コンセント(※1)に差すだけの「感震ブレーカー(ブレーカー遮断タイプ)」を発売 揺れを高精度で感知して主幹ブレーカー(※2)を遮断し、通電火災に備える
仙台発「Xross Innovation BOSAI(クロス・イノベーション・ボウサイ)」との連携で誕生

アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は、アース付きコンセント(※1)に差し込むだけで使用できる「感震ブレーカー(ブレーカー遮断タイプ)」を、2026年8月21日より全国のホームセンターやインターネットサイトなどを中心に順次発売(※3)します。
政府は、1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災において、電気に起因する火災が多数発生したことを踏まえ、通電火災対策の重要性を指摘しています。国の防災対策の基本方針を定めた「防災基本計画」や2026年6月改定の「首都直下地震緊急対策推進基本計画」でも、感震ブレーカーの設置・普及を重要な対策と位置付けています。首都直下地震や南海トラフ巨大地震の発生が懸念される中、被害の軽減に向け感震ブレーカーの一層の普及が急務です。
今回発売する「感震ブレーカー(ブレーカー遮断タイプ)」は、当社も参画している世界初の「産学官金民連携による防災共創コンソーシアム=Xross Innovation BOSAI(クロス・イノベーション・ボウサイ)」との連携から着想を得て開発した商品です。本製品は、工事不要でアース付きコンセント(※1)に差し込むだけで使用できます。自動傾き補正機能により、電源を入れた後に自動で重力方向を測定するため、角度調整が不要です。
揺れを高精度で判定し、震度5強相当以上の揺れを感知すると、分電盤の主幹ブレーカー(※2)を遮断します。そのため、揺れが収まり電気が復旧した際に、損傷した電源配線や電気製品などが火元となり発生する通電火災のリスクを低減します。
遮断動作は4通りの設定(「震度5強/5秒で遮断」「震度5強/3分で遮断」「震度6弱/5秒で遮断」「震度6弱/3分で遮断」)から選択できます。木造住宅密集市街地や災害時の避難に時間を要する高齢者世帯など、設置環境に合わせて設定できます。遮断動作は、設定した震度の揺れが0.3秒以上継続し、かつ震度4相当以上の揺れが3秒以上継続する場合に作動します。そのため、大型トラックの通過や工事など地震以外の振動による誤動作を低減します。
当社は今後も生活者の暮らしに密着した商品開発を行い、快適な生活の実現に貢献していきます。
■商品特長
1.アース付きコンセント(※1)に差し込むだけで、簡単に設置
2.揺れを高精度で判定し、通電火災のリスクを低減する
1アース付きコンセント(※1)に差し込むだけで、簡単に設置
アース付きコンセント(※1)に差し込むだけなので、工事が不要ですぐに使えます。そのため、分電盤工事が難しい賃貸住宅でも設置できます。また、自動傾き補正機能により、電源を入れた後に自動で重力方向を測定するため、角度調整が不要です。

2.揺れを高精度で判定し、通電火災のリスクを低減する
遮断動作は、4通りの選択から設定できます。揺れを高精度で判定し、震度5強相当以上の揺れを感知すると、分電盤の主幹ブレーカー(※2)を遮断します。そのため、揺れが収まり電気が復旧した際に、損傷した電源配線や電気製品などが火元となり発生する通電火災のリスクを低減します。
また、遮断動作は、設定した震度の揺れが0.3秒以上継続し、かつ震度4相当以上の揺れが3秒以上継続する場合に作動します。そのため、大型トラックの通過や工事、扉の開閉など地震以外の振動による誤動作を低減します。さらに、地震を感知すると、ブザーとランプで遮断までの時間を通知するため、避難準備や安全確認を優先できます。


■地震感知時の基本動作
地震発生時(基本動作)…震度5強相当以上の揺れを感知し、主幹ブレーカー(※2)を遮断

地震により家屋が傾いた時(傾き検知)…地震に伴う家屋の傾きを検知し、主幹ブレーカー(※2)を遮断

停電後に地震が発生した時(※4)…停電後、約1分以内に発生した地震を感知し、主幹ブレーカー(※2)を遮断

■「Xross Innovation BOSAI(クロス・イノベーション・ボウサイ)」について
地震火災リスクおよび損害の低減等に向けて、国連防災機関が推進する国際的な防災指針「仙台防災枠組2015-2030」が示す優先行動に資する取り組みをオープン・イノベーションにより創出し、持続可能なエコシステムとして地域に定着させることを目指す、産学官金民連携による防災共創コンソーシアム。
ホームページ:https://xi-bosai.jp/
■「3.11プロジェクト」について

「震災の記憶を風化させない 20年目へのスタート」をコンセプトに、東日本大震災の被災地に残る地域課題の解決と東北経済の活性化を目的として2022年に発足した啓発プロジェクトです。震災から15年の節目に、「風化させない」「考え続ける」「未来へつなぐ」の3つの柱を新たに掲げ、震災の教訓を伝える情報発信の強化や防災・減災の啓発、地域と連携した復興・防災モデルの発信を、東北から全国へ広げて実施します。
ホームページ:https://www.irisohyama.co.jp/company/sdgs/project/project311/

■商品仕様(※5)

■ブランドサイト
https://www.irisohyama.co.jp/emergency-supplies/seismic-breaker/
※1:アース接続をしないと本製品は動作しません。アースピンまたはアース線による接地接続が可能です。
※2:主幹ブレーカーは、主幹漏電ブレーカーの場合に限ります。主幹漏電ブレーカーが動作することを確認してください。
※3:2026年8月20日より公式通販サイト「アイリスプラザ」で予約販売開始。
※4:変電所の近くで地震が発生した場合、地震波が到達する前に停電が起きることがあります。
※5:商品の仕様は予告なく変更する場合があります。
※6:定格感度電流とは漏電ブレーカーが作動(ドリップ)する漏洩電流の基準値です。
※7:本体取り付けは地面から厳密に垂直でなくても構いません、動作開始時に本体の傾き補正を自動で行います。
※8:アース接続しないと動作しません。
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