10月28日(月) AndTech WEBオンライン「フッ素フリーで撥水/撥油表面を作製するための指針と実例 ~ぬれ性の基礎、評価技術~」Zoomセミナー講座を開講予定
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門/上級主任研究員 博士(工学) 穂積 篤 氏 にご講演をいただきます。
長鎖フッ素化合物を用いない撥水・撥油処理の開発が様々な産業分野で喫緊の課題となっています。本セミナーでは、優れた液滴(特に油)の滑落性を示すフッ素フリーな撥水・撥油表面の設計指針について、実例を挙げながらわかりやすく解説します。
本講座は、22024年10月28日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ef6e7d5-b3a9-6ae8-82a2-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:フッ素フリーで撥水/撥油表面を作製するための指針と実例 ~ぬれ性の基礎、評価技術~
開催日時:2024年10月28日(月) 13:30-17:30
参 加 費:45,100円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ef6e7d5-b3a9-6ae8-82a2-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門/上級主任研究員 博士(工学) 穂積 篤 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
・ぬれ性に関する基礎的な知識/理論
・ぬれ性評価技術(静的/動的接触角、接触角ヒステリシス、滑落角)の正しい知識
・フッ素化合物を用いずに、それと同等の撥水性、撥油性、防汚性、難付着性を有する表面・界面を作るための技術情報
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
【講演主旨】
これまで、固体表面のぬれ性(撥水性や撥油性)は、静的な(見かけの)接触角の大小で評価されてきました。しかし、静的な接触角が同じでも、表面状態によって液滴は異なった動的挙動を示します。本セミナーでは、実用上、重要となる動的なぬれ性(前進/後退接触角、ヒステリシス、滑落角)についての理解と取得を目指します。また、最新の撥水・撥油、防汚処理技術について国内外の最新の研究開発動向と、フッ素フリーで撥水・撥油性、防汚表面を得るための設計指針について演者らの実例を挙げながら分かりやすく詳細に解説します。
【プログラム】
1. ぬれの基礎
1.1 Youngの式
1.2 表面張力の定義と各種測定方法
1.3 表面自由エネルギーとは?
1.4 Cassieの式(凹凸表面におけるぬれ)
1.5 Wenzelの式(複合表面におけるぬれ)
1.6 CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
1.7 既存理論を否定する研究事例
1.8 3相接触線の重要性
1.9 これまでのぬれ性評価法とその課題
1.10 静的接触角とぬれ性との関係
2. 動的ぬれ性
2.1 動的ぬれ性とは?
2.2 動的ぬれ性制御の重要性
2.3 動的接触角(前進/後退接触角)の定義と近年の役割
2.4 動的接触角の各種測定方法
2.5 接触角ヒステリシスの定義と発生原因
2.6 身近な高/低接触角ヒステリシス表面の事例
2.7 接触角ヒステリシス制御に関するこれまでの研究
2.8 接触角ヒステリシスを抑制するための指針
2.9 接触角ヒステリシスと滑落性の関係(Kawasaki/Furmidgeの式)
2.10 低接触角ヒステリシス表面の特長
3. 撥水/撥油処理の最新研究開発動向
3.1 バイオミメティクス(生物模倣技術)
3.2 超撥水/撥油性を得るための表面設計指針
3.3 これまでの超撥水/撥油表面の問題点と課題
3.4 耐久性を向上させるためのコンセプトと研究事例
3.5 最近の超撥水/撥油性の定義
3.6 超撥水/撥油処理の最新研究開発動向
3.7 液体含有表面:SLIPS(Slippery Liquid-Infused Porous Surfaces)の特徴・設計・課題
4. フッ素フリー撥水/撥油/難付着処理
4.1フッ素フリー撥水/撥油処理の最新研究開発動向
4.2フッ素フリー撥水/撥油性表面の開発事例
4.2.1 CVD法による単分子膜の作製方法とその特徴
4.2.2 ゾルゲル法による有機-無機ハイブリッド皮膜の作製方法とその特徴
4.2.3 オルガノゲルを利用した難付着性表面の作製方法とその特徴
5. 現状の課題と最近のトピックス
質疑応答
【講演の最大のPRポイント】
長鎖フッ素化合物を用いない撥水・撥油処理の開発が様々な産業分野で喫緊の課題となっています。本セミナーでは、優れた液滴(特に油)の滑落性を示すフッ素フリーな撥水・撥油表面の設計指針について、実例を挙げながらわかりやすく解説します。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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