【大阪高島屋】4月23日(水)より開催「絹谷 幸二展 -生命、夢、天地に輝いて-」
■2025年4月23日(水)~5月5日(月)■高島屋大阪店 6階美術画廊
高島屋大阪店では4月23日(水)~5月5日(月)の期間に文化勲章受章画家・絹谷 幸二氏の個展を開催いたします。梅田スカイビルには「絹谷幸二 天空美術館」があり、また2010年から15年まで大阪芸術大学教授を務めるなど、大阪にご縁が深い絹谷氏。今回の万博のテーマが作品イメージにも重なることから、本展は高島屋大阪店を皮切りに、高島屋各店の美術画廊を巡回いたします。
絹谷氏は1943年奈良県に生まれ、東京藝術大学大学院壁画科を修了された後、イタリアのヴェネチア・アカデミアでアフレスコ古典画法の研究に本格的に取り組まれました。帰国後の1974年には、当時史上最年少で洋画家の登竜門「安井賞」を受賞されるなど早くから頭角を現し、その後も数々の展覧会に出品、受賞を重ね、名実ともに画壇の寵児となっていきます。アフレスコ画をベースとした、そのエネルギッシュで生命力豊かな色彩に溢れた作品は、時に深い愛と大きな希望を湛え、時に現代社会が抱える諸問題への示唆に富んだ表現で多くの人々を魅了し、絹谷氏は2001年日本藝術院会員に就任、2014年文化功労者に顕彰、2021年には文化勲章を受章されました。また長年母校の東京藝術大学の教授を務め、さらに自費で若手芸術家を顕彰する「絹谷幸二賞(後に絹谷幸二芸術賞)」を創設されるなど、次世代を担う作家の育成や支援を行い、また子供たちに文化芸術の素晴らしさや夢を持って生きることの大切さを伝える活動などにも、現在まで精力的に取り組んでおられます。
争いや分断の絶えないこの時代に向け、生命や愛を賛美する壮大なテーマの新作を中心に、代表的モチーフの富士、薔薇など、人類救済に祈りを捧げた、新しい時代への絹谷ワールドが華やかに展開いたします。
この機会にぜひご高覧ください。
【展示作品の一例】







【高島屋 巡回予定】
[東京展] 5月21日(水)~6月2日(月) 高島屋日本橋店 本館6階美術画廊
[京都展] 6月18日(水)~6月23日(月) 高島屋京都店 6階美術画廊
[横浜展] 7月9日(水)~7月14(月) 高島屋横浜店 7階美術画廊
[名古屋展] 7月23日(水)~7月29(火) ジェイアール名古屋タカシマヤ 11階美術画廊
[愛媛展] 8月6日(水)~8月12(火) いよてつ高島屋 6階美術画廊
※会場によって、出品内容が一部異なる場合がございます。
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