民泊におけるゴミトラブル/騒音への積極的な取り組み
宿泊者や近隣住民の方が安心して滞在時間を過ごせるよう私たちが実施しているゴミや騒音についての取り組みを公開します
■背景
民泊施設では、一般的なホテルと違い、すぐ身近に地域住民の方が住んでいます。民泊の良さは地域の一員のように泊まれることですが、一方で、ゲストは地域の一員としてルールを守る必要があり、そして、事業者である私たちはルールを伝える役割があります。
これらのトラブルがなくなることは、ゲストの安心した宿泊、近隣の住民の方の安心した暮らしの共存のために不可欠ですし、滞在体験の品質向上に繋がると考えております。
今回、多くの方に民泊へ安心して宿泊してもらうこと、また、地域の方にとっても安心の内容となると考え、私たちの騒音、ゴミのオペレーション改善の事例を公開致します。
2,400施設以上運営するからこそ、日々の運営状況と効果検証がスピーディに行えております。今後も改善のもと、顧客体験をアップデートしていきます。
■ゴミ、騒音への取り組み
私たちが考えるゴミトラブル、騒音の一番の要因は、ゲストとのコミュニケーション不足です。訪日客はもちろん国内客であっても、ゴミの分別は地域によってルールが異なりますので、POP等を活用した周知やオペレーションの改善をしてきました。また、騒音については個別事由が多いため、個別の注意や騒音検知器の活用で対応しております。
▼具体的な対策例▼
1.ゴミの分別
POPに写真や画像をを活用し、ゴミの捨て方、ゴミの分別ルールが一目でわかるよう工夫しております。また、内容も文字を減らしてシンプルにすることで、ゲストが迷わずに捨てられるようにしております。
▼POP例
2.ゴミ捨て場のルート案内
長期滞在のゲストは、一定期間いることで、ゴミ箱の容量を超えてゴミが出てしまいます。その場合は、指定のゴミストッカーへゲスト自身で捨てに行きますが、ゴミストッカーまでのルートを動画で確認できるようにしているので、迷わずにゴミを捨てに行けます。また、動画は部屋に設置しているQRコードからすぐに見られます。
3.計算されたゴミ箱、ゴミストッカーの設置と巡回
ゴミ箱やゴミストッカーは部屋に宿泊可能な人数によって、必要な大きさを算出し直して設置しました。これにより、ゴミがゴミ箱から溢れた際にベランダや共用部にゴミを置くことを防止し清潔な滞在環境の維持ができ、ゴミを回収する際のオペレーション効率化に成功しました。
また、従来のゴミ箱より余裕のある大きさにしているため、ゴミ箱が溢れにくくなったこと、ゴミをゴミストッカーまで運ぶ頻度が減ることによりゲストも低ストレスで滞在できます。
ゴミストッカーについては、毎日チェックを実施しています。清掃担当者がゴミストッカーの写真を撮り、ゴミストッカーが溢れているかを一定AIで判断し、最終的に人の目で細かい点をチェックし、清潔な空間を保っています。仮に溢れそうな場合は、翌日にゴミストッカーの状況に応じた対応をしています。
また、ゴミストッカーも宿泊人数によって大きさを計算し、余裕のあるものを各施設に配置しています。
■無人管理を実現するソフトウェア群「m2mシリーズ」とは
私たちのソフトウェアによって、インターネットでの集客や、リアルタイムでの在庫管理、価格調整、AIを用いた清掃員管理など、ビジネスのあらゆる側面をカバーでき、無人での施設運営が可能になります。
人口減少による労働力不足をソフトウェアの力で解決し、必要な人に必要な空間を届けることで、社会インフラの新しい形を創ります。
StayX公式サイト
■matsuri technologies株式会社 概要
本社 : 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4丁目8番1号 神楽坂プラザビル 3階
事業内容:情報通信業、ソフトウェア開発業、住宅宿泊事業、不動産賃貸業
代表者 :代表取締役 吉田圭汰
設立 :2016年8月
資本金 :100百万円(2023年2月末時点)
URL : https://matsuri.tech/
■プレスリリース及び取材に関するお問い合わせ先
matsuri technologies株式会社
TEL:03-6228-0440/FAX:03-6228-0450
メール:pr@matsuri-tech.com
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