第15回ケーブルテレビ九州番組コンクールでグランプリを受賞作品名『ミライにつなぐ太郎林～光さす森づくりを目指して～』

大分ケーブルテレコム株式会社（本社：大分県大分市、代表取締役社長：上村　忠）は、この度、日本ケーブルテレビ連盟九州支部主催の第15回ケーブルテレビ九州番組コンクールにて、自主制作番組『ミライにつなぐ太郎林～光さす森づくりを目指して～』が特別・特集番組部門で最高賞であるグランプリ（日本ケーブルテレビ連盟九州支部長賞）を受賞したことをお知らせいたします。

 

ケーブルテレビ九州番組コンクールは、九州・沖縄地区におけるケーブルテレビのより一層の普及促進を　　目的に、日本ケーブルテレビ連盟九州支部が毎年開催しているものです。

地域に密着した自主制作番組を広く公募し、優秀な番組を表彰することによってケーブルテレビ　番組の更なる質の向上や　ケーブルテレビ事業者間の番組制作の交流促進を目指します。

今回、大分ケーブルテレコムは、地域密着を掲げるケーブルテレビにふさわしい、各地域の歴史遺産やグルメ、伝統文化などを広く発信する番組を対象とした、「特別・特集番組部門」にエントリーし、九州・沖縄各県から集った27の応募作品の中から「グランプリ」を受賞いたしました。
 

後藤國利さん

『ミライにつなぐ太郎林～光さす森づくりを目指して～』は、日本の人工林が抱える問題に対して課題を投げかけ、林業界に光をさすべく活動する、林業家の後藤國利さんに密着した作品です。

 後藤さんは大分県臼杵市在住の78歳。森林を愛し、自ら育てる人工林を100年先の後世に残せる森にしようと独自の理論で林業を行っており、放置林と災害の関係を学ぶため大学に研究員として入学するなど、幅広く活動しています。 

番組では森の為に奔走する後藤さんの1年間に密着し、多くの人が気付いていない日本の森林が抱えている危機を後藤さんの森づくりを通して描きました。森づくりは50年、100年と長い時間をかけて行われます。当社としてもこの様子をより鮮明な映像で後世に残していけるよう、4Kカメラで撮影を行いました。
また、いのちあふれる森が映像を通して伝わるよう、さまざまな撮影技法に挑戦をした点も評価され受賞となりました。

今回の受賞を記念し、6月の毎週土曜日と日曜日に、J:COMチャンネル大分（地上デジタル11ch）で『ミライにつなぐ太郎林～光さす森づくりを目指して～』を放送いたしますので、是非ご覧ください。
大分ケーブルテレコムは、今後も地域に密着した良質な番組の制作に努めてまいります。

 
＜審査員講評コメント＞
審査委員長：NHK福岡放送局 副局長 佐久間 秀人氏
林業が抱える問題を具体的にわかりやすく掘り下げ、未来の林業のあり方を提示する良質な番組で、カメラワークも見事でした。最終審査では、企画・構成力、演出力、技術力、地域力を評価するのですが、どれも点数が高く、総合優勝だったと思います。]
 
＜受賞者コメント＞
制作者：大分ケーブルテレコム株式会社 メディア・コンテンツ本部　糸満 尚貴
70代後半の後藤さんが森の為に奔走する姿に心打たれ番組制作を行いました。後藤さんの想いを、番組を通して感じてほしいです。普段から馴染みのない林業が抱える問題を、見つめてもらうきっかけになればいいと思います。
 

 【番組概要】
◆番組名
『ミライにつなぐ太郎林～光さす森づくりを目指して～』
◆放送日時
6月8日・15日・22日・29日（土）　午後10時～10時30分
6月9日・16日・23日・30日（日）　午後 2時～　2時30分
◆放送チャンネル
J:COMチャンネル大分（地上デジタル11ch）
◆視聴方法
大分ケーブルテレコムサービスエリア（大分市・由布市・津久見市）にて
J:COM対応済の建物にお住まいの方は、どなたでも無料で視聴可能
※放送内容は、予告なく変更になる場合があります。