28卒の就活時、生成AIの「ハルシネーション」経験者は約6割。効率化の裏でファクトチェック徹底は半数未満に留まる結果に
【AI活用編】28卒の就職活動に関する実態調査

レバレジーズ株式会社が運営する新卒学生向けキャリア支援サービス「キャリアチケット就職( https://careerticket.jp/ )」は、就職活動における生成AIの利用が一般化する中で、学生の生成AIとの付き合い方や、AIの普及が28卒のキャリア観・職種選びに与える影響を明らかにするため、2028年3月卒業予定の大学生・大学院生140名を対象に就職活動の実態調査を実施しました。
記事全文はこちらからもご覧いただけます。
https://careerticket.jp/media/article/2860/
<調査サマリー>
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28卒の85%が就活で「生成AI」を活用、主な用途は「志望動機の添削」と「企業研究」
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AI活用の裏で広がる情報誤認リスク、「毎回必ずファクトチェックを行う」学生は半数未満に留まる
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就活のAI利用における「ハルシネーション(虚偽情報)」は約6割が経験。約7割がネガティブな影響や失敗を経験
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AI時代を見据え、約8割がキャリア選びで「専門性」や「現場知見」を重視。職種選びは「企画職」「営業職」へ集中
1.28卒の85%が就活で「生成AI」を活用、主な用途は「志望動機の添削」と「企業研究」
28卒の学生に就職活動における生成AIの活用状況を聞いたところ、「特に活用していない(15.0%)」の回答を除く、全体の85.0%が「活用している」と回答しました。近年の就職活動において、情報収集や文章作成を効率化するためのツールとして生成AIの利用が深く定着している実態がうかがえます。
具体的な活用方法としては、「志望動機・自己PRの作成や添削(72.9%)」で最多となっており、次いで「企業研究(45.0%)」が続きます。時間的な余裕が限られる「早期化就活」において、情報収集や文章作成を効率化するための有力な手段として定着している様子が見受けられます。

2.AI活用の裏で広がる情報誤認リスク、「毎回必ずファクトチェックを行う」学生は半数未満に留まる
就活時の企業研究において生成AIを用いると回答した方を対象に、AIが出力した情報に関して、公式サイトなどの「一次情報」での裏取り(ファクトチェック)の実施状況を聞いたところ、「毎回、必ず公式サイトやIR資料などで事実確認を行う」と回答した学生は46.0%に留まり、半数以上が事実確認を徹底できていない実態が明らかとなりました。「ほとんど行わない(AIの回答をそのまま信頼している)(6.3%)」と回答する学生も、1割未満に留まるものの一定数存在します。
生成AIの利便性に依存するあまり、出力された情報の真偽を確かめずに鵜呑みにしてしまう情報リテラシー面でのリスクが浮き彫りになりました。

3.就活のAI利用における「ハルシネーション(虚偽情報)」は約6割が経験。約7割がネガティブな影響や失敗を経験
就職活動で生成AIを利用する際、事実とは異なる情報(もっともらしい嘘)を出力される「ハルシネーション」を経験したことがあるか聞いたところ、約6割が「ある(事実と違う情報や、実態と異なる内容を出力されたことがある)(60.5%)」と回答しました。また、「わからない/確かめたことがない」という回答も16.8%にのぼっています。

ハルシネーションを経験したことがある方を対象に、それによるネガティブな影響や失敗について聞いたところ、約3割は「特に実害はなかった(30.6%)」と回答したものの、残りの約7割は何らかのネガティブな影響が生じたと回答しました。
具体的には、「AIの回答を疑わなければならず、かえって調査の手間が増えた(36.1%)」というタイムロスへの不満が第1位となったほか、5.6%と少数ながら「存在しない制度や実績を信じ込み、志望順位を誤って判断しそうになった」という、選考の意思決定を揺るがしかねない誤認の危機を経験した学生も存在することが分かりました。

4.AI時代を見据え、約8割がキャリア選びで「専門性」や「現場知見」を重視。職種選びは「企画職」「営業職」へ集中
AIの普及や業務の自動化が進んでいることを受け、将来のキャリアを選ぶ上で生成AIに代替されにくい「専門性」や「現場知見」を身につけることをどの程度重視するか聞いたところ、「非常に重視する(22.9%)」「やや重視する(55.7%)」の回答を合わせた約8割(78.6%)が「重視する」と回答しました。AI時代を生き抜くためのキャリア観が、すでに業界や職種選びに大きな影響を及ぼしている様子がうかがえます。
志望している、もしくは検討している職種について聞いたところ、1位は、マーケティングや戦略立案を含む「創造・企画職(57.1%)」、2位は「営業・対人交渉職(40.7%)」、3位は、AIエンジニアやデータサイエンティストなどを指す「IT専門職(18.6%)」となりました。
AI時代において代替されにくいとされる「創造性」や「人間関係の構築」「共感力」を伴う職種へ、学生の志向が集まっている様子が見受けられます。


<キャリアチケット事業本部 本部長・手賀 亮汰氏からの一言>
今回の調査によって、すでに28卒の学生の間でも就活における生成AIが「当たり前のツール」として定着している一方で、その利便性の裏にある「情報誤認」の実態や、AI時代を見据えた学生側のキャリア観が明らかになりました。
これからの企業に求められるのは、AIの要約情報やWeb上の文脈だけでは決して伝わらない、「自社独自の現場のリアル」や「働く人間の熱量」といった一次情報を、選考プロセスの中でいかに届けることができるかです。情報のデジタル化が進むからこそ、AIには可視化できない企業の本質的な魅力を学生に伝え、マッチングの質を担保する「キャリア支援」による介在価値が、これまで以上に高まっていると考えています。
◆手賀 亮汰氏・プロフィール
キャリアチケット事業本部 本部長
早稲田大学卒業後、2017年に入社。
複数の新規事業の立上げに参画し、プロダクトマネージャーやマーケティング責任者、事業部長を歴任。
2023年よりキャリアチケット事業本部 本部長に就任。

<調査概要>
調査対象:「キャリアチケット」に登録している2028年卒業予定の大学生
調査年月:2026年5月22日~6月12日
調査方法:webアンケート調査
回答者数:140名
調査主体:レバレジーズ株式会社
キャリアチケット就職( https://careerticket.jp/ )
キャリアチケット就職は、新卒学生向けのキャリア支援サービスを展開しています。エージェントやスカウトサービスを軸に、一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を重視し、学生と企業の最適なマッチングを追求。就職活動の早期化・複雑化が進むなか、あらゆる学生が納得感のある選択をできるよう、手厚いサポートを提供しています。
レバレジーズ株式会社( https://leverages.jp/ )
本店所在地 : 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24階 /25階
代表取締役: 岩槻 知秀
資本金 : 5,000万円
設立 : 2005年4月
事業内容 : IT、医療・ヘルスケア領域をはじめとした人材事業、SaaS事業、M&Aコンサルティング事業 など
「社会課題の解決」を軸に、IT、医療・ヘルスケア領域をはじめとした人材事業・SaaS事業、M&Aコンサルティング事業など、国や業界をまたいだ様々な領域で60以上のサービスを展開。2005年に創業以来、黒字経営を継続し2025年度は年商1700億*を突破しました。業界を絞らないポートフォリオ経営と、各分野のスペシャリストが集うインハウスの組織体制で、時代を代表するグローバル企業を目指します。※会計基準変更後
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