森保ジャパン必読!驚異のサッカー研究書『なぜ超一流選手がPKを外すのか サッカーに学ぶ究極のプレッシャー心理学』(ゲイル・ヨルデット 著 福井久美子 訳)が 「サッカー本大賞2026」大賞を受賞!

選考委員激賞、本書が明かすPK戦の極意を北中米ワールドカップに活かせ!

株式会社文藝春秋

株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区)が2025年4月に刊行した『なぜ超一流選手がPKを外すのか サッカーに学ぶ究極のプレッシャー心理学』(ゲイル・ヨルデット=著 福井久美子=訳)が、3月24日に発表された第13回「サッカー本大賞2026」の大賞を受賞しました。

『なぜ超一流選手がPKを外すのか サッカーに学ぶ究極のプレッシャー心理学』書影

著者のゲイル・ヨルデットさんは、ノルウェースポーツ科学学校教授。サッカーのなかでもひたすら「PK」に着目し、PK戦が導入されて以来の、入手できる限りのPKのビデオを分析し、数多くの論文を発表してきました。本書はその研究を初めて一般向けに世に問い、人間がいかにプレッシャーと戦えるのかを心理学的に解明した、まったく新しいスポーツ書です。

「サッカー本大賞」は、サッカーに関する書籍を対象にした文学賞(主催:カンゼン)。良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにするという主旨で2014年に設立されました。選考委員は金井真紀、佐山一郎、陣野俊史、幅允孝の四氏。以下、選評を抜粋します。

「膨大なPK分析から導き出された答えは、わたしたちの人生にも応用できる。プレッシャーがかかる場面で、焦って動き出すのは禁物。対決の場を支配するためには自分のタイミングを守るべし。仲間が失敗したときに放置してはいけない。うまく行ったらちゃんと喜ぶことで次もうまくいく。などなど、人生で大事なことがいくつも書いてあった」ーー金井真紀氏

「本書には先行研究を咀嚼した上での具体策があり、前回W杯の日本代表の失敗についても、問題の核心に伝統主義的で保守的な文化がある。この慣習を後世に受け継がせてはならない、と嬉しくなるような熱烈さをもって指摘してくれています。

 PK戦の大プレッシャーはそれを経験した本人にしかわかりません。キッカーの苦痛と観客席の苦痛とのあいだには無限の距離があります。でもその距離は埋めねばなりません。他者のプレッシャーへのまなざしを欠くサッカー界に広く行き渡って欲しい。そんな思いから本作を強く推しました」ーー佐山一郎氏

「この本はやや偏執的なまでに、PKを腑分けして、その一つひとつについて論評していくというスタイルで、これまでのPK論を進化させていると判断した。キーパーの心理、キッカーの動き、あるいは、延長戦が終わってから戦術的な判断を選手たちに伝えるまでの時間の長さ、または、ホイッスルが鳴ってからキーパーが反応するまでの時間の長さの国別のランキングなど、著者が気になって仕方がない要素を取り出し、自分で具体例を集めて、計測する。この本の裏側には、地道なそんな努力が膨大に積み上げられている」ーー陣野俊史氏

「心理学的な側面からPKを研究する著者は、PKの構成要素を細かく細分化し、解像度を圧倒的に高めました。プレッシャーに選手たちがどう対処し、どうパフォーマンスを維持するのかをここまでわかりすく説明してくれた人は今まで居ません。それは世界中の不安なPKキッカーだけでなく、私たちが日々のストレスとどう向き合い、どうマネジメントすべきかという話に繋がります。なぜなら、彼はボールを蹴る技術そのものに関心はなく、そのキックの直前までの心の機微を覗こうとしているから。

 それゆえに、遠藤保仁のPKの秘密もそのコロコロとしたボールの弾道ではなく、その長い間合いに対する考察を通じて知ることができます。加えて今年のW杯のために追記するなら、PKの「立候補制」と「指名制」の差異に関する記述も、ぜひ森保監督に読んで欲しいものです」ーー幅允孝氏

サッカー本大賞公式サイト https://soccerbookaward.jp/

■ 本書の内容

面白くて役に立つPKと人生のプレッシャーへの対処法を、スポーツ心理学者が解き明かす!

・メッシのPK成功率は「平均以下」
・PK職人、ケインとレヴァンドフスキの「真逆のテクニック」
・アルゼンチン代表GKマルティネスの「狡猾な策略」
・アルゼンチン代表監督スカローニの「名人マネジメント」

などなど、海外サッカーファンなら見逃せないトピックスを網羅。

それだけでなく、日本の読者にとっても見逃せないのが第6章。

チームマネジメントを深く分析した本章で、森保ジャパンをはじめ、前回カタール大会でPK戦に敗れたチームは、勝ったチームと比較してどこが違っていたのかが発見されているのだ。
そのカギは、「監督が話をする時間」と「説明するときの道具」にあった……!

もう一つの注目は、PKの技術に密かな革命を起こした驚くべき選手が紹介されている点。
その名は……遠藤保仁!

日本のサッカーファンからすると、おお「コロコロPK」のことか!? と思うだろうが、さにあらず。

2010年の南アフリカW杯で遠藤が決めたPKに、著者は驚倒したというのだ。遠藤が見せたその「世界初のPK技術」とはいったい……? ヨルデット氏は、遠藤にもインタビューを敢行している。

欧州・日本を問わず、サッカーファンはもちろん必読、そして日常のプレッシャーに対応するための心構えも学べる、いまだかつてないスポーツ科学本。
サッカー大好き作家・橘玲氏がいみじくも帯コメントを寄せてくれた通り、「PK戦が100倍面白くなる。そのうえ、緊張するときどうすればいいかも教えてくれる」一冊だ。
ぜひ本書を(森保ジャパンの皆さんも)読んで、6月に開幕となる北中米W杯に備えよう!

■著者 ゲイル・ヨルデットさん 受賞にあたってのコメント

感謝の言葉もございません。

言葉ではとうてい言い表せないほど感謝しております。サッカー本大賞2026を受賞できたことを、この上なく光栄に思い、深く謙虚な気持ちです。

本書を執筆するうち、これは私にとって単なる知的エクササイズというだけではないことがはっきりしてきました。この考えを世に発信することが、極めて重要であると。

これがそれほど重要である理由とは、サッカー界において、50年にわたり、選手たちがPK戦の犠牲として捧げられてきたからです。

文字通り、ほとんど、あるいは全く練習を行わず、ストレスへの対処法も教えず、準備もさせず、サポートもほとんどないままに、選手たちをPK戦へと送り出してきたのです。

この本を通じて、私はこの現状を変えたいと願っています。

サッカーに関わるすべての人々が、より多くの知識と体系的なアプローチ、そして思いやりを持って、この極めてストレスの多い局面に臨めるよう手助けしたい。

私はサッカーという世界が、すべての人にとってより良い場所になることを願っており、本書で提示した洞察は、その方向への一歩となるでしょう。

また、もちろん、煎じ詰めれば、この本はPKについてだけのものではありません。

これは、私たち一人ひとりが人生で直面するプレッシャーに満ちた瞬間と、いかに向き合うべきかについての本です。本書がまさにその助けとなることを願っています。

2022年のPK戦の敗戦に対して、森保一監督がどのような対応をしたかを知って、私は深く感銘を受けました。

彼が示した心構えと学びは、こうした状況に対処する上での素晴らしい手本です。
そして、この夏のワールドカップで、特に試合がPK戦に持ち込まれた場合に、森保一監督と日本代表チームが健闘することを願っています。

遠藤保仁さん、ありがとうございました。

本書のためにインタビューさせていただき、光栄でした。

また、そのインタビューの手配にご協力いただいた荒木香織さんと山中拓磨さんにも感謝いたします。

最後に、多大な貢献をしてくださった翻訳者の福井久美子さんに感謝し、この栄誉を分かち合いたいと思います。

ゲイル・ヨルデット

■ゲイル・ヨルデットさん プロフィール

ゲイル・ヨルデット博士

ノルウェースポーツ科学学校教授で、心理学とサッカーの関係を研究している。彼の科学的な研究により、サッカーで高いパフォーマンスを発揮する時の心理学的側面が明らかになっている。サッカー選手やサッカーチームと連携することで、実践的な経験を幅広く積みあげてきた。1997年以降、欧州の主要なリーグでプレーする130人以上のプロサッカー選手の個人的な心理アドバイザーとして尽力してきた。さらに60以上のプロチームと働き、定期的に講演をおこない、イングランド、ドイツ、オランダ、ノルウェーのサッカー協会のコンサルタントも務めている。

■書誌情報

書 名:『なぜ超一流選手がPKを外すのか サッカーに学ぶ究極のプレッシャー心理学』(

著 者:ゲイル・ヨルデット

訳 者:福井 久美子

判 型:四六判 軽装 並製カバー装

発売⽇:2025年4⽉24日

定 価:3,080円(税込)

ISBN:978-4-16-391976-8

書誌URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919768

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会社概要

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業種
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東京都千代田区紀尾井町3-23
電話番号
03-3265-1211
代表者名
飯窪成幸
上場
未上場
資本金
1億4400万円
設立
1923年01月