【ママが優先したい時間】理想と現実のギャップ1位は「美容・健康」
2024年に優先した時間:1位「家事・育児・介護」、2025年に優先したい時間:1位「家族」~しゅふJOB総研~
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『優先した時間・したい時間』をテーマに、就労志向のママ層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:612件)
■調査概要
1.2024年に優先した時間 1位「家事・育児・介護の時間」57.5%
2.2024年に優先した時間TOP5/優先した時間:3か年比較
3.2025年に優先したい時間 1位「家族のコミュニケーション時間」46.1%
4.2025年に優先したい時間TOP5/次の年に優先したい時間:3か年比較
5.「2025年に優先したい時間」と「2024年に優先した時間」比較
6.2025年に優先したい時間『願望ギャップ』/ランキングTOP5
7.フリーコメントより
1.2024年に優先した時間 1位「家事・育児・介護の時間」57.5%
2.2024年に優先した時間TOP5/優先した時間:3か年比較
3.2025年に優先したい時間 1位「家族のコミュニケーション時間」46.1%
4.2025年に優先したい時間TOP5/次の年に優先したい時間:3か年比較
5.「2025年に優先したい時間」と「2024年に優先した時間」比較
6.2025年に優先したい時間『願望ギャップ』/ランキングTOP5
※2025年に優先したい時間『願望ギャップ』について
・選択項目ごとに、「2025年に優先したいと願う時間」の比率から「2024年に優先した時間」の比率を引いた値。
・「その他」は除いて集計。小数点第2位を四捨五入。
7.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
・40代に入り心身ともに不調を感じることが増えたため、趣味や美容、人付き合いなどで気持ちをリフレッシュしていきたいです(40代:派遣社員)
・子どもとの時間は今しか過ごせない大事な時間なので、仕事時間はセーブしながら家族の時間を大切にしていきたい(40代:今は働いていない)
・もう一度勉強がしたい。家族のために美味しい食事をつくりたい。離れて暮らす母が気になるので度々訪れたい(50代:派遣社員)
・今年は体調を崩し、病気も見つかって健康の大事さを実感しました。来年も体をいたわりつつ、健康的な生活を送りたいです(40代:パート/アルバイト)
・介護をしてるので気分転換、元気の源の推し活です!(60代:契約社員)
・お金を使いたいので、となると仕事は外せないのかなと思います(40代:パート/アルバイト)
・育休中に資格を取りたいけど、3姉弟の育児で夜は寝落ち…前回の資格試験前も勉強に集中出来る時間を協力してもらえなかったので。資格を取って、今より高い給料もらえる所に転職、離婚前提なので、子供達と怒らず接する時間の確保をしたいと思ってます(30代:正社員)
・子どもが中学生になり、空いてる時間も増える予定なので、仕事をしつつ合間の時間にはリスキリングに力を入れたいと思っています(40代:派遣社員)
・子どももまだ未就園児なので育児を優先しなくてはいけないと重々承知していますが、本音を言えば働いたり勉強したりという自分にプラスになる時間が欲しいです(30代:今は働いていない)
・自分が何をしたいのか、しっかりと自分と対話したい(40代:派遣社員)
・限られた時間でいかに有効に使うのかは、常に課題になります。時短時短と思い悩みすぎて逆にゆとりを失うことがあるのでバランスがとても大事(40代:今は働いていない)
・長年家族のことを優先してきた。などと自分の愚かさの言い訳に使ってきたのではないかと悔やんでいるため、自分に責任を持つためにも趣味や休息の時間を作る必要があると思っている(50代:派遣社員)
・60を過ぎてもバタバタと時間に追われる毎日で今日は何をしようかではなく、溜まっていく家事に翻弄されています。名もなき家事全般です。優先したいのは自分を労る時間でしょうか(60代:パート/アルバイト)
・仕事と育児で忙殺されていて、夜中睡眠時間を削り趣味に勤しんでいた、その時間が無いと息抜き出来ないし、寝ないと疲労が溜まるの悪循環でした。もっと上手く時間を作れる・使えるようにルーティンを書き出して習慣化したい!(30代:契約社員)
・優先してきた時間は闘病です(50代:今は働いていない)
・スキルアップのために何か資格を取りたい(40代:派遣社員)
・更年期で疲れやすく、太りやすく、ダイエットのための運動時間をとりつつ、眠いときは寝る。無理はしない(40代:今は働いていない)
・2024年はイヤイヤ期真っ最中の子育てで、自分に費やす時間がほとんど取れなかったので、少し時間の使い方を見直したい(30代:パート/アルバイト)
・仕事と家庭、どちらかに偏るのではなくバランスが大切だと思います(40代:派遣社員)
・2024年春に長年勤めた職場を辞めました。毎日仕事に追われ過ぎて、このまま流される毎日で良いのかと思うようになりました。新たな事にチャレンジすることは、勇気もいりましたが、今は自分のスキル向上に力を注ぎ、久々に学ぶ事への喜びを感じ楽しい時間を持つ事ができました(50代:パート/アルバイト)
・育児を優先したいというより、優先せざるをえない状況です(30代:SOHO/在宅ワーク)
・本当は自分の美容や健康を優先したいが.子供がまた産まれるし余計無理になる気しかしないです(30代:今は働いていない)
・去年から介護に時間を取られるようになり、自分時間が減ってしまった。来年は自分時間をつくりたいと切に思う(50代:派遣社員)
・家事も育児も趣味も仕事も勉強もしたいけれど、時間が足りない(30代:パート/アルバイト)
・年齢とともに、疲れやすくなってきたので、睡眠、休息をきちんととりたいと思います(50代:派遣社員)
・1人の時間が欲しい。常に子供たちが一緒の生活に嫌気がさしている(30代:パート/アルバイト)
・収入も必要だから仕事をしているが、そうするとなかなか家族との時間や資格勉強の時間が取りにくい。通勤の労力をはぶけば、時間と体力の面において、それがかなり解消される。なので、在宅の仕事がもっと増える社会になってほしい(40代:派遣社員)
・お金が必要なので仕事へ行くことがどうしても最優先になる(60代:パート/アルバイト)
■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
家事に育児に介護に仕事。日々忙しく過ごしている就労志向のママたちに「2024年を振り返って、あなたが優先してきた時間は何でしたか」と尋ねたところ、今年も「家事・育児・介護の時間」が1位でした。次いで「仕事時間」「家族のコミュニケーション時間」と続きます。それに対し、「2025年にあなたが優先したいと願う時間は何ですか」と尋ねると、1位は「家族のコミュニケーション時間」。次いで「仕事時間」「休息・睡眠時間」と続きました。昨年、2024年に優先したい時間は何か尋ねた際には「休息・睡眠時間」が1位だったことを考えると、昨年よりは休息や睡眠はとりやすくなったということなのかもしれません。
一方、「2025年に優先したいと願う時間」の比率から「2024年に優先した時間」の比率を引いて算出した『願望ギャップ』においては「美容・健康についやす時間」が1位となりました。2位は「趣味の時間」、3位は「資格取得などの勉強時間」で、日々の生活をより豊かにするための時間に対する思いが強くなっている様子が伺えます。その反面「家事・育児・介護の時間」については、選択肢の中で唯一大きくマイナスとなりました。家事・育児・介護については優先せざるを得ないものの十二分に満腹で、その分を別の時間に割きたいということかもしれません。フリーコメントには、忙しい中でも前向きに時間を生み出そうとする声が多く見られました。時間は有限だからこそ、何にどう時間を割り当てるか、どう仕事とのバランスを最適化するかは大切なテーマであることを改めて認識する必要があるのだと考えます。
しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール
1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員
◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職
促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ
ム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会
議雇用WG勉強会(平成26年)など
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、
フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、
ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数
◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン
ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同
参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:612名 ※お子さんがいる女性
調査実施日:2024年11月26日(火)~2024年12月8日(日)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/category/report/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。
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