【人事必見】「家オペ分析シート」を無料公開!学生にガクチカ、主婦にはイエチカ/アスリート・芸人などの採用にも応用可能

“ブランク主婦”は、戦力外なのか?採用難の中、優秀人材を採り逃したくない人事に向けて ~しゅふJOB総研~

ビースタイルグループ

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は、主婦・主夫層がブランク期間に磨いたソフトスキルを発見する就活用自己分析ツール『家オペ力(いえおぺりょく)マトリックス』を2018年に発表しました。

一方、採用難は慢性化しており、企業はずっと人手不足に苦しんでいます。そこで、採用に悩む人事関係者の方々のために、採用選考時にブランク主婦・主夫が磨いてきたソフトスキルを発見できる『家オペ分析シート』を無料公開いたします。優秀人材を採り逃したくない、と考える採用担当者の方々にお役立ちできますと幸いです。

■家オペ分析手法3パターン

はじめに:学生に“ガクチカ”があるように、主婦・主夫には“イエチカ”がある

パターン1:市販履歴書の利用やオリジナルエントリーシートでの項目設定

パターン2:面接担当者のための“家オペ分析”質問集

パターン3:家オペ分析シート(無料公開)

応用編:新卒学生のガクチカ、アスリート・芸人などのソフトスキル確認

■はじめに:学生に“ガクチカ”があるように、主婦・主夫には“イエチカ”がある

就職活動する際、主婦・主夫が従事する“しゅふ業”、すなわち家周りの仕事を行っている期間はブランク(空白)扱いされがちです。

しかし、しゅふJOB総研ではそれらの経験は決してブランクなどではなく、家オペレーション(家オペ)を通じて職場とは異なる経験を積んだ成長機会だと考えています。そして、家オペを通じてコミュニケーション力やコスト改善力などの「ソフトスキル(※)」が磨かれています。

※“職歴・技術・知識”などのハードスキルに対し、“内面”に備わる定性的でどんな仕事にも必要な“基礎的素養”となるスキルのこと。

しゅふJOB総研はこれまで、就労志向の主婦・主夫層が家オペを通じて磨いたソフトスキルを把握するためのツールを無料公開してきました。

【家オペ力 マトリックス】https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-14675/

【家オペ力 マトリックス R-1】https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-18005/

【家オペ力3ステップ演習】https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-19742/

一方、労働市場は10年以上も有効求人倍率が1倍を超え続けています。採用難の中、「ブランク主婦は戦力外」と決めつけてしまうと、多様なソフトスキルを磨いてきた優秀人材を採り逃がしかねません。新卒採用だと学生さんに、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を尋ねます。同じく、家のことに一所懸命取り組んできた主婦・主夫には家事で力を入れたこと(カジチカ)や育児で力を入れたこと(イクチカ)、しゅふ業で力を入れたこと(シュフチカ)など、家オペで力を入れたこと(イエチカ)があります。家オペを分析すれば、そこで磨かれたソフトスキルを確認し、ブランク主婦・主夫層の中から優秀人材を発掘できる可能性を高めることができます。

■パターン1:市販履歴書の利用やオリジナルエントリーシートでの項目設定

採用の際、多くの企業ではまず書類選考が行われます。市販の履歴書の場合、志望の動機などと

ともにアピールポイントを記載するようになっていますが、そこに家オペで磨いたソフトスキルを

書いてもらうようにすると、家オペ期間(一般にブランクと見なされる期間)中にどんなことに

取り組んできたかを確認することができます。

その際、募集要項に以下のように記しておくと、応募者としても書きやすくなります。

<募集要項への記載例>

『家事や育児、介護などで仕事から離れていた期間がある方は、アピールポイント欄や自己PR欄などに、その間に注力して取り組んでいたことや磨いてきたスキルについて記載してください。』

※厚生労働省が作成した履歴書様式例より:https://www.mhlw.go.jp/content/11654000/000769665.pdf

また、自社独自のエントリーシートなどに記入してもらう場合は、以下のような項目を設けること

で、家オペで磨いたソフトスキルを確認できます。

<独自エントリーシートの項目名称例>

『職歴以外で力を注いだこと・身につけたことなど』

『自己PR(離職期間が長い方は、その間に力を注いだこと・身につけたことなどを含む)』

■パターン2:面接担当者のための“家オペ分析”質問集

面接では以下のような質問を投げかけることで、家オペで磨いたソフトスキルを確認することが

できます。

<家オペで磨いたソフトスキルを確認するオーソドックスな質問例>

・あなたが、家周りの仕事で力を入れてきたことについて教えてください

・あなたが家周りの仕事で力を入れたことについて、できる限り具体的に教えてください

また、もう少し踏み込んで家オペ経験を職場でどのように活かせるかを聞いてみると、求職者が

就業後に仕事でどのように貢献したいと考えているかを確認することができます。その際の質問は

以下のような二段構えにすることで、より具体的に掘り下げやすくなります。

<より踏み込んだ質問例>

・もし入社したら、家周りの仕事で得た経験を職場の仕事でも活かせると思いますか?

・活かせるとしたら、その理由について聞かせてください

他にも様々な形で質問を投げかけることで、家オペで磨いたソフトスキルを確認できます。自社が

採用したい人材に求める能力をイメージしながら、質問の仕方を工夫してみてください。

<質問例>

・あなたは、家周りの仕事を通じてどんなことを学びましたか?

・あなたが思う、家周りの仕事を通じて出すことができた成果について教えてください

・家周りの仕事を通じて、誰にどのような貢献ができたと思いますか?

・家周りの仕事であなたが最も自信があるものと、それを選んだ理由を教えてください

・家周りの仕事で、上手くできなかったことはありますか?

・家周りの仕事で上手くいかないことがあった時、どのように乗り越えてきましたか?

・家周りの仕事で、一番大変だった経験を差し支えない範囲で教えてください

・家周りの仕事を通じて、一番嬉しかった経験を差し支えない範囲で教えてください

・家族など家周りの仕事で関わってきた人に言われて、嬉しかった言葉はありますか?

・家族など家周りの仕事で関わってきた人に言われて、辛かった言葉はありますか?

・手一杯で家周りの仕事がやり切れない時、誰にどうやって助けを求めますか?

・家周りの仕事で辛いことがあった時、何を支えにして乗り越えましたか?

・家周りの仕事をスムーズに行うために、どんな工夫をしていますか?

・家周りの仕事の生産性を上げるために取り組んだことがあれば、具体的に教えてください

・家周りの仕事に取り組む際に、計画的に取り組んだ事例があれば教えてください

・家周りの仕事でストレスが溜まった時、どのように気分転換していますか?

■パターン3:家オペ分析シート(無料公開)

『家オペ分析シート』を事前に記入してもらうと、イエチカの内容をより詳しく確認したり、

面接などの際、求職者側にしっかりと準備して臨んでもらうことができます。

縦軸に記載する「シーン」とは、家仕事の種類のことです。横軸に記載する「スキル」は、家仕事

で培われ成長した力(ソフトスキル)のことです。

記入例なども参考に独自の『家オペ分析シート』を作成していただくことで、自社が求める人材に

特化した採用選考がしやすくなります。

なお、上記サンプル等は以下から無料でダウンロードしていただけます。

▽『家オペ分析シート』のダウンロード(無料) ▽

https://www.bstylegroup.co.jp/uploads/d3e257971cb3b6789954d023b75db345.xlsx

■応用編:新卒学生のガクチカ、アスリート・芸人などのソフトスキル確認

家オペを分析する手法は、新卒学生のガクチカ、アスリートや芸人などとして活躍された方々の

ソフトスキル確認にも応用できます。一般企業ではブランク扱いされがちな活動期間に磨かれた

能力を評価することで、戦力外と見なされがちな人材の中から、ブランク期間に磨いたスキルを

見事にプレゼンテーションできる魅力的な人材を発掘できる可能性が生まれます。

また、通常の職務で磨かれたソフトスキル確認に応用することも可能です。

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/

※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>

『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ18万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。

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会社概要

URL
http://www.bstylegroup.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー 32F
電話番号
03-5363-4400
代表者名
三原 邦彦
上場
未上場
資本金
8640万円
設立
2002年07月