「担任と月1回LINEできれば良い方だった」—通信制高校の孤立という現実。NIJIN高等学院が不登校中学生の高校進学伴走支援を無料開始を宣言
不登校35万4千人・通信制在籍者30万人突破の今、"放置される通信制"の現実を当事者が語った。NIJIN高等学院が10月より進路伴走支援を無料開始を宣言

「担任の先生と月に1回LINEができれば良い方だった」
これは、現役の大学4年生・古谷優奈が通信制高校時代を振り返って語った言葉だ。
コロナ禍を契機に中高一貫校から通信制高校へ転校した彼女は、転校後の1年半を自宅でほぼひとりで過ごした。担任との連絡はまばらで、友人と会う機会も減り、進路についての相談相手もいなかった。「孤独だった」と話す。
通信制高校の在籍者数は現在30万人を突破し、右肩上がりで増え続けている。しかしその裏では、彼女が経験したような「放置される通信制」の現実がいまだ続いている。ネットコース・在宅コースでの孤立、進路が未決定のまま卒業するケース—これらは特殊な例外ではない。
彼女はNIJIN高等学院の立ち上げ期に出会い、その理念に共鳴しボランティアとして関わり始めた。現在は大学4年生として社会福祉を学びながら、NIJINでインターン生として活動している。
NIJIN高等学院は、こうした通信制高校が抱える課題を正面から受け止め、2026年10月より不登校の中学生を対象とした無料の進路伴走支援プログラムを開始すると、9月28日に行われた説明会にて宣言した。「どの高校なら行けるか」ではなく「高校で何をしたいか」から進路を考える機会を届けることが目的だ。
過去最多・35万4千人の不登校と、増え続ける通信制高校
文部科学省が公表した令和6年度調査によると、全国の小・中学校における不登校児童生徒数は約35万4千人(過去最多・12年連続増加)。10年前と比較すると約3倍以上に増加している。
一方、通信制高校の在籍者数は全国で約30万人を突破。平成以降、全日制高校の生徒数が年々減少するなかで、通信制を選ぶ高校生の数は増え続けている。

しかしここに、見過ごせない現実がある。
通信制高校の中でも、特にネットコース・在宅コースを選択した生徒の多くが、学校・友人との接点がほとんどなく、孤立した状態で高校生活を送っている。担任との連絡が月に数回のLINEのみ、友人ゼロ、進路の相談窓口もない—そうした環境が、今もなお多くの通信制高校に存在している。
その結果、進路未決定のまま卒業してしまうケースも後を絶たない。
当事者が語る「通信制高校の現実」
NIJIN高等学院のインターン生・古谷優奈は、自身の経験をこう振り返る。
「コロナの影響を受け中高一貫校を去ることになり、通信制高校に転校しました。転校後は自宅にこもる毎日で、担任の先生と月1回LINEできれば良い方。誰にも相談できず、自分がどこへ向かっているのかもわからなかった。『普通の高校に行けなかった自分』という感覚が、ずっと消えませんでした」
彼女は現在、通信制高校をめぐる課題を社会福祉の観点から研究しながら、NIJINでの実務を通じてその課題の解決に取り組んでいる。

「通信制高校が増えることは悪いことではない。でも、ネットコースで誰とも繋がれずに孤立している子どもたちが、今もいる。進路が決まらないまま卒業してしまう子もいる。その現実を変えたくて、NIJINに関わっています」
📸 当日の様子はInstagramでも公開中 → 【https://www.instagram.com/reel/Dd3h1VqzAm6/?stkn=MWJtNjByZng1cnd5dw==】
NIJIN高等学院が始めた「進路伴走支援」—10月より無料開始
こうした現状への課題意識から、NIJIN高等学院は2026年10月より、中学2・3年生とその保護者を対象とした無料の進路支援プログラムを開始を説明会にて宣言した。NIJINアカデミー在籍の有無を問わず、全国の中学生が参加可能だ。
プログラムの特徴は、学校を紹介するだけで終わらない点にある。
説明会・体験・作文練習・面接練習を1ヶ月にわたって継続的に提供し、「どの高校なら行けるか」ではなく、「高校で何をしたいか」から進路を考える機会を届ける。また、ニジ高への入学を前提としておらず、他校を検討・受験中の中学生でも参加できる。
プログラム概要
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9月28日(月)19:00〜20:00 |
中2・中3生・保護者向け 進路説明会(オンライン) |
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10月6日(火)14:00〜15:00 |
ニジ高 マイプロ・サークル体験 |
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10月20日(火)14:00〜15:00 |
作文・志望理由書練習 |
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10月27日(火)14:00〜15:00 |
面接練習 |
参加費:無料
対象:中学2・3年生・保護者(全国)
形式:NIJIN高等学院メタバース校舎(オンライン)
申込:https://peatix.com/event/5188178
NIJIN高等学院 校長・星野達郎について
NIJIN高等学院の校長を務めるのは、株式会社NIJIN代表取締役・星野達郎(ほしの たつろう)だ。
1990年生まれ、横浜市出身。千葉大学教育学部卒業後、JICA海外協力隊小学校教育隊員としてグアテマラへ派遣。帰国後は青森県八戸市で小学校教諭を7年間務める。学校で暗い顔をして過ごす子どもの多さに国の未来を憂い、「教育問題を仕組みから解決する」ことを志して2022年4月に株式会社NIJINを創業。以来、不登校支援・教員研修・通信制高校など13以上の事業を立ち上げ、現在はNIJINアカデミー入学者数900名超、教員研修・養成1,400名超、卒業・復学支援400名超の実績を積み上げてきた。著書に「教室の心理的安全性」(明治図書/2024)。
2026年には、国際青年会議所(JCI)が世界で選ぶ「TOYP 2026(世界の傑出した若者10人)」に日本から唯一選出(「子ども・平和・人権」部門)。NHK・TBS・朝日新聞・東洋経済オンライン・日経など主要メディアにも多数掲載されており、教育変革のキーパーソンとして国内外から注目を集めている。

ニジ高設立の直接のきっかけは、かつて家から出られない状態が続いていた不登校の中学生が、NIJINアカデミーで仲間と出会い自分を取り戻したある日、久しぶりに親に話しかけた言葉だった。「お母さん、ぼく、ニジンの高校に行きたい」。その一言と、涙を流した母親の姿が、星野に「今すぐ高校をつくる」という決断をさせた。
「学歴や偏差値を上げる教育から、独自性と専門性を深める教育へ。その子の主体(ありたい姿・なりたい姿)を教育によって約束できる高校をつくりたかった。不登校は子どものせいではない。仕組みが変われば、教育はもっと希望になる」
— NIJIN高等学院 校長・星野達郎
取材のお願い
本件では以下のテーマでの取材に対応いたします。
通信制高校の孤立・放置問題(当事者インタビュー対応可) 不登校35万人時代の高校進路選択 「好き」を起点にした新しい進路探究の形 通信制サポート校の役割と可能性 NIJINが目指す「日本一、社会とつながる学校」
通信制高校経験者へのインタビュー、プログラム当日の取材・撮影の対応が可能です。
取材・お問い合わせ先 株式会社NIJIN / NIJIN高等学院 Email:
nijinhighschool@gmail.com
NIJIN高等学院について
オンラインを中心とした通信制高校サポート校。「日本一、社会とつながる学校」を目指し、生徒全員がマイプロジェクトに取り組みながら企業・大学・専門家と連携した本物の学びを展開。不登校経験者・発達に特性のある生徒など、多様なバックグラウンドを持つ高校生が全国から在籍している。
公式サイト:https://highschool.nijin.co.jp
Instagram:https://www.instagram.com/nijinhighschool/
株式会社NIJINについて
「教育から国を照らす」を理念に、2022年4月に元小学校教師の星野達郎が創業。不登校支援・教員研修・起業支援など13の事業を展開する教育スタートアップ。
所在地:東京都江東区常盤2-5-5
株式会社NIJIN 公式ホームページURL:https://nijin.co.jp/
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