当たり前のように利用している駅、利用者のホンネは?2023年度版

株式会社ナビット

  • 駅に対するニーズは変化したのか

駅の利用者の満足度はどのようなものなのでしょうか。毎日多くの人が駅を利用していますが、その利用者の方々は駅に対してどんな想いを抱いているのでしょうか。
駅での困りごとは様々です。例えば、混雑したホームや改札、エレベーターやエスカレーターの故障、案内表示のわかりにくさなどが挙げられます。また、トイレや待ち合わせ場所の不便さ、困ったときに、すぐに聞くことができる駅員がいないなど。
この疑問に答えるため、ナビットでは全国の主婦を中心としたモニター会員1000人に前年同様のアンケートを実施しました。テーマは「駅での困りごとについて」です。駅利用者の皆さんが日常的に感じる悩みや不便さについてお聞きしました。

《調査概要》
  調査期間:2023年4月
  サンプル数:男女1000人
  調査方法:インターネット調査


  • 日本中に張り巡らされている鉄道網、利用している?

【調査】
駅をどのくらい利用していますか?(対象者:1000人)

駅をどのくらい利用しているかとの最新の調査では「1年に数回」16.6%、「全く利用していない」15.9%、「1ヶ月に1日程度」15.3%という結果になっています。前年の調査からの数値の変化は微差と言っていい程度の差になっていますが、「全く利用しない」16.2%→15.9%と下がり「1ヶ月に1日程度」16.6%→15.3%と変化しています。前年からの社会的変化としてはコロナ禍からアフターコロナに変わりつつある時期なので駅の利用者が増えたのかもしれません。


  • 約半数が何か困っている

【調査】
駅で困ったことはありますか?(対象者:1000人)

最新の調査では駅で困ったことあるという方が「ある」53.3%と前回より0.8%増え「ない」の46.7%0.8%減るという結果になりました。全体としての満足度は若干落ちているという事がわかります。


  • ユニバーサルデザインになっていない駅

【調査】
駅で一番困るのはどんなときですか?(対象者:1000人)

「乗り換えや出口・トイレなどの案内表示が不十分なとき」17.7%→20.6%2.9%増えています。次に「何か尋ねたいときに、改札やホームに駅員がいないとき」13.2%→14.5%と増えていますね。予算の都合などで無人駅が増えている影響でしょうか。「駅の表示やアナウンスが不十分で、どの電車に乗ればよいかわからないとき」10.4%→10.0%と若干の改善を見せています。駅員を減らす代わりに表示方法が改善されているのでしょうか。


  • 日本人は他人に助けを求めるのが苦手

【調査】
駅で困ったとき、誰に手助けを求めたいですか?(回答数:1185)※対象者:1000人

前年の調査同様に、駅で助けを求めたい人は「駅員」774人と最も多いのですが、前年の789人から15人減少しています。続いて「他人には頼みづらい」が150人と前年同様2番目に入っており、前年の147人から3人増加しています。「警備員」は75人で前年の77人から2人減っています。この調査だけを見ると自分で解決できる方法が増えたように感じます。


  • 駅の改善はあまり進んでいない?

今回のアンケートでは、「駅での改善点や要望は何ですか?」(対象:1000人)という質問をフリー回答で実施しました。
回答の一部を原文のまま掲載いたします。

「無人駅はやめて!どうにも身動きが取れません!!」
「エレベーターやエスカレーターなどの案内版を分かりやすく設置してほしい」
「ホームドアの設置。ホームが狭くなっているところで人とぶつかり線路内に落ちないか心配なので。」


前年のフリー回答と同様にエスカレーターホームドアに対する要望が多かった印象です。また全般的に駅利用に対するマナーの改善要求も多かったです。

  • 進む駅の無人化

コロナ禍による影響や人口減少、都市への人口集中による過疎化など、様々な要因が重なって、駅の無人化が進んでいる現状があります。国土交通省の調査によると、この20年で無人駅が1割増加し、全体の無人駅の割合も50%に迫っています。無人駅の増加に伴い、有人駅の確保が課題となっています。
しかしながら、人件費や駅の維持管理費の削減が求められる中、鉄道各社は駅の利用者の安全と満足を確保するために、様々な対策を行っています。例えば、カメラやセンサーを活用した監視システムの導入や、遠隔での案内サービスの提供などが挙げられます。また、無人化が進む中、一部の駅では新たなビジネスモデルを模索する動きも見られます。地元の食材を活用したお土産や飲食店の出店など、地域に根ざした駅舎の再生に取り組んでいるケースもあります。このような様々な取り組みが、地域の活性化に繋がることを期待したいところです。


  • 「1000人アンケート」とは

「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。

  • 1000人アンケートの特長

1.アシスト機能を使って設問を自分で編集

2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答

3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)

4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能


  • 1000人アンケート価格表

ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!



 ★「1000人アンケート」詳細はこちら★
  https://survey.navit-research.jp/
  
  ★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
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  【会社概要】
  ■会社名 株式会社ナビット
  ■代表者 代表取締役 福井泰代
  ■設 立 2001年1月
  ■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
  ■TEL 03-5215-5713
  ■FAX 03-5215-5702
  ■URL https://www.navit-j.com/
  ■E-Mail webmaster@navit-j.com
  
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  ・事前に株式会社ナビット 広報担当まで連絡頂けますようお願い申し上げます。
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  <例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると……」
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会社概要

株式会社ナビット

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URL
https://www.navit-j.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8階
電話番号
03-5215-5713
代表者名
福井 泰代
上場
未上場
資本金
9950万円
設立
2001年01月