたえられた寿亭が伊勢佐木町にありました。
興行街としても栄えた横浜の伝統を今に受け継ぎ、新しい芸能を生み出す憩いとにぎわいの場として、横浜にぎわい座は、横浜待望の寄席として2002(平成14)年4月、野毛に誕生。開館以来、数多くのお客様やご出演の皆さまに支えていただきながら、おかげさまで日々たくさんの公演を開催してまいりました。
2022(令和4)年4月に20周年を迎えた当館は大衆芸能の専門施設として、これからも皆さまと共に歩んでまいります。
- 歴代館長のご紹介
初代館長 玉置 宏(たまおき・ひろし)
名司会者、演芸愛好家として知られる初代館長・玉置宏は東京落語だけでなく、上方落語の定期公演や漫才などの諸芸の公演も積極的に行うことを、当館の特色として定着させることに尽力。また「名作落語の夕べ」公演では洒脱な話術を生かした司会で好評を博しました。
二代目館長 桂 歌丸(かつら・うたまる)
落語界の第一人者であった二代目館長・桂歌丸は名作といわれながらも口演映像が少ない三遊亭圓朝作品を演じる独演会を当館で行い、「怪談牡丹燈籠」「真景累ヶ淵」などはその高座をCD、DVD化して後世に至芸を残し、当館が落語ファン、演芸ファンに認知される功績を残しました。
三代目館長 布目 英一(ぬのめ・えいいち)
現館長を務める布目英一は創設時より横浜にぎわい座の公演制作に携わり、横浜にぎわい座チーフプロデューサーを務めてきました。令和元年7月1日に3代目館長に就任。演芸研究家としても活動し、文化庁芸術祭審査員や芸術選奨推薦委員などを歴任する、大衆芸能に造詣が深い専門家です。
玉置宏初代館長、桂歌丸二代目館長の理念を踏襲しつつ、より多くのお客様に親しんでいただける演芸場づくりに尽力してまいります。
《6月興行のご案内》
横浜にぎわい座では、魅力あふれる多彩な公演を開催しています。
- 毎月1日から15日まで、バラエティに富んだ自主公演を連日開催
- 大衆芸能の専門館として、落語をはじめ、講談、浪曲、太神楽、漫才、紙切りなど多種多様な芸をお楽しみいただけます。
- 若手演者研鑽の場「登竜門シリーズin のげシャーレ」を年間通じて開催
▊横浜にぎわい寄席
毎月1日〜7日に開催している「横浜にぎわい寄席」は、落語、講談、浪曲を中心に、曲芸、奇術、漫才などの色物をはさんだ「寄席形式」の公演です。一般社団法人落語協会と公益社団法人落語芸術協会による合同公演で、2つの協会に所属する芸人が日替わりで登場します。
開催日時 毎月1日〜7日 14:00開演(13:30開場)※約2時間
会場 横浜にぎわい座 芸能ホール
料金 全席指定 一般:2,900円
シニア(65歳以上):2,800円
学生(高校生以上):1,600円
こども(中学生以下):1,100円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴の方1名様まで同料金):1,600円
※仲入り後割引サービス:当日仲入り(休憩)後から、2,100円でお入りいただけます。
▊独演会
春風亭ぴっかり☆改メ蝶花楼桃花真打昇進披露公演も!
落語、浪曲、講談の第一人者と今後その業界を背負って立つとみなされる演者を選りすぐっています。
※各公演の詳細は「横浜にぎわい座」ウェブサイトをご覧ください。
※好評につき完売の節はご了承ください。
https://nigiwaiza.yafjp.org/
《ピックアップ》
にぎわい座 志ん輔三昧〜唄う三席
唄う三席をテーマに、古今亭志ん輔が「稽古屋」「妾馬」「唐茄子屋政談」を口演。いずれも唄が入ります。江戸前の落語とともに朗らかな唄声をお楽しみください。
開催日時 2022年6月11日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場 横浜にぎわい座 芸能ホール
出演・内容 古今亭志ん輔「稽古屋」「妾馬」「唐茄子屋政談」
料金 全席指定 3,200円
https://nigiwaiza.yafjp.org/perform/archives/24036
立川生志落語会 ひとりブタじゃん
RKB毎日放送『立川生志金サイト』で絶賛オンエア中の新作ニュース落語を選りすぐって口演。古典落語もご期待を!
開催日時 2022年6月14日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場 横浜にぎわい座 芸能ホール
出演 立川生志
料金 全席指定 3,200円
https://nigiwaiza.yafjp.org/perform/archives/24045
▊二人会
落語と浪曲、古典と新作が一度に両方味わえる
第二回 天どん・太福ふたり会「これは美味い!」
落語家・三遊亭天どんと浪曲師・玉川太福による芸種を超えての競演。
「新作」と「古典」二刀流の二人が生み出す、笑いと感動をぜひご堪能ください。
お2人の軽快なトーク「新作派はつらいよ」もお楽しみに!
開催日時 2022年6月15日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場 横浜にぎわい座 芸能ホール
出演・内容 三遊亭天どん 落語「つゆ待ち傘」、ほか古典一席
玉川太福 浪曲「死神」(脚本・稲田和浩)、ほか新作一席
曲師・玉川みね子
料金 全席指定 3,200円
https://nigiwaiza.yafjp.org/perform/archives/24053
▊登竜門シリーズ in のげシャーレ〈のげシャーレ(小ホール)公演〉
横浜にぎわい座では、2002(平成14)年の開館以来、若手噺家の研鑽と飛躍のための機会を提供する場を設けており、2010(平成22)年からは「登竜門シリーズ in のげシャーレ」をスタートしました。若手芸人のチャレンジの場として、芸能ホールでの独演会開催へのステップアップを目指すシリーズで、独創性のある企画・ネタにチャレンジできるため、研究・実験の場となっています。
一龍斎貞鏡勉強会〜八代目貞山十種に挑む~
八代目一龍斎貞山が得意とした、真心を描き、心洗われる十演目を選定。
今回は、その中から「赤穂義士銘々伝 前原伊助」、「大岡政談」を口演します。
開催日時 2022年6月18日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場 横浜にぎわい座 のげシャーレ(小ホール)
出演・内容 一龍斎貞鏡「赤穂義士銘々伝 前原伊助」「大岡政談」
料金 全席指定 前売2,600円、当日3,100円
※未就学児入場不可
https://nigiwaiza.yafjp.org/perform/archives/24057
第九回 東家一太郎 うたって語って桜木町
町火消し、に組のまとい持ち三次の活躍と後日談を描く二篇「大井川の義侠」「音羽屋格子」。殿中刃傷から内匠頭切腹までを描く忠臣蔵発端の物語「殿中でござる」を口演!東家一太郎と東家美による、浪曲と三味線の絶妙な掛け合いでお楽しみを。
開催日時 2022年6月19日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場 横浜にぎわい座 のげシャーレ(小ホール)
出演・内容 東家一太郎、曲師・東家美
野狐三次連続口演第五弾・「大井川の義俠」「音羽屋格子」
「殿中でござる」
料金 指定席 前売1,600円、当日2,100円
※未就学児入場不可
https://nigiwaiza.yafjp.org/perform/archives/24064
【チケットのご購入・お問合わせ】 横浜にぎわい座(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団) Tel. 045-231-2515 *電話受付時間 10:00〜19:00/休館日:6月22日(水)・23日(木)、7月20日(水)・21日(木) *チケットは「横浜にぎわい座」ウェブサイトからもご購入いただけます。(要会員登録/会費無料) https://nigiwaiza.yafjp.org/ |
【感染症対策】
●横浜にぎわい座では、横浜市の感染症対策ガイドラインに沿った収容人数でチケットを販売します。現在、前後左右の座席を一席空けずに販売しています。
●検温、手指消毒、マスク着用をお願いします。マスクを着用いただいていないお客様はご入場いただけません。
●以下の方のご入館はご遠慮ください。
*発熱(37.5℃を目安)又は風邪の症状がある方
*新型コロナウイルス感染症陽性とされた方、および当該者との濃厚接触がある方
*過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域へ渡航された方、および当該在住者との濃厚接触がある方
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