松本市 デジタル人材の確保・育成に向けた『生成AIの活用方法を探る』ワークショップを実施
※「D-Lab@まつもと」の取り組みについて
(https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/5/70217.html)
1. 取組概要
これまで「D-Lab@まつもと」では、デジタル技術の活用に関するゼミナールの開催や「生成AI研究ワーキンググループ」等の自主研究活動に取り組んできました。
また、NTT東日本は、松本市他6者とともにデジタルシティ松本推進機構(DigiMAT)の共同発起やデジベース松本の運営を受託するなど「デジタルシティ松本」の推進に携わってきました。
この度、松本市職員のデジタルに関する知識のアップデート及び活発なコミュニケーションを促進するため、NTT東日本・NTTDXパートナー双方のデジタル技術・コンサルティングノウハウを活かし、生成AIに関する基本理解と実際の業務での活用イメージを深めるワークショップを実施しました。
2. 実施内容
目的 | ・生成AIに関する基礎知識の習得及びデモや実践により利活用イメージを具体化 ・自身の業務改善・業務価値向上に向けた生成AIのユースケースを考案 |
日程 | 2024年3月6日(水)13:30-17:00 |
参加者 | 松本市の有志職員 13名 |
内容 | ■「生成AIの活用方法を探る」ワークショップ |
<ワークショップの役割分担>
NTT東日本 :生成AIを活用した自治体業務の解決事例紹介及びグループワークサポート
NTT DXパートナー:ワークショップの企画・運営、講師
松本市 :「D-Lab@まつもと」の運営、参加者の取りまとめ
3.実施状況
4. 参加した職員の声 (回答数13名)
<参加職員の声>(アンケートより一部抜粋)
・ChatGPTを利用したことがなかったので、使い方と業務への活かし方が分かって良かったです
・RAGに関することなど新しい知見を得ることができました
・生成AIですぐに対応できそうな業務、試行錯誤が必要そうな業務等が分かりました
・生成AIを活用できそうな業務が明確になり、具体的にどのように解決するかまで話し合うことができました
5. 松本市のコメント
生成AIは、リスクや課題に注意し適切に利用することで、日常業務の効率化や市民サービスの向上につながる可能性の高いデジタル技術であると捉えています。
今回のワークショップで得た知見も参考にしながら、引き続き、業務における生成AIの利活用について研究を進めていきます。
NTT東日本およびNTTDXパートナーは、本業務における知見を活かし、これからも自治体や企業などのお客さまが抱える地域課題の解決に向け、生成AIを活用したユースケース創出等を通じて、新しい価値を生み出し続けることを目指します。
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