パネル展「横浜山手に暮らす人々-昭和のはじめ」&トークイベント「大佛次郎のモダンライフ-鎌倉の家-」
テーマ展示「JAZZが聞こえる 大佛次郎の昭和モダン」関連イベントで地域連携
横浜山手の港の見える丘公園にある大佛次郎記念館では、パネル展「横浜山手に暮らす人々-昭和のはじめ」を開催しています。
「昭和のはじめ」は、大正末期の関東大震災で甚大な被害を受けた横浜にとって震災復興の時代であり、当時多くの外国人が居住していた山手地区も同様でした。
大佛次郎も山手界隈を詳しく歩き、街や人々の生活が復興の中で変わっていく様を、「山手の異人町」として現代小説にたびたび描き出しています。
今回、横浜山手の歴史的環境保全のため資料の収集や調査に取り組むNPO法人横浜山手アーカイブスの協力のもと、オーストン邸(山手48番)、J.E.ラフィン邸(山手111番)など、ディレクトリと呼ばれる人名録を手がかりに判明した昭和初期の居住者と、個人のアルバム帖などから取り出した貴重な写真をむすびつけ、当時の街と人々の暮らしを8枚のパネルで紹介しています。
【パネル展示会期】開催中~12月25日(日)
特定非営利活動法人山手アーカイブス https://www.bluff.yokohama/
また、トークイベント「大佛次郎のモダンライフ-鎌倉の家-」では、よこはま洋館付き住宅を考える会(洋館付き住宅をはじめとした、歴史的建造物の保存再生活動を行う、市民と専門家による非営利の市民活動団体)の協力を得て、大正から昭和初期に建てられた大佛次郎ゆかりの建物や、同時代の住宅とライフスタイルの関係などを、建築の専門家が映像や図面を見ながら語り合います。
【開催日時】 12月4日(日) 14:00~15:15
【参加費等】 無料(要観覧料・事前予約制) 定員20名
11月1日から申込フォームにて受付開始
よこはま洋館付き住宅を考える会 http://www.yyjk.jpn.com/
2階ギャラリーで開催中の、テーマ展示「JAZZが聞こえる 大佛次郎の昭和モダン」と合わせて鑑賞することで、同時代の、大佛次郎の現代小説の舞台としての横浜・東京、外国人の暮らすリアルな山手、大佛夫妻がモダンな生活を体現した鎌倉の家と、重層的にお楽しみいただけます。
全館が、昭和モダンの雰囲気たっぷりの大佛次郎記念館へ是非、お越しください。
テーマ展示詳細 http://osaragi.yafjp.org/info/7079/
【大佛次郎記念館情報】
【開館時間】
10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】
月曜日(祝休日の場合は翌平日)
【観覧料】
大人(高校生以上)200円
中学生以下 無料
※横浜市内在住の65歳以上の方は100円
※毎月23日「市民の読書の日」と、第2・第4土曜日は高校生無料
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
【問い合わせ】
大佛次郎記念館【公益財団法人横浜市芸術文化振興財団】
TEL:045-622-5002
URL: http://osaragi.yafjp.org/
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