2025年度「東京エコビルダーズアワード」にて3部門で5つの賞を受賞

「リーディングカンパニー賞」は3年連続受賞達成

三井不動産株式会社

 三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹)は、東京都主催の2025年度東京エコビルダーズアワードにおいて、「リーディングカンパニー賞(総合部門)」および「ハイスタンダード賞(断熱・省エネ性能部門/再エネ設備設置量部門)」および「ハイスタンダード+(プラス)賞(断熱・省エネ性能部門/再エネ設備設置量部門)」の、3部門で計5つの賞を受賞しましたのでお知らせいたします。

 東京エコビルダーズアワードは、「建築物環境報告書制度」への参加へ向けた事業者の取組を後押しするため、環境性能の高い建築物の普及に関する意欲的な取組を表彰し、優良事例等の共有、都民への情報発信等を通じて、建築物脱炭素化に向けた意識醸成を図ることを目的とした制度です。

 今後も当社住宅事業のブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスをご提供するとともに、安全・安心で末永くお住まいいただける街づくりを推進することで、持続可能な社会の実現・SDGsへ貢献してまいります。

1.「東京エコビルダーズアワード」とは

 東京都が「建築物環境報告書制度」への参加に向けた事業者の取組を後押しするため、都内において対象期間(2024年10月1日から2025年3月31日まで)内に建築確認済証が交付された中小規模新築建物(延床面積2,000㎡未満の規格建築物)の供給実績がある事業者から、環境性能の高い建築物の普及に取り組む意欲的な取組を表彰する制度。

2.受賞内容

■リーディングカンパニー賞(総合部門)

 建築物環境報告書制度で定める基準を達成し、建物の脱炭素化に向けた効果的な取組を実施している事業者を表彰する。

 リーディングカンパニー賞は総合部門、分譲・賃貸部門、地域ビルダー部門があり、それぞれの部門・区分(※1)ごとに上位3社程度が表彰対象となる。

表彰式の様子

■ハイスタンダード賞(断熱・省エネ性能部門・再エネ設備設置量部門)

 建築物環境報告書制度で定める基準を達成している事業者を表彰する。

■ハイスタンダード+賞(断熱・省エネ性能部門・再エネ設備設置量部門)

 建築物環境報告書制度で定める誘導基準を達成している事業者を表彰する。

※1 リーディングカンパニー賞の区分は、2024年度に建築確認済証が交付されている中小規模新築物件の延床面積の合計に応じて、①20,000㎡以上、②20,000㎡未満の2区分があり、当社は①20,000㎡以上の区分に該当。

3.取組内容の主な評価ポイント

  • 資材積上げ方式による建設時GHG排出量の算出に加え、基本設計時に設計会社よりCO2排出削減計画書の提出を義務付け、建築着工時までに省CO2、省資源につながる手法の採用を検討し、資源の適正利用につなげる取組の運用を開始。

  • 自社供給物件の顧客等を対象とした、日々のくらしを豊かに、楽しみながら、持続的にCO2削減が行えるアプリサービス「くらしのサス活」により、住戸ごとのCO2排出量・削減量を見える化し、削減量や関連イベントへの参加に応じ、各種特典と交換できるポイントを提供。

■三井の戸建 「ファインコート」の取り組み

 三井不動産グループ「脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画」に基づき、当社新築戸建建売住宅において「2030年度に国内全ての新築物件でZEH水準の環境性能を実現する」ため、戸建建売住宅のファインコートシリーズでは2023年度設計開始物件より、断熱等級5、一次エネルギー消費量等級6を必須化し、外皮・断熱等の強化を図っています。

 これまで、2013年よりスマートハウスプロジェクト、2015年にはスマートウェルネス住宅プロジェクトへの取組みを開始し、2018年にはスマートウェルネス住宅の断熱性能を断熱等級5に強化したほか、2021年に「ZEH」物件の販売を開始し、本応募対象期間の戸建建売住宅全てに太陽発電設備を設置するなど、省エネ・省CO2に取り組んでまいりました。

 2025年にはGX-ZEH水準の断熱性能(断熱等級6)を備えた物件の販売を開始し、長期優良住宅認定取得や無電柱化にも取り組むなど、今後とも更なる省エネ・省CO2をはじめ、広く環境に配慮した住宅の供給を進めてまいります。

 当社では、お客様の多様なライフステージに応え続け、時の深まりとともに潤うすまいとくらしづくりを行う「Life-styling×経年優化」の取り組みを行っており、それぞれの住まい、街並み全体の統一感に配慮した植栽計画などをコンセプトとした開発に取り組んでいます。

「ファインコート成城ザ グラン」 長期優良住宅認定取得・無電柱化

■くらしのサス活アプリについて

 当社が分譲する新築物件のご入居者の皆様に日々のくらしを豊かに、楽しみながら、持続的にCO2 削減が行えるサービス「くらしのサス活アプリ」を 2024 年 4 月より開始し、2024年12月より当社が過去分譲したマンションのご入居者の皆様へも対象を拡大しました。

 本アプリでは、電力データの活用により住戸ごとの CO2 排出量・削減量を見える化し、削減量や関連イベントへの参加に応じたポイント提供を毎月自動で行います。獲得ポイントは各種特典と交換でき、気軽に楽しく CO2 削減に取り組むことができます。

 今後もアプリサービスの登録受付を順次拡大し、お客様が日々のくらしを豊かに、楽しみながら、持続的に CO2削減を取り組んでいただける環境を提供してまいります。

特典例:FC東京ピッチサイドシート観戦チケット

■三井不動産グループのサステナビリティについて

 三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。

 2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。

【参考】

・「グループ長期経営方針」

 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/

・「グループマテリアリティ」

 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/

■三井不動産レジデンシャル「カーボンニュートラルデザイン推進計画」について

https://www.mfr.co.jp/content/dam/mfrcojp/company/news/2022/0315_01.pdf

 すまいの高性能・高耐久化による省エネルギーの実現や、再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、ご入居後のくらしにおいても、楽しみながら省エネルギー行動等の環境貢献に取り組んでいただけるようなサービスの提供を推進し、すまいとくらしの両面からカーボンニュートラルの実現を目指していきます。

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会社概要

三井不動産株式会社

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URL
-
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号
-
代表者名
植田 俊
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1941年07月