9回目となる「新型コロナウイルスによる意識変化調査」を実施
「これから家賃・不動産価格が上がる」は上昇傾向、賃貸経営者による「空室率が高まる」「新規着工は減少する」と思うは低下
<ポイント>
●「家賃は上がる」「不動産価格は上がる」という回答は、それぞれ大きく上昇
●賃貸経営者によるコロナで「空室率が高まる」「新規着工は減少する」という回答は、1回目調査と比べると、いずれも大きく低下
●コロナをきっかけとした引っ越しの検討は1回目調査と比べると上昇しているものの、郊外vs.都心、地方vs.都会いずれも同水準で拮抗
調査結果の主なポイント(2020年6月から2023年9月の時系列変化)
「家賃は上がる」「不動産価格は上がる」と思うという回答は、それぞれ1回目調査から第9回調査で、44.8%→78.2%、30.5%→65.3%と大きく上昇。
「空室率は高まる」「新規着工は減少する」と思うという回答は、それぞれ初回調査から第9回調査で、54.7%→36.7%、62.1%→34.4%と大きく低下。
賃貸経営者約1,000名の回答により作成。第9回調査の該当者は1,030名。
「コロナをきっかけに郊外への引っ越しを検討している」と「コロナをきっかけに都心への引っ越しを検討している」、「コロナをきっかけに地方への引っ越しを検討している」と「コロナをきっかけに都会への引っ越しを検討している」は、1回目調査・2020年6月の緊急事態宣言発出直後の低い水準から上昇しているが、いずれも拮抗している。
調査目的
本調査は、新型コロナウイルスの流行当初から現在までに、市場関係者(入居者様・賃貸住宅経営者・賃貸住宅経営希望者・一般人等)の意識が大きく変容した可能性があり、不動産事業者としてそのような市場の変化を定量的に時系列で把握することで、事業運営に活用することを目的としています。
調査概要
調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配付・回収
回答者:47都道府県の人口比にあわせて回答者を割付し、回答者数は3,150名(約半数は前回回答者)
[男女比]:男性 60.0%・女性 40.0%
[未既婚]:未婚 39.3%・既婚 60.7%
[子ども]:なし 45.3%・あり 54.7%
[年 代]:20歳代10.7%・30歳代19.6%・40歳代24.6%・50歳代22.4%・60歳代16.3%・70歳代以上 6.5%
調査期間: 2023年9月26日(火)~ 2023年9月28日(木)
調査体制: 調査企画・設計・分析:大東建託賃貸未来研究所フェロー 宗 健
<関連ニュースリリース>
l第1回目調査結果(2020年7月9日発表)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2020/coronachosa2020.html
l第2回目調査結果(2020年10月16日発表)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2020/coronachosa202010.html
l第3回目調査結果(2021年1月27日発表)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2021/coronachosa202101.html
l第4回目調査結果(2021年4月28日発表)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2021/coronachosa202104.html
l第5回目調査結果(2021年11月19日発表)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2021/coronachosa202111.html
l第6目調査結果(2022年4月27日発表)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2022/release_coronachosa_20220427.html
l第7目調査結果(2022年11月7日発表)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2022/corona_chosa_20221107.html
l第8目調査結果((2023年4月26日発表)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2023/release_coronachosa_0426.html
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