西東京市における「ゼロカーボンシティの実現等に向けた包括連携協定」の締結について

西東京市（市長：池澤　隆史）と東京ガス株式会社（社長：笹山　晋一）は、本日、西東京市における「ゼロカーボンシティの実現等に向けた包括連携協定」（以下「本協定」）を締結しました。

　西東京市は2022年2月に、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「西東京市ゼロカーボンシティ」を宣言し、次世代を担う子ども達により良い環境を残すため、市全体でゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みを推進しております。
　本協定は、そうした取り組みをさらに加速するものであり、ゼロカーボンシティの実現に貢献するとともに、地域の課題解決や更なる魅力創出および防災力の強化等、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現を目指すものです。

（左から　東京ガス常務執行役員：小西雅子、西東京市長：池澤隆史）

【連携事項】
(1)　ゼロカーボンシティの実現に向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
(2)　エネルギーの地産地消および省エネルギー化に関する事項
(3)　個人、事業者への太陽光発電設備等の普及に関する事項
(4)　環境に優しいエネルギーの調達と公共施設等への提供に関する事項
(5)　エネルギーデータの活用等によるエネルギー運用の最適化に関する事項
(6)　地域の防災機能強化等レジリエンス強化に関する事項
(7)　地域の目線で新しい価値や営みを創る地域共創に関する事項
(8)　学校等における環境エネルギー教育や食育等を通じた啓発活動に関する事項
(9)　ゼロカーボンシティの実現に向けた取組における専門的人材の支援強化に関する事項
(10)　ゼロカーボンシティの実現に係る魅力等の情報発信に関する事項
(11)　その他ゼロカーボンシティの実現、市民へのサービス向上、SDGsの推進に関する事項

【締結日】
2023年11月16日

【関係者コメント】
西東京市　市長　池澤　隆史　コメント
　西東京市は、いつまでも元気な地球を守り、きれいな地球を未来の人へつないでいくという思いを市民・事業者・市で共有し、環境負荷の少ないまちを次世代につなぐため、2022年２月25日に「西東京市ゼロカーボンシティ宣言」を行うとともに、「西東京市ゼロカーボンシティガイドライン」を策定し地域全体で脱炭素社会の実現を目指しています。
　本市では現在、このガイドラインに示した施策・取組等を包含し、さらなる脱炭素社会の実現を推進するため、2024年度から始まる「西東京市第３次環境基本計画」の策定を進めております。計画策定の過程で市が率先して取り組むことに加え、市民・事業者の協力が必須であることを改めて認識するなか、脱炭素社会の実現に関する知見やノウハウを有し、暮らしや都市、地球に対してソリューションを提供する企業である東京ガスとの包括連携協定に大きな期待を寄せるところであります。

東京ガス株式会社　常務執行役員　地域共創カンパニー長　小西　雅子　コメント
　当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、３つの主要戦略の一つに「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラルの実現等に向けた取組を進めています。
　本協定の締結により、当社グループが創業以来培ってきた「お客さまとの強い信頼関係」や「地域密着力」を活かし、西東京市と連携できることを大変嬉しく思います。いつまでも元気な地球を守り、きれいな地球を未来の人へつないでいくため、脱炭素社会の実現を目指されている西東京市とともに、地域の皆さまに寄り添い、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。　

以上