パーソル、社内専用GPTにGPT-4oを国内先行導入
~国内グループ全社・社員約1万9,000人に展開、利用率66%超え~
「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄、以下パーソルホールディングス)は、2024年6月に日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下マイクロソフト)が提供するAzure OpenAI Service※1の最新モデルGPT-4oの国内先行導入企業に選出され、パーソル社内専用GPT「PERSOL Chat Assistant」に搭載しました。パーソルグループでは社内専用GPTを国内グループ全社・社員約19,000人に展開し、利用率は66%を超えています。GPT-4oを搭載することでさらなる業務効率化・業務時間の削減を進めることを、本日お知らせいたします。
※1Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
■先行導入の背景
パーソルグループでは、グループ全体でAI技術の利活用を推進強化しています。中でも生成AI領域ではセキュアな環境で安全に業務活用ができる社内専用GPTを2種類導入しています。
社内専用GPTは、国内グループ全社・約19,000人の社員に展開し、利用率は66%(2024年5月時点※2)を越え、さまざまな業務での活用が進んでいます。中でも汎用的な利用を目的に導入している「PERSOL Chat Assistant」は社員同士が効果的な活用事例を共有する社内コミュニティが活発であること、社内だけでなく社外にも積極的に生成AIの活用を発信していることから、Azure OpenAI Serviceの最新モデルGPT-4oの国内先行導入企業に選出されました。
※2利用率は、国内グループ会社で導入している社内専用GPT2種類の合算です。
■GPT-4oについて
「PERSOL Chat Assistant」に先行導入したGPT-4oは、従来モデルからさらに賢く速いという優位性を持ちます。主な特徴は以下の通りです。
・入力データを安全な環境で管理することが可能
・2023年10月まで学習された最新モデル
・入力できるトークン数がGPT-4の4倍、GPT-3.5の8倍と大幅に拡張し、回答精度が向上
■GPT-4oを搭載した「PERSOL Chat Assistant」による業務効率化
「PERSOL Chat Assistant」は、社員が開発したプロンプトを社員同士で共有できるプロンプトギャラリー機能を搭載しています。プロンプトギャラリーには、オンライン会議の文字起こしを用いて議事録を作成するプロンプトや、過去の商談記録から次の提案資料の骨子を作成するプロンプト、SWOTなどのフレームワークで分析するプロンプトなど、280件以上のプロンプトが掲載されています。これらを、より高い回答精度とスピードをもつ最新モデルのGPT-4oにて活用することで、さらなる業務効率化・業務時間の削減を実現します。
また、今後は、社内情報の検索や画像生成も可能なマルチモーダルAIとして機能追加していく予定です。
パーソルグループでは、今後も、“はたらくWell-being”に関する新たな価値創造に向けて、AIおよび生成AI技術の利活用を推進してまいります。
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2024年3月期売上収益1兆3,271億円(IFRS)。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
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