【OMO5京都三条 by 星野リゾート】喫茶のルーツから京のおもてなしを感じる「OMOカフェ＆バル」登場｜2024年9月1日～通年

「一服一煎～輪のおもてなし～」をコンセプトに営業開始

星野リゾート

2024年7月29日 12時00分

見る・買う・食べるの「楽しい」がギュッと詰まった「街ナカ」ホテルOMO5京都三条（おも）by 星野リゾートは、「一服一煎～輪のおもてなし～」をコンセプトにした「OMOカフェ&バル」の営業を2024年9月1日より開始します。八寸から着想を得た「スイーツプレート Hassun」や、ゆっくりしたい方もサクッと利用したい方も気軽に楽しめる、ドリンクと干菓子の「一服一煎セット」などを用意します。

背景

喫茶のルーツは室町時代の「一服一銭」という茶売り人と言われています。寺社の門前やその周りに参拝客が多かったため常設の茶屋が現れ、一服を一銭で提供し客をもてなしていました。（＊1）。一服一銭の「銭」の字を「煎」とし、コンセプトにおもてなしの意味を込めました。また、京都は歴史的建造物や老舗、手仕事などの歴史文化や古き良きものを残しつつ、新しいことも取り入れ続ける街です。ご近所さんとともに新しいことに挑戦しながら文化を継承し、輪をつなげていきたいと考え、「一服一煎～輪のおもてなし～」をコンセプトに、本カフェの運営を開始するに至りました。今後、OMO5京都三条の「OMOカフェ&バル」は定番メニューのほかに、季節のイベントや地域とのコラボレーションなどを積極的に行っていきます。

＊1　京都府立歴彩館保管書物「南大門前一服一銭茶売人道覚等連署条々請文」　参照

特徴1　高瀬川のせせらぎを感じるスイーツメニュー「スイーツプレート Hassun」登場

「スイーツプレート Hassun」は、ご近所の「山梨製餡」の抹茶餡を使用した抹茶ピスタチオケーキ
や、さっぱりとした味わいのトマト苺タルト、酸味と苦みの調和がとれた黒豆カシスチョコレートなど、全6種を用意。懐石料理の献立の一つである「八寸」から着想を得ました。懐石料理では八寸を提供する時が、亭主と客が盃（さかずき）を交わし閑談する最もくつろぎのひと時であり、亭主の客を思う気持ちを伝える時であると言われています（＊2）。また、凛とした青色の器は、京都の町の発展を語るのに欠かせない「高瀬川」をイメージし、清水五条に清水焼の窯を構える蘇嶐窯（そりゅうがま）に製作を依頼しました。器を窯で焼く際に、その置く場所によって器の色味の出方が変わることから、川の流れを想起させます。空間やストーリー、器もまるごと楽しむカフェタイムを過ごせます。

＊2　京都老舗料亭「京都吉兆」マドリード・フュージョン「八寸について」　参照

特徴2　気軽にカフェタイムを楽しむ「一服一煎セット」

喫茶の歴史的背景を感じられるように、抹茶やコーヒーなどのドリンク1杯と干菓子がセットになった「一服一煎セット」を提供します。一服一銭の背景の通り500円のワンコインです。抹茶はご近所の老舗抹茶屋「柳桜園茶舗」、コーヒーは小川珈琲の京ブランド食品認定（＊3）を受けた伝統の味わいが楽しめるブレンド、干菓子は老舗和菓子屋「二條若狭屋」より用意しました。ゆっくりしたい方も、サクッとカフェタイムを過ごしたい方も楽しめるメニューです。