JR東日本と弘前大学・東北大学・信州大学は大学横断特別講義を開講します
〇JR東日本は、東日本エリア内の複数の大学において「JR東日本寄附講座」を開講しています。観光を通じて地域課題を解決し持続可能な地域づくりを自律的に遂行できるマネジメント人材の育成・確保と、地域の皆様との連携強化を目的として実施しています。 〇この度、JR東日本と国立大学法人弘前大学(以下、弘前大学)、国立大学法人東北大学(以下、東北大学)、国立大学法人信州大学(以下、信州大学)は、観光を通じて地域課題を解決することの可能性を広げるためJR東日本寄附講座の一環として、8月21日に大学横断特別講義を開講します。今回、大学横断特別講義として初めて一般の皆さまも対象として開講します。 〇本講義は、JR東日本寄附講座の一環として開講され、観光に関する各大学や地域の取り組みを相互に紹介するとともに、3大学の教授によるパネルディスカッションを実施します。ぜひ、ご視聴ください。 |
1 開催概要
開催日時:8月21日(水)12:40 ~ 14:10
開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)開催
2 講師
弘前大学 森 樹男 教授
西谷 雷佐 氏 ※弘前大学で講義を担当
(株式会社インアウトバウンド東北 代表取締役)
東北大学 吉田 浩 教授
信州大学 林 靖人 教授
3 内容
弘前大学で開講されている「観光基礎論」の1コマを、東北大学・信州大学との連携による外部参加型の大学横断特別授業として実施します。
■第1部:各大学からのイントロダクション
(大学や地域による観光に関する取り組み紹介等を行います。)
■第2部:パネルディスカッション
「これからの『観光のトレンド』とその実現に必要なこと(もの)~ポストコロナの東北・信州の観光~」(各大学の講師陣によるパネルディスカッションを行います。)
■質疑応答
4 参加対象及び参加定員
■参加対象 観光を通じた地域課題解決や持続可能な地域づくりについて関心がある学生、観光事業関係者、交通事業関係者、自治体関係者、大学関係者 等
■参加定員 500名
※参加対象は弘前大学、東北大学、信州大学の学生に限りません。
※参加定員に達した時点で、ウェビナーへの新規入室ができなくなります。
5 参加方法
以下のリンクよりご参加ください。
聴講用Zoomウェビナーリンクはこちら⇒ https://jreast-co-jp.zoom.us/j/86782824076
※12:30から入室可能です。
※参加費は無料です。
※通信費などの諸費用は、参加される方のご負担となります。
6 大学横断特別授業開講の目的
〇弘前大学、東北大学、信州大学では観光について学びを深めるJR東日本寄附講座を実施しています。その中でも信州大学とJR東日本長野支社では昨年度よりJR東日本寄附講座開講校の連携を深める取り組みを行っており、昨年度は他の開講校との相互授業を実施しました。
〇本大学横断特別講義を通して、これからの観光に必要なこと(もの)について理解を深めていただくとともに、学生と地域が連携し、観光を通じて地域課題を解決することの可能性の大きさを知っていただく機会にしたいと考えています。また、産学官民連携で新たな取り組みを生み出すきっかけとなることを期待し開講します。
参考(講師紹介)
弘前大学 森 樹男 教授
1966年富山県高岡市生。2003年に弘前大学人文社会科学部(当時は人文学部)に着任。専門は経営学、特に国際経営論。現在は、大学院地域社会研究科長や地域創生本部地域創生推進室副室長などを兼務。その傍ら、 観光系の授業の開発を行い、弘前大学観光マイスタープログラムを実施している。また、青森県総合計画審議会や津軽海峡交流圏ラムダ作戦会議(青森県設置の会議)をはじめ、青森県や県内自治体などの委員会委員を務めている。 |
株式会社インアウトバウンド東北
代表取締役 西谷 雷佐 氏
【観光編集力で東北を訪れる世界中の人々を増やし、地域と繋ぐ】 2012年、着地型観光に特化した「たびすけ」を創業。「短命県体験ツアー青森県がお前をKILL」等、地域の暮らしぶりに注目したツアーを多数企画実施。2018年、インバウンド事業に特化した「インアウトバウンド仙台・松島(DMO法人第20065号・第2種旅行業)」を創業。自身もガイドとして訪日旅客のアテンドを行う。2020年よりAdventure Travelに注力。商品はAdventure Travel World Summit 2021北海道オフィシャルエキスカーション(全国5本)に選出され、JNTOのwebサイト(Japan Adventure)にも掲載。2022 年、“歩く旅”に特化した「歩く東北研究所」を設立、副代表に就任。全国でサスティナブル/アドベンチャーをテーマとした講演や研修を行い、地域資源を活用したツアー造成、ガイド育成等のコンサルティングにも取り組んでいる。 |
東北大学 吉田 浩 教授
東北大学経済学研究科教授。高齢経済社会研究センター長。2017年よりJR寄附講座「ツーリズムとインバウンドの経済学Ⅰ・Ⅱ」主任教授を担当。仙台市交流人口拡大推進検討会議(宿泊税検討)会長。「東北6県の主要観光地に対する消費者の意向に関する分析」『東北自治』Vol.89を執筆。 |
信州大学 林 靖人 教授
信州大学大学院(修士)在学中に信大発ベンチャーを設立。地域資源を活用した新事業創出、企業や行政の戦略/計画策定に従事した後、2008年に信州大学に着任。「感性情報学」を活かして、人の感情喚起や行動を誘発する観光コンテンツづくり、実践的なブランド研究、地方創生促進事業の創出に取り組む。 現在は、副学長業務をはじめ、学内兼業を活かした産学官・地域連携事業、キャリア形成支援、サステナビリティ推進など部局連繋型の新事業創出に取り組む。また、学外では、自治体等の計画策定等も多数関わる。 |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像