受験情報収集に「コロナの影響あった」現中学生保護者8割超 コロナ下で役立った手段は「中学校のホームページ」
中学受験の情報収集に関する実態調査
※「高校受験の情報収集に関する実態調査」「大学受験の情報収集に関する実態調査」も実施しています。
中学受験の情報収集に役立った手段は「受験情報サイト・教育情報サイト」「中学校のホームページ」「塾からの情報」
情報収集を始めた時期 小学3・4年生が多数 中学校のイベントや説明会は小学5年生が最多
新型コロナウイルスの影響 現中学生保護者8割超が「あった」 よい影響も悪い影響も
コロナ下で役立った情報収集の手段は「中学校のホームページ」
中学受験を予定している小学生保護者が役立てている手段は「中学校のホームページ」「塾からの情報」
栄光ゼミナール調べ
１）【中学受験経験者】中学受験における受験の情報収集 n=820（うち中学生保護者492、高校生保護者328）
子どもが何年生の頃から、メディアやウェブサイトから中学受験に関する情報収集を行っていましたか。（n=820、単一回答方式）
特に役立ったメディアやウェブサイトは何ですか。（n=763、複数回答方式（あてはまるものすべて））
メディアやウェブサイトからの情報収集を始めた時期について、どう感じていますか。（n=763、単一回答方式）
子どもが中学受験を経験した中学1年生～高校3年生の保護者に対し、中学受験時の情報収集について聞いた。まず、【メディアやウェブサイトからの情報収集】に関して、中学受験経験者の93.0％がメディアやウェブサイトから情報収集を行っており、小学４年生の頃に情報収集を始めた人が30.5％でもっとも多かった。特に役立ったメディアやウェブサイトは、「受験情報サイト・教育情報サイト」と「中学校のホームページ」が50％超となり、そのほか、「学習塾のホームページ」や「中学受験経験者や教育専門家のブログやSNS」が役立ったと回答した人も約4分の1だった。メディアやウェブサイトから情報収集を始めた時期については、63.2％が「適切だった」と回答した一方、29.4％が「もう少し早い時期に始めてもよかった」と感じていることが分かった。
子どもが何年生の頃から、小学校や塾、知人からの中学受験に関する情報収集を行っていましたか。（n=820、単一回答方式）
特に役立った情報は何ですか。（n=737、複数回答方式（あてはまるものすべて））
小学校や塾、知人からの情報収集を始めた時期について、どう感じていますか。（n=737、単一回答方式）
次に、【通っていた小学校や塾、知人からの情報収集】に関して、中学受験経験者の約9割が小学校や塾、知人から情報収集を行っており、メディアやウェブサイトからの情報収集と同じく、小学4年生の頃に情報収集を始めた人がもっとも多かった。特に役立った情報は、「塾からの情報」が74.5％、「中学受験経験者など、知人からの情報」が46.3％と多かった。小学校や塾、知人から情報収集を始めた時期については、68.2％が「適切だった」と回答した。
子どもが何年生の頃から、中学校のイベントや進学フェア等に参加していましたか。（n=820、単一回答方式）
中学校のイベントや進学フェア等からの情報収集を始めた時期について、どう感じていますか。（n=685、単一回答方式）
次に、【中学校の説明会や文化祭などのイベントや、複数の学校が集まる進学フェアからの情報収集】に関して、中学受験経験者の約85％が中学校のイベントや進学フェア等に参加しており、小学5年生の頃から参加していたという回答がもっとも多かった。また、「参加したかったができなかった」という保護者は9.1％だった。中学校のイベントや進学フェア等からの情報収集を始めた時期については、65.3％が「適切だった」と回答した一方、「もう少し早い時期に始めてもよかった」と回答した人は3割にのぼった。
中学受験の情報収集にあたり、新型コロナウイルスの影響はありましたか。（n=492、単一回答方式）
以下の情報収集の手段のうち、特に新型コロナウイルスのよい影響／悪い影響があったものを選んでください。（よい影響：n=184、悪い影響：n=385、複数回答方式（最大3つ））
新型コロナウイルスの影響がある中、志望校や受験校の選択に特に役立ったものを選んでください。（n=403、複数回答方式（最大3つ））
中学受験を経験した中学1年生～3年生の保護者に、中学受験の情報収集に、新型コロナウイルスの影響があったかを聞いたところ、8割超が「影響があった」と回答した。特に「悪い影響があった」と回答した人が44.5％ともっとも多かった。よい影響があった情報収集の手段は「中学校のホームページ」「塾からの情報」、悪い影響があった情報収集の手段は「中学校が開催する説明会や文化祭などのイベント」「複数の学校が集まる進学フェア」が多かった。また、コロナ下で役立った情報収集の手段は、「中学校のホームページ」「塾からの情報」のよい影響があったものだけでなく、悪い影響があった「中学校が開催する説明会や文化祭などのイベント」「複数の学校が集まる進学フェア」も3割以上の保護者が役立ったと回答した。
コロナ下において、学校の雰囲気を直接知ることができるイベントが中止や定員制限を余儀なくされたことは、受験情報の収集に大きな影響があった一方、中学校がホームページやオンライン説明会等を充実させて積極的な情報発信を行ったことで、情報収集がしやすくなったと感じている保護者が少なくないと考えられる。
２）【中学受験予定者】中学受験における受験の情報収集 n=1428
現在、メディアやウェブサイトからの中学受験に関する情報収集を行っていますか。（n=1428、単一回答方式）
特に役立っているメディアやウェブサイトは何ですか。（n=1243、複数回答方式（あてはまるものすべて））
これから中学受験を予定している小学1年生～6年生の保護者に、現在の情報収集について聞いた。まず、【メディアやウェブサイトからの情報収集】に関して、小学生保護者の87.0％がメディアやウェブサイトから情報収集を「行っている」と回答した。子どもの学年別でみると、学年が高くなるにつれ「行っている」割合が増加する傾向が見られた。特に役立っているメディアやウェブサイトは、「中学校のホームページ」が64.0％、「受験情報サイト・教育情報サイト」47.0％だった。
現在、小学校や塾、知人からの中学受験に関する情報収集を行っていますか。（n=1428、単一回答方式）
特に役立っている情報は何ですか。（n=1055、複数回答方式（あてはまるものすべて））
次に、【通っている小学校や塾、知人からの情報収集】に関して、小学生保護者の73.9％が小学校や塾、知人から情報収集を「行っている」と回答した。「行っている」と回答した保護者の割合は、小学4年生で増加する傾向が見られた。特に役立っている情報は、「塾からの情報」が73.1％、「中学受験経験者など、知人からの情報」が59.1％だった。
現在、中学校のイベントや進学フェアから中学受験に関する情報収集を行っていますか。（n=1428、単一回答方式）
次に、【中学校の説明会や文化祭などのイベントや、複数の学校が集まる進学フェアからの情報収集】に関して、小学生保護者の77.9％が中学校のイベントや進学フェアから情報収集を「行っている」と回答した。「行っている」と回答した保護者の割合は、小学5年生で増加し、小学5・6年生では8割超となった。
受験の情報収集に関して、エピソードやおすすめの手段などがありましたら、教えてください。
＜中学受験予定者＞
・志望校や興味がある学校のLINEやインスタをフォローすると情報を得られる。
・コロナ後は学校説明会がweb視聴できるようになり、対面開催が5・6年生に限定される中、4年生の段階でも多くの学校の様子を知ることができるようになり、志望校選びの参考になりました。やはり文化祭やオープンスクールなどで本人が学校に足を運ぶことが大切だと感じます。この学校に行きたいから、塾の勉強を頑張りたいという気持ちになる様子が見られたので、学校イベントの予約がなかなか取れない事情はあるものの、こまめに中学校のホームページや公式LINEをチェックするようにしています。
＜中学受験経験者（中学生）＞
・2〜3年上の学年のお子さんのお母様から、中学受験体験談を聞いていました。塾が提示してくれるデータとはまた違う情報（入試直前の健康管理、メンタルのケア等）は、我が子の中学受験で大いに参考にさせていただきました。
・実際に検討している学校へ行き子どもの感想を聞いたり、通っているお子さんがいる方にその学校の特徴を聞いたりすることが、受験をするか決めるにあたりとても参考になりました。
・「学校説明会や文化祭へは受験学年になると模試が増えて行けなくなるので、行ける時に行っておいた方が良い」と塾から説明がありましたが、のんびりと構えていたら緊急事態宣言になり、気になった学校の対面でのイベントは中止に。子どもに学校の雰囲気などを実際に見せることができず、選択肢が考えていたよりも少ない中での志望校決めになってしまいました。
◆学校情報検索サイト「スクールポット」
スクールポットは、中学受験・高校受験を控える小中学生や保護者向けの学校情報検索サイトです。私立中学・高校の学校紹介記事や学校紹介動画、説明会や行事情報、受験コラムなどを日々発信しています。（運営会社：エデュケーショナルネットワーク）
◆調査概要
調査対象：栄光の教室に通う小学1年生～高校3年生の子どもを持つ保護者
調査方法：インターネット調査
調査期間：2023年7月1日（土）～7月11日（火）
回答者数：4080名
◆株式会社栄光 会社概要
中学受験、高校受験対策の進学塾「栄光ゼミナール」や個別指導で目標達成へ導く学習塾「栄光の個別ビザビ」、大学受験対策塾「大学受験ナビオ」等を、首都圏を中心に展開。国内屈指の規模を持つ進学塾として多くの塾生をお預かりしています。2021年７月には中学・高校・大学受験対策のオンライン進学塾「EIKOH LiNKSTUDY」を開講。生徒の学ぶ意欲を引出し、自ら学ぶ姿勢を育てることで、中学受験・高校受験・大学受験の合格へ導き、生徒・保護者の期待に全力で応えていきます。
また、科学実験専門教室やロボット・プログラミング教室のＳＴＥＭ教育事業も行っています。
本社：東京都千代田区富士見二丁目11番11号
代表：代表取締役社長 下田勝昭
設立：1980年7月
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Ｚ会ホールディングス広報 大久保・渡辺
電話：03-5275-1685
Fax ：03-5275-1678
メールアドレス：proffice@zkai-hd.co.jp
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