3月2日に英ロンドン・O2アリーナで開催されるブリット・アワードにてRAYE（レイ）が史上最多の７部門ノミネート！

アルバム『My 21st Century Blues』のリリース1周年を記念して大ヒット曲「Escapism.」のリミックスを新たにリリース

The Orchard Japan

2024年2月5日 17時00分

photo by Callum Walker Hutchinson

3月2日に英ロンドンのO2アリーナで開催される、英国最大級の音楽の祭典とも言われるブリット・アワード 2024（正式名称：BRIT Awards 2024 with Mastercard）にて、“奇跡の歌姫”RAYEが7部門にノミネートされた。

RAYEがノミネートされた7部門

アーティスト・オブ・ザ・イヤー

アルバム・オブ・ザ・イヤー / 『My 21st Century Blues』

ソング・オブ・ザ・イヤー / Raye featuring 070 Shake「Escapism」

ソング・オブ・ザ・イヤー / Cassö, Raye and D-Block Europe「Prada (MoS)」

ベスト・ニュー・アーティスト

ベスト・ポップ・アクト

ベスト R&B アクト

これまで最多ノミネートだったクレイグ・デイヴィッド、ゴリラズ、そしてロビー・ウィリアムスの６部門を抜いて、RAYEは７部門でノミネート。ブリット・アワード史上最多ノミネートアーティストの新記録保持者となった。

トップの座に躍り出るまで、さまざまなアーティストに楽曲を提供し、長きにわたって下積みを続け紆余曲折の旅をしてきたRAYE。2023年1月、米ラッパー/シンガーの070 Shake（オー・セヴン・オー・シェイク）をフィーチャリングした楽曲「Escapism.」（エスケイピズム：現実逃避）で、自身初となる全英チャート1位を獲得。異例のロングヒットを記録した同曲は、2023年に女性アーティストによるシングルとしてイギリスで最大の売り上げを記録し、『グローバル・アワード』で「ベスト・ソーシャル・トレンド・ソング」、『アイヴァー・ノヴェロ賞』で「ベスト・コンテンポラリー・ソング」、『AIMインディペンデント・ミュージック・アワード』で「ベスト・インディペンデント・トラック」を受賞。またTikTokのバイラルミュージックチャートでもトップを飾り、最もシャザムのアプリで検索されたポップソングとして全米で８週連続トップに輝いた。

RAYE, 070 Shake 「Escapism.」

10年の歳月を掛けて制作された、RAYEのインディペンデントアーティストとしてのデビュー作『My 21st Century Blues』は2023年２月にリリースされ、見事にUKアルバム・チャート2位を記録した。即座に世界に衝撃をもたらしたアルバムには、性的虐待、性的暴行、身体醜形障害、依存症、女性蔑視から、さらには気候変動まで、音楽業界における自身の辛い体験を基に綴られた女性賛歌が収録され、逆境に直面し、乗り越えてきた人々に捧げられている。

昨年10月には、９月に開催されたロンドンの名門ロイヤル・アルバート・ホールでの一夜限りのライブを収録したアルバム『RAYE With The Heritage Orchestra - My 21st Century Symphony – Live At The Royal Albert Hall』を発表。更に今年１月には、同ライブが映像化されBBC Oneで放送された。先日、3月15日に一夜限りのライブ『My 21st Century Symphony Live At The O2 London』を開催すると発表。この最大2万人収容とされるO2アリーナでのライブチケットは、わずか24時間で完売。4月には、米コーチェラ・フェスティバル 2024に登場する。

Oscar Winning Tears. (Live at the Royal Albert Hall)