ヒューマンタッチ総研 国内の人材市場動向数値 (建設業界編)11月
建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ 11月まとめ
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、最新の人材市場に関する公的データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2019年11月』 を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。
今月のトピックス
今月は、労働力不足を解消するための大きなポイントとなる外国人労働者の動向についてご紹介します。
■日本で就職する留学生数が過去最高となる
10月23日に発表された法務省出入国管理庁の「2018年における留学生の日本企業等への就職状況について」によると、2018年に日本企業等への就職の目的で留学生から在留資格の変更を許可された人数は25,942人(前年比15.7%増)と過去最高となりました(図表①)。そのうち、就職先が建設業の留学生数を見ると、2018年には1,055人(同29.0%増)となり、全体の伸びを上回るペースで増加しています(図表②)。
【図表① 在留資格変更の許可数の推移】
【図表② 就職先が建設業の留学生数の推移】
■建設業の外国人労働者は大幅に増加
建設業で就業する外国人労働者数の推移を見ると2008年の8,355人から2018年には68,604人にまで増加、就業者に占める外国人労働者の比率も同じく0.2%から1.4%にまで上昇しており、外国人労働者への依存率は高まっています(図表③)。2019年4月に施行された改正出入国管理法では、新たな在留資格として「特定技能1号」「特定技能2号」を設けて、建設業など14業種について外国人労働者の受け入れを拡大することになっており、今後、建設業においては外国人労働者をいかに活用するかが大きな課題になると考えられます。
【図表③ 建設業で就業する外国人労働者数の推移】
建設業界の最新雇用関連データ(2019年11月1日総務省・厚生労働省公表)
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
◆建設業の就業者数は502万人(前年同月比96.9%)と減少し、4カ月連続で前年同月を下回った。
◆公共職業安定所(ハローワーク)における新規求人数は72,547人(前年同月比100.3%)と増加に転じた。
<建設業の新規求人数の推移(新規学卒者とパートを除く)>
(2)建設技術職の雇用動向
◆ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は前年同月比0.49ポイント上昇して6.89倍となった。有効求人倍率は52カ月連続で前年同月を上回っており、厳しい人手不足の状況は長期化している。
<ハローワークにおける建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<ハローワークにおける建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の対前年同月比(常用・除くパート)>
(3)建設技能工の雇用動向
◆ハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.51ポイント上昇して5.81倍となった。53カ月連続で前年同月を上回っており、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が長期化している。
<公共職業安定所(ハローワーク)における建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<公共職業安定所(ハローワーク)における建設・採掘の職業の雇用関連指標の前年同月比(常用・除くパート)>
【本レポートの全文はこちらから】
ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2019年11月)
https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/report/201911.php
ヒューマンタッチ株式会社は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 ------------------------------
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1F
●資本金:1億円
●コーポレートサイトURL:https://human-touch.jp/
●ヒューマンタッチ総研サイトURL:https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/
今月は、労働力不足を解消するための大きなポイントとなる外国人労働者の動向についてご紹介します。
■日本で就職する留学生数が過去最高となる
10月23日に発表された法務省出入国管理庁の「2018年における留学生の日本企業等への就職状況について」によると、2018年に日本企業等への就職の目的で留学生から在留資格の変更を許可された人数は25,942人(前年比15.7%増)と過去最高となりました(図表①)。そのうち、就職先が建設業の留学生数を見ると、2018年には1,055人(同29.0%増)となり、全体の伸びを上回るペースで増加しています(図表②)。
【図表① 在留資格変更の許可数の推移】
【図表② 就職先が建設業の留学生数の推移】
出典:図表①②ともに法務省出入国管理庁の「2018年における留学生の日本企業等への就職状況について」より作成
■建設業の外国人労働者は大幅に増加
建設業で就業する外国人労働者数の推移を見ると2008年の8,355人から2018年には68,604人にまで増加、就業者に占める外国人労働者の比率も同じく0.2%から1.4%にまで上昇しており、外国人労働者への依存率は高まっています(図表③)。2019年4月に施行された改正出入国管理法では、新たな在留資格として「特定技能1号」「特定技能2号」を設けて、建設業など14業種について外国人労働者の受け入れを拡大することになっており、今後、建設業においては外国人労働者をいかに活用するかが大きな課題になると考えられます。
【図表③ 建設業で就業する外国人労働者数の推移】
出典:厚生労働省「外国人雇用状況の届出状況」から作成
建設業界の最新雇用関連データ(2019年11月1日総務省・厚生労働省公表)
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
◆建設業の就業者数は502万人(前年同月比96.9%)と減少し、4カ月連続で前年同月を下回った。
出典:総務省「労働力調査」より作成
◆公共職業安定所(ハローワーク)における新規求人数は72,547人(前年同月比100.3%)と増加に転じた。
<建設業の新規求人数の推移(新規学卒者とパートを除く)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(2)建設技術職の雇用動向
◆ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は前年同月比0.49ポイント上昇して6.89倍となった。有効求人倍率は52カ月連続で前年同月を上回っており、厳しい人手不足の状況は長期化している。
<ハローワークにおける建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<ハローワークにおける建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の対前年同月比(常用・除くパート)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(3)建設技能工の雇用動向
◆ハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.51ポイント上昇して5.81倍となった。53カ月連続で前年同月を上回っており、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が長期化している。
<公共職業安定所(ハローワーク)における建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<公共職業安定所(ハローワーク)における建設・採掘の職業の雇用関連指標の前年同月比(常用・除くパート)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
【本レポートの全文はこちらから】
ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2019年11月)
https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/report/201911.php
ヒューマンタッチ株式会社は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 ------------------------------
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1F
●資本金:1億円
●コーポレートサイトURL:https://human-touch.jp/
●ヒューマンタッチ総研サイトURL:https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/
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