CCCマーケティング総合研究所【生活に関する調査】旅行やレジャーなど、より活動的な1年に
~オンライン化は活動機会増加のチャンスとなるか~
2020年から広がりを見せた新型コロナウイルス感染症について、私たちは様々な感染症対策を行ってきましたが、2023年3月13日以降、マスクの着用は個人の判断に委ねられることになりました。生活者が感染症対策で制限をしていた行動範囲も、徐々に広がりつつあります。このような背景から、CCCマーケティング総研では生活者の皆さまに新型コロナウイルス感染症の流行以降の生活変化を尋ねる調査を実施いたしました。
<調査結果概要>
新型コロナウイルス感染症の流行以降、「出かける場所」が大きく変化
買い物やレジャーなどの活動のこの先1年の実施意向は、この1年を上回るものがほとんどとなり、特に「旅行・レジャー」「温浴・サウナ」「ライブ・コンサート・フェス」が増加
「ライブ・コンサート・フェス」「有料セミナーや習い事」はこの先1年も家の中で実施・体験したい層が存在
●この3年で「出かける場所」が大きく変化
新型コロナウイルス感染症が流行してからこの3年で、「時間」「労働環境」「お金」「場所」「遊び」「人付き合い」「食事」の生活に関する7つの項目について、変化があったかどうか尋ねました。どの項目も半数近く、あるいはそれ以上の方が「変わった」(「大きく変わった」「少し変わった」の合計)と回答しました。特に「場所」(出かける場所)は「大きく変わった」が3割を超え、生活者が最も変化を感じた項目となりました。
●より活動的な1年に
この1年の実施行動の上位は、「食品・日用品の買い物」(95.9%)、「衣服や家電など専門店での買い物」(85.3%)、「外食」(82.1%)となっています。この先1年の実施意向を見るとほとんどの行動でこの1年よりも高くなっています。特に、「旅行・レジャー」「温浴(銭湯や温泉等)・サウナ」「ライブ・コンサート・フェス」ではこの先1年で大きく増加し、「有料のセミナーや習い事」はこの1年の倍以上となりました。
●コンサートやフェス、習い事はオンラインも定着したか
この1年とこの先1年の行動場所を見ていくと、「旅行・レジャー」の場所は、この先1年で「その他の国内(近隣の都道府県以外)」「近隣の都道府県」がこの1年よりも高くなっています。「海外」も15%となりました。
「ライブ・コンサート・フェス」の場所はこの1年では「家の中(オンライン・インターネット含む)」が39.1%と最も高くなりました。この先1年では「近隣の都道府県」が31.9%と増加しましたが、「家の中」との回答も23.9%見られ、オンラインでの鑑賞も引き続き利用されていくと思われる結果となりました。「有料のセミナーや習い事」の「家の中」での実施はこの1年で46.3%、この先1年で40.6%となっています。
■本調査詳細データのご案内
CCCマーケティング総研では、本調査の詳細をご紹介するコラムをホームページで公開しています。また、集計表を販売しております。詳しくはこちらのページをご覧ください。
【https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/column-74】
■調査データ概要
生活に関する調査(2023年3月)
調査地域 :全国
調査対象者:男女16~79歳のT会員
有効回答数:2,582サンプル
調査期間 :2023年3月3日(金)~2023年3月8日(水)
実査機関 :CCCMKホールディングス株式会社
調査方法:インターネット調査(Tリサーチ)
■CCCマーケティング総合研究所の概要
名称:CCCマーケティング総合研究所(CCCマーケティング総研)
URL:https://www.cccmk.co.jp/thinktanks
設立:2020年7月21日
生活者の消費データ、インサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために、2020年に発足しました。
我々は『生活者の皆さまと共に歩み、共に考えるシンクタンク』として生活者の意識把握に努め、その声をもとに「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」のチカラによって皆さまの未来創造に伴走します。
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