3・11津波から命を守るルートを確認、豊橋市・三河港神野地区で神野地区防災自治会が津波避難訓練!

東日本大震災から15年の2026年3月11日、豊橋市の三河港神野地区で津波を想定した避難訓練が行われました。
同地区の事業所などで組織する「神野地区防災自治会」が主催し、従業員らが避難ルートや所要時間などを確認しながら、指定の津波避難ビルに向かいました。

神野地区防災自治会は、神野ふ頭町と神野西町の三河港神野地区にある各事業者間にわたる防災問題に関する連絡協議や相互協力体制を確立し、当地区における防災体制を構築することを目的に、平成25年5月に組織されました。毎年3月11日に、地区の防災力や各事業所従業員等の防災意識を高め、津波からの早期避難につなげるための訓練を行っています。
この日は27事業所から206人が参加し、地域の防災意識の高さを示しました。
リアリティーを追求した訓練シナリオ
訓練は午前10時、大規模地震の発生を合図にスタート。その77分後の11時17分ごろ第一波が、その後最大2・9メートルの津波が三河湾に到達するという緊迫した想定のもと進められました。
「強い揺れがありました。身を守る行動をとってください」とのアナウンスに続き、避難指示が出されると、参加者のうち101人がヘルメットをかぶり、津波避難ビルに指定されている市の施設「ライフポートとよはし」を目指して歩きました。救命胴衣を着用したり、保存食入りの箱を手にしたりする従業員らも見られ、実践さながらの光景が広がりました。
「いざという時」に動けるための確認

ライフポートとよはしでは、屋外階段を利用し、最後ははしごを使って高さ12メートルの屋上へ。
非常時には「地震自動解錠鍵ボックス」を開けて、はしごを設置する必要があるため、操作や屋上へのはしご設置手順について、豊橋市役所みなと振興課の職員から説明を受けました。
屋上では、市役所防災危機管理課の職員が津波避難指示について解説。
昨年発生したカムチャッカ半島付近の地震による津波警報、津波注意報を教訓に、市として避難が必要な対象者と避難行動をより明確に伝達していく方針を話しました。

起震車で震度7の揺れを体験
屋外階段の近くには起震車が用意され、参加者は震度7の激しい揺れを体験。地震の恐ろしさを改めて肌で感じていました。
訓練を終えた参加者からは「事業所で備えている保存食セットを持って歩いてきましたが、意外に重かったです」と感想。「屋上に人が集まることになるので、手すりなどの安全対策を講じる必要がある」とも話していました。
初めて避難訓練に参加した従業員は「きょうの訓練を万が一の時に役立てたい」と語っていました。


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