楽天、「楽天市場」、「楽天トラベル」、「ラクマ」における「ヒット番付 改元イヤー番外編」を発表
- 各サービスの検索データ・出品数から、「改元」に伴う消費トレンドを予測 –
《 楽天市場 ヒット番付 改元イヤー番外編 》
▼「楽天市場 ヒット番付 改元イヤー番外編」トピックス
・改元をきっかけに新しい自分、新しい環境を模索する「きっかけ消費」
・「超大型」連休を楽しむためのグッズを準備する「スーパー連休」
・皇室・元号への興味・関心の高まりによる「ネオ皇室ブーム」
・ポスト改元の2020年の動向に早くも期待、「次世代学習消費」「“超”スポーツ特需」
● 東の横綱 ｜ きっかけ消費
新年を迎える際に新しいことを始める人が多いように、改元をきっかけに新しい自分になりたい、新しいことにチャレンジしたいという気持ちを抱く人は多いようです。「楽天市場」では、身体を引き締めるダンベル・フィットネス器具などの筋トレグッズ、新たな習い事のためのギター・釣り用品・ゴルフ用品などの趣味用品の売上が好調です。また、改元を機に引っ越す人も増えることが予想され、家具の需要も高まっています。
【「楽天市場」における売上の前年同月比】
(2019年1月1日～2月10日の「楽天市場」における検索数の前年同期比)
▶︎ ダンベル ： + 28 %
▶︎ ローソファ ： + 31 %
ダンベル
●西の横綱 ｜ スーパー連休
2019年のゴールデンウィークは、皇太子さまの新天皇即位に伴い、5月1日が祝日になることなどから、稀にみる「超大型」連休となります。そこで、超大型連休だからこそできる過ごし方に注目が集まり、旅行グッズはもちろんのこと、テントやカーナビなどアウトドアグッズ、また帰省土産にぴったりのグルメに人気が集まっています。
【「楽天市場」における検索数の前年同月比】
(2019年1月1日～2月10日の「楽天市場」における検索数の前年同期比)
▶︎ 車中泊マットレス ： + 11 %
▶︎ トラベルポーチ ： + 20 %
車中泊マットレス
● 東の期待株 ｜ 次世代学習消費
来年の学習指導要領の改定に伴い、プログラミング教育や英語教育に注目が集まっています。「楽天市場」では子供を持つ親を中心に、プログラミングや英語を意識した教育や、自己学習への関心が高まることを予測しています。幼いころから基礎力を養うようなおもちゃへの関心の高まりを受け、知育玩具の進化が続き、「楽天市場」内の商品数も増加傾向にあります。
【「楽天市場」における検索数の前年同月比】
(2019年1月1日～2月10日の「楽天市場」における検索数の前年同期比)
▶︎ プログラミング ： + 3233 %
▶︎ 知育玩具 ： + 33 %
知育玩具
● 西の期待株 ｜ “超”スポーツ特需
日本列島がスポーツで湧いた2018年に続き、大きなスポーツイベントを数多く控えた今年から来年にかけ、スポーツのさらなる盛り上がりが期待できそうです。近年では、スポーツの観戦スタイルが多様化しており、友人とユニフォームなどを揃えて着用し、カジュアルに観戦時間を楽しむ人が増えています。また、世界的に注目されているe-sportの関連グッズとして、「楽天市場」ではゲーミングマウスの取り扱いも急増しています。
【「楽天市場」における検索数の前年同月比】
(2019年1月1日～2月10日の「楽天市場」における検索数の前年同期比)
▶︎ ゲーミング○○ ： + 104 %
▶︎ ユニフォーム ： + 35 %
ゲーミング○○
《 楽天トラベル ヒット番付 改元イヤー番外編 》
2019年のゴールデンウィークは、皇太子さまの新天皇即位に伴い、5月1日（水）が祝日になることなどから、「超大型」の10連休となります。また、4月1日（月）からすべての企業でルールが適応される｢有休義務化」も重なり、2019年は『超大型連休旅行元年』となりそうです。また近年、旅先を選ぶ際、いかに写真「映え」するかを基準にする旅行者が増加傾向にあります。さらに、そのトレンドは写真「映え」からムービー「映え」に進化しています。加えて、旅行者の新たな動向としては、旅先の目的地を、観光拠点ではなく、宿泊する「ホテル」と考える傾向も強まっています。今年は、新元号初のアニバーサリーを旅先でお祝いするなど、いつもより贅沢な記念日旅行の増加が期待されます。
《 ラクマ ヒット番付 改元イヤー番外編 》
▼「ラクマ ヒット番付 改元イヤー番外編」総評
平成を代表するファッショントレンド、ストリートカルチャーがフリマアプリを通じて親世代から子世代へと継承される「親子二世代継承取引」と、平成に初登場したファストファッションとラグジュアリーブランドをミックスする「一点豪華ファッション」が東西の横綱となりました。厚底ブーツの好調な売れ行きから読み取る「ギャルブームの再来」や、動画や音楽などのコンテンツをより自分の世界に入り込んで楽しむための「ポータブル劇場」消費などの期待株にも注目です。
▼「ラクマ ヒット番付 改元イヤー番外編」詳細
※2019年2月時点の累積出品数の前年同期比を抽出
● 東の横綱 ｜ 親子2世代継承取引
平成を代表するファッショントレンドであるストリートカルチャー。「Supreme」、「STUSSY」などのストリートブランドやハイテクスニーカーなど、平成初期にブームとなったファッションの人気が若者を中心に再燃したことで、親世代が10‐20代の頃に購入したストリートブランドを、現代の若者がラクマ上で買い求める現象が起きています。
▶︎ 「STUSSY」： + 10 %
▶︎ ウエストポーチ： + 120 %
● 西の横綱 ｜ 一点豪華ファッション
「ラクマ」の人気ブランドランキングでは、平成の時代に登場したファストファッションブランドと、多くの人の憧れであるラグジュアリーブランドの両方が上位にランクインしています。このことから、消費者がファストファッションとラグジュアリーブランドのアイテムを賢く組み合わせたコーディネートを楽しんでいることが分かります。シーンに合わせて上手にファッションを楽しむ“コスパ重視”の傾向は、今後も続くと予想されます。
▶︎ 「ユニクロ」： + 53 %
▶︎ 「シャネル」： + 42 %
● 東の大関 ｜ 2.5次元ブーム
アニメ、ゲーム、声優、絵師など様々なエンターテイメントをきっかけに、「2.5次元ミュージカル」が女性の間で大ブームとなっています。自分が応援するミュージカル俳優以外のグッズを手に入れた時などに、その商品をラクマで出品するユーザーが多く見られます。
▶︎ 「刀剣乱舞」 缶バッジ： + 110 %
▶︎ 「ミュージカル テニスの王子様」： + 100 %
● 西の大関 ｜ 安近短ライブ
特定のアイドルやアーティストのファングッズを手に入れるために、フリマアプリを活用する方は増えています。特に、ライブ会場グッズや、後日ライブ映像を楽しむツールとしてのペンライトは、当日参加できなかったファンからの需要が高いようです。自宅や貸スペースなどで、ファン同士で集まってライブ鑑賞会を行う際などにも使われています。
▶︎ ライブタオル： + 69 %
▶︎ ペンライト： + 100 %
● 東の関脇 ｜ 自己実現消費
平成に登場したSNSの影響で、「写真映え」を考えることが当たり前の時代となりました。より良い写りを目指して、スマートフォンのカメラの補助ツールや本格的なカメラの需要が高まっています。大人の先輩カメラマンが出品した中古品を、10代のカメラ初心者が購入するという消費傾向も広がっています。
▶︎ 一眼レフカメラ： + 57 %
▶︎ カメラ三脚： + 100 %
● 西の関脇 ｜ 平成終焉特需
昭和から平成への改元時に、当時の小渕元官房長官が記者会見で掲げた新元号「平成」の書をプリントしたクリアファイルや、「平成最後の新米」など、平成を記念するアイテムの需要が高まっています。5月1日を目前に、まだまだブームは続きそうです。
▶︎ 平成クリアファイル
▶︎ 平成最後の新米（平成30年度に収穫した新米）
※去年存在しなかった商品であるため、伸び率は測定不能
● 東の期待株 ｜ ギャルブームの再来
平成に一世を風靡したギャル雑誌「egg」は、2019年初めにTwitter上での要望を受け、復刊が決定しました。また、人気モデルが手掛けるギャルカルチャーを体現したファッションブランドも人気の兆しを見せており、ギャルブームが再燃すると予想されます。ギャルブーム時に人気を集めた「厚底ブーツ」は1年間で出品数が1.6倍増となっています。
▶︎ ギャル雑誌： + 24 %
▶︎ 厚底ブーツ： + 60 %
● 西の期待株 ｜ ポータブル劇場
スマホの通信速度の向上やデータ通信定額制度の定着に伴い、スマホを使って自宅に限らずいつでもどこでもで好きなコンテンツを楽しめるようになりました。今後は、コンテンツのより自由な楽しみ方を可能にする小型のプロジェクターやモバイルスピーカー、映画館さながらのポップコーンが作れるポップコーンメーカーなどのヒットが期待できます。
▶︎ 小型プロジェクター： + 450 %
▶︎ ポップコーンメーカー： + 60 %
【「ヒット番付 改元イヤー番外編」について】
https://event.rakuten.co.jp/rankingyearly/banduke/190301/
■ページ開設日時： 3月1日（金）10：00
■企画内容：
楽天では毎年、「楽天市場」の購買データ分析を根拠に、一年の消費動向や社会情勢を振り返り、その年を象徴するキーワードを「楽天市場 ヒット番付」として発表しています。今年は、5月に新天皇即位に伴う新元号の施行を控えた一年であることから、「改元」に伴う消費トレンドを予測し発表しました。また、「楽天市場 ヒット番付 改元イヤー番外編」に加え、楽天の運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」とフリーマーケットアプリ「ラクマ」からも、同番付形式で「改元」に伴う消費トレンド予測を発表し発表しています。
以 上
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