宝島社<新規顧客獲得>の雑誌戦略!コンビニ専用パッケージで「付録」を「見える化」
ファッション雑誌販売部数トップシェア(※)の株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)は、2019年9月6日(金)より、ファッション雑誌全誌で付録アイテムの異なる「増刊号」を発売。セブン-イレブンと連携し、アイテムの見える専用の透明パッケージでオリジナル付録を梱包した雑誌を増刊号として展開します。
これまでにも、日本初のファッション雑誌付録や書店店頭をプロデュースする「書店内書店」 、「一番誌戦略」など、常に革新的な取り組みを行ってきましたが、今回の施策により、新たな顧客の獲得を狙います。
宝島社では、これまで全国約6万8千店舗の書店・コンビニエンスストア(以下、コンビニ)を販路にもつ出版流通の強みを活かし、より幅広い顧客層に商品を展開してきました。2018年5月からは、書店とは異なるコンビニの売り場の環境や客層に着目し、マクラやメガネ、バッグといったグッズがメインのマルチメディア商品をコンビニ限定のオリジナルパッケージや専用の販売ラックで販売し、マクラはセブン-イレブンだけで7万部突破と大きく部数を伸ばしてきました。
今回の施策では、セブン-イレブン専用の透明ビニールパッケージで雑誌と付録を梱包し、「付録の見える化」を図ります。これまでは付録を箱詰めされた状態で販売していたため、付録の豪華さやクオリティの高さ、サイズ感をうまく伝えることができませんでした。
新パッケージでは店頭で陳列された状態でも実際のアイテムがわかるデザインとなっています。書店よりもお客様の滞在時間の短いコンビニでひと目で付録を見ることができ、より気軽に商品を手にとっていただけます。さらに付録のコンテンツ自体も売り場・客層に合わせて「増刊号」として開発していきます。新たな客層にアプローチすることで新規読者を開拓します。
宝島社では、今後も企業理念である「人と社会を楽しく元気に」のもと、より喜んでいただけるコンテンツを
開発し、新たな販売戦略により、業界全体の活性化に努めたいと考えます。
※日本ABC協会 雑誌発行社レポート2018年下半期(7~12月)より
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