ようこそ豊橋市へ!駐日リトアニア共和国大使が市長表敬訪問・磯辺小児童との特別交流会も開催
駐日リトアニア共和国の特命全権大使オーレリウス・ジーカス博士が初めて豊橋市長を訪問され、今年度リトアニア学習に取り組み、「第16回ESD大賞」で優秀賞を受賞した磯辺小学校児童との交流会も行われました。

2026年2月8日(日)、ヨーロッパ北東部の国、リトアニア共和国のオーレリウス・ジーカス駐日特命全権大使が愛知県豊橋市を訪れました。同国パネヴェジス市と「パートナーシティ協定」を結ぶ縁から、長坂尚登市長への表敬訪問に加え、リトアニア学習に取り組む市立磯辺小学校の児童らと交流しました。

リトアニアってどこにあるの??
リトアニアは北ヨーロッパの共和制国家。 西はバルト海に面し、北はラトビア、東はベラルーシ、南はポーランド、南西はロシアの飛び地カリーニングラード州と国境を接しています。
リトアニア共和国との交流~バスケや産業を通じた将来の交流に期待~
豊橋市とリトアニアの交流は、2005年の愛・地球博(愛知万博)を機に市民交流を中心に始まりました。2016年には豊橋市が東京五輪・パラリンピックのホストタウンに登録、2019年にはパネヴェジス市との協定と、スポーツ、教育、文化などの各分野で絆を深めてきました。
今回が二度目の来豊となるジーカス大使は民間大使で、リトアニアの大学で政治学博士号を取得しています。2022年5月に着任し、堪能な日本語で著書「大使が語るリトアニア」も出版しています。
この日も、市役所で大使を迎えた長坂市長と日本語で和やかに語り合いました。
懇談の中で、長坂市長は2025年にパネヴェジス市の教職員が磯辺小学校を視察したことに触れ「今後もお互いの都市やリトアニアとの交流が進むのを楽しみにしています」と期待を寄せました。これに対し大使は、豊橋市の温かい歓迎や、毎年のようにリトアニアのイベントを開催している豊橋市に謝意を示し、「教育、学校関係の交流が進んでいるのが非常にうれしいです」と喜んでいました。
今後の交流については、豊橋をホームタウンにするプロバスケットボールBリーグのチーム(三遠ネオフェニックス)があることから「(豊橋は)バスケットボールチームが強く、バスケが盛んなリトアニアとスポーツを通じた交流ができるのでは。また、パネヴェジス市は産業都市でもあるため、経済的な交流もできたら」と提案。これを受け、長坂市長は、製造業のほか、農業も盛んな豊橋の産業を紹介しました。互いに記念品も贈り合い、さらなる協力関係を誓いました。

大使との特別交流会~豊橋市立磯辺小学校児童~

大使と磯辺小学校児童らの交流会も市役所で行われました。
児童を代表し、2年生と6年生のきょうだいがバイオリンでリトアニアの国歌を奏でると、他の児童たちも小旗を振って大使を歓迎。リトアニア国旗カラーのネクタイで出迎えた稲田恒久校長とともに、心温まるひとときをつくりました。「素晴らしい演奏でした」と大使も感激した様子でした。
磯辺小学校は2025年、パネヴェジス市の教職員らの訪問が縁で、6年生が6月の修学旅行で大阪・関西万博のリトアニアパビリオンを訪問、7月には豊橋市内で開かれたリトアニアフェアに参加し、リトアニア学習の成果を発表しました。
リトアニア語の翻訳者でもある木村文・帯広畜産大学准教授を学校に迎え、児童らがリトアニアの歴史なども学びました。
このリトアニア学習は、NPO法人日本持続発展教育推進フォーラムが持続発展教育の理念に基づき、積極的な実践を行う学校を奨励する「ESⅮ大賞」で優秀賞を受賞しています。
ESD大賞とは?
Education For Sustainable Development(ESD)は、「持続可能な社会の担い手を育む」教育といわれ、持続可能な社会の構築に向けて的確な行動ができる次代を担う人材の育成が重要な課題となっています。
その人材育成のためには、ESD(持続可能な開発のための教育)が学校現場において正しく理解され、さらにそれに基づいた望ましい実践が普及されることが強く求められています。
NPO法人日本持続発展教育推進フォーラムでは、このESDの理念に基づく取り組みを積極的に実践する学校を奨励する「ESD大賞」を毎年実施しており、学校全体での取組み、地域社会とのつながり、地域の特色を活かした実践例などを広く募集します。
大使との和やかな交流、児童の好奇心くすぐる
交流会では、1、2年生と6年生の7人が「万博のリトアニア館でハーブの香りが印象に残りました。その香りから自然に恵まれた国だと感じました」など、これまでの取り組み、感想を大使に直接伝えました。
大使は、児童からのリトアニアに関する質門に丁寧に回答。
<児童>
「通学は歩きですか?」
「バスケの次に人気のあるスポーツは?」
<大使>
「冬は雪がいっぱい積もり、マイナス30度の世界。今の時期(2月)は学校が休みです」
「水泳も人気」「スーパーマーケットには和食コーナーがあります」
と、現地の生きた情報を伝え、児童らの好奇心を刺激しました。
また、児童たちは磯辺小学校が実施している「むくろうキャッププロジェクト」を紹介しました。同小のマスコットキャラクター「むくろう」などが刺繍された帽子をゲストに贈り、ゲストの住むまちの景色とともに撮影した写真を、同小に送ってもらうプロジェクトです。来校したパネヴェジス市の先生からも、子どもが写った写真が届きました。この日、大使にもキャップをプレゼントしました。
交流会は和やかな雰囲気で行われ、大使は児童らにこう述べました。
「文化や経済の交流のほか、大事なのは教育の交流です」
「若い世代がつながることで、平和な世界が生まれるのです」

磯辺小学校はユネスコスクール、ESD推進拠点校として取り組んでいます!
豊橋市は、外国人居住者が2万人(人口の約6%)を超える「国際共生都市・豊橋」であり、そこで暮らす磯辺小児童においては国際理解と共生意識のかんようが求められています。
磯辺小はユネスコスクールとして、国際理解や平和の実現に向けて持続可能な開発のための教育(ESD)を推進するとともに、その推進拠点校として役割を果たすため、実践やその成果を発信、共有に取り組んでいます。
①「パネヴェジス市」ってスラスラ言えるかい?
磯辺小6年生は、いそべ学習(総合的な学習の時間)で「国際理解」「多文化共生」をテーマとした学習に取り組んでおり、修学旅行では大阪・関西万博を訪れ、その学びを深め、広めたいと学習計画を立てました。
児童は万博訪問を機に、豊橋と友好姉妹都市、パートナーシティ協定を結んでいる都市の中で、一番歴史が浅く、知名度も低いパネヴェジス市があるリトアニア共和国について学び、豊橋市の人々にその魅力を発信したいと考えました。
2025年5月、豊橋市役所多文化共生・国際課より講師を招き、リトアニア共和国パネヴェジス市について基礎知識を身につけ、パネヴェジス市の教育局長や小中高の校長はじめ教職員27名が磯辺小を訪問し、授業や給食などを通して、交流を深める機会を得ました。
翌月には、大阪・関西万博のリトアニアパビリオンを訪問し、日本語が堪能なリトアニアのスタッフと、リトアニア語でコミュニケーションを図り、交流を深め、館内に飾られたソダスやそこに漂うハーブの香りなどを通して、リトアニアの伝統・文化を体感しました。
②我らの「むくろう」「むく葉」「むくみ」海を渡る!
海外の人々との交流では、磯辺小マスコットキャラクター「むくろう」たちが刺繍された帽子を相手に贈り、その方々が暮らす「まち」の景色と帽子がともに写る写真を、磯辺小の子どもたちに届けてもらうプロジェクトを企画しました。
写真を通して、磯辺小の子どもたちは、そこに写る海外の人々に親しみを感じ、その暮らしぶりに思いを馳せるようになりました。
※ユネスコスクール公式ウェブサイトより(一部抜粋あり)
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