ブラザー、ベトナムの自社生産拠点において工場内の資源を活用したパルプモールドの生産を開始
ブラザー工業株式会社の生産拠点であるブラザーインダストリーズ(ベトナム)(以下、BIVN)は、工場内で発生する段ボール材を原材料として活用したパルプモールドの生産を、2026年7月に開始した。


ブラザーでは、事業活動における資源の持続可能な利用を目指し、プラスチック製の発泡スチロールに代わる紙製のパルプモールドを開発し、プリンターなどを保護する緩衝材として活用している。ブラザーが開発したパルプモールドは、緩衝性能を保ちながら小型化・軽量化を実現し、生産などで生じるCO₂排出量を削減した点が評価され、2024年には日本パッケージングコンテストで「テクニカル包装賞」を受賞したほか、2025年には国際コンテストであるワールドスター2025で「ワールドスター賞」も受賞している。*1
このたびBIVNでは、資源循環のさらなる推進に向けて、ブラザーグループとして初めて工場内にパルプモールドの生産ラインを設置し、生産を開始した。工場内では、部品などの納品に伴い、梱包材として使用された大量の段ボール材が排出されており、その一部をパルプモールドの原材料として活用する仕組みを構築した。製造したパルプモールドは、2026年8月末からトナーカートリッジを保護する緩衝材として使用されており、工場内で発生した資源を再利用することで、資源の有効活用と廃棄物の削減に貢献する。
ブラザーグループは、「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」において、2050年に向けて、資源循環の最大化により、資源の持続可能な利用と廃棄物による環境負荷の最小化を目指し、2030年度までに製品*2に投入する新規資源量を、2022年度比で25%*3削減することを目標としている。今後もブラザーグループでは、地球環境に配慮した活動に積極的に取り組んでいくとしている。
なお、パルプモールド開発の取り組みについては、ブラザーのSDGsスペシャルサイト「ブラザー SDGs STORY」で詳しく紹介している。
https://sdgsstory.global.brother/j/ (日本語)
https://sdgsstory.global.brother/e/ (英語)
*1:日本パッケージングコンテスト・ワールドスター2025で受賞したものは、いずれも新形状の小型軽量パルプモールド緩衝材。
2024-08-28 2024日本パッケージングコンテスト | ブラザー
*2:包装材を含む
*3:対象は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業
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