「THE NORTH FACE」と北杜市が登山者の移動をサポート　駅から登山口へ　登山者用タクシー「MOUNTAIN TAXI」の運行開始

包括連携協定に基づいた取り組みの一環として

【左：上村英司北杜市長　／　右：森光常務執行役員事業本部長】

プレスリリースのポイント

①    包括連携協定による、「THE NORTH FACE」と北杜市の取り組みの第一弾として、登山者用タクシー「MOUNTAIN TAXI（マウンテン・タクシー）」が、7月2日（金）から運行開始。

②    JR小淵沢駅から八ヶ岳と南アルプス甲斐駒ヶ岳などの登山口へのタクシー移動が片道1,000円／人に。

③    6月12日（土）に行われた「MOUNTAIN TAXI」除幕式には、上村英司北杜市長、北杜市のふるさと親善大使の花谷泰広氏、株式会社ゴールドウイン常務執行役員事業本部長の森光などが登壇。


株式会社ゴールドウイン（本社：東京都渋谷区／代表取締役社長：渡辺貴生／証券コード：8111東証一部）が展開する「THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）」と山梨県北杜市（市長：上村英司）は、2020年1月に締結した包括連携協定に基づく事業として、JR小淵沢駅から八ヶ岳と南アルプス甲斐駒ヶ岳などの登山口を結ぶ、登山者用タクシー「MOUNTAIN TAXI（マウンテン・タクシー）」の運行を7月2日（金）から開始します。

両者は、「THE NORTH FACE」の製品・サービスおよび同ブランドが有するアウトドアに関する知見と、北杜市の持つ自然環境を活かした地域活性化への取り組みを推進することを目的に、2020年1月に包括連携協定を締結しており、子どもたちに北杜市の魅力を知ってもらうこと、登山道の整備などの環境保護、鉄道の駅からアウトドアフィールドまでのアクセスなどの課題解決に向け共に取り組みを進めています。

6月26日（土）に北杜市役所で行われた、登山者用タクシー「MOUNTAIN TAXI」の除幕式には、上村英司北杜市長、これらの取り組みの企画・運営を行う株式会社ファーストアッセント代表取締役であり、北杜市のふるさと親善大使でもある花谷泰広氏、株式会社ゴールドウイン常務執行役員事業本部長の森光などが登壇し、当事業の内容について説明をしました。

今回の取り組みは、「北杜市の誇る山々の情報発信、登山者の増加を目的とした取り組み」の一環として、フィールドへの玄関口となるJR小淵沢駅から八ヶ岳と南アルプス甲斐駒ヶ岳などの登山口まで、登山者用タクシー「MOUNTAIN TAXI」※1を運行させることで、二次交通の利便性を向上させ登山者をサポートします。

この取り組みは、Webサイトからの完全予約制となっており、通常、駅から登山口まで、タクシーに乗車した場合、1台片道およそ4,000円がかかるところ、片道1,000円（税込）／人で移動ができるようになります。

※1　タクシーはハイブリッド車を使用します。

北杜市は約76%が森林で占められ、南アルプス国立公園、八ヶ岳中信高原国定公園などの自然公園をはじめとする雄大な山岳景観、さらに清らかで豊富な水を有する全国有数の美しい観光リゾート地域です。また、首都圏からは電車や車で2時間程度とアクセスしやすく、四季を通じてアウトドアアクティビティを楽しめる魅力的なエリアです。「THE NORTH FACE」は2011年から自然のなかで楽しみながら学ぶ子ども向けイベント「THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL（ザ・ノース・フェイス キッズネイチャースクール）」を北杜市の「みずがき山自然公園」などで開催してきました。株式会社ゴールドウインおよび「THE NORTH FACE」は、北杜市が有する多様な自然環境を活用する本協定に基づく取り組みを通じ、同市におけるさらなる地域経済の活性化および地域社会の発展に寄与することを目指します。

上村英司北杜市長
「北杜市は、南アルプス　甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、金峰山、瑞牆山など、名だたる山々に囲まれ、山岳景観は日本一であると自負しており、昨年１月の包括連携締結は非常に大きなターニングポイントでした。
全国初となる、ザ・ノース・フェイスのマウンテンタクシーのお披露目ができることは、本市のアウトドア文化の推進において、大きな第一歩となります。以前から課題となっていた、登山口までの二次交通の確保に対し、このマウンテンタクシーが、その力を発揮してくれると期待しています。
多くの登山者の方々に、このマウンテンタクシーを御利用いただき、本市を玄関口として雄大な山々に足を運んでいただくことで、コロナ禍により影響を受けました観光産業、地域経済の活性化や山岳文化の振興につながるものと考えています。」

森光常務執行役員事業本部長
「昨年1月、北杜市と当社のザ・ノース・フェイスが包括連携協定を結んでから、様々なイベントや取り組みを計画していましたが、その後の新型コロナの影響により、昨年度はそれらが実施できませんでした。この度、ようやく１つ目の施策が実現できることをたいへん嬉しく思います。
今回のマウンテン・タクシーの取り組みは、本協定の数ある目的のうち、『北杜市の誇る山々の情報発信、登山者の増加』を目的とした取り組みになります。
新型コロナの影響は様々な分野で人々に制約を強いていますが、そのような状況で、人々が自然を楽しみたいといった欲求は一層高まっているように感じます。甲斐駒ヶ岳（黒戸尾根）や​八ヶ岳（編笠）などの登山道へのアクセスがより便利になることによって、この北杜市に多くの登山者が訪れることを期待しています。」


【本件Webサイト】
https://www.mountaintaxi.jp/