地方をもっと元気にしていくファンドをつくります~スタートアップ企業との共創による社会課題の解決をさらに加速します~
〇JR東日本グループは「変革2027」において「地方を豊かに」をコンセプトに、持続可能な社会基盤のもと、活発な交流を通じてすべての人が心豊かに生活できるサービスの提供、推進を掲げています。 〇なお、JR東日本スタートアップ株式会社により2017年から開催してきた「JR東日本スタートアッププログラム」が10回目の節目を迎えることから、これまでの共創の歩みと新たな事業共創を総括するリアルイベント「JR EAST STARTUP DAY」を開催します。 |
1.「JR東日本ローカルスタートアップ投資事業有限責任組合」の設立
当社グループは、地域に根差した事業に取り組むローカルスタートアップ企業との協業推進を目的として、2023年4月にJR東日本スタートアップ株式会社の100%出資による「JR東日本ローカルスタートアップ合同会社」を設立し、ローカルスタートアップ企業への出資ならびに事業連携をしてきました。
今後、地域との連携や社会課題の解決をさらに加速させていくため、運用期間を一般的なファンドに比べて長期となる20年間に設定した、東日本旅客鉄道株式会社とJR東日本スタートアップ株式会社の出資による「JR東日本ローカルスタートアップ投資事業有限責任組合(ローカルスタートアップファンド)」を新たに設立します。なお、本設立に伴い、JR東日本ローカルスタートアップ合同会社を解散します。
また、将来的には、社会課題の解決を目的とする外部企業等と連携した新たなファンド組成なども検討できる体制づくりを目指します。
<JR東日本ローカルスタートアップ合同会社によるこれまでの出資案件>
<投資事業有限責任組合の概要>
組合名称:JR東日本ローカルスタートアップ投資事業有限責任組合
所在地:東京都港区高輪二丁目21番42号 TokyoYard Building
有限責任組合員:東日本旅客鉄道株式会社
無限責任組合員:JR東日本スタートアップ株式会社
ファンド運用規模:10億円
ファンド運用期間:20年(延長有)
出資対象:地域活性に資する事業で、かつ地域の持続的な成長とJR東日本グループとの事業シナジーを見込める事業者
<投資事業有限責任組合による出資1号案件について>
JR東日本ローカルスタートアップ投資事業有限責任組合による出資1号案件として、「Eki Lab帯織」や「JRE Local Hub 燕三条」を運営している新潟県三条市の地域パートナー、株式会社ドッツアンドラインズに出資します。
出資先:株式会社ドッツアンドラインズ
所在地:新潟県三条市帯織 2342番2
代表者:齋藤 和也
設立:2020年3月31日
事業内容:ものづくり技術の新商品開発、ビジネスマッチング、産業発信等
過去実績:ものづくり体験・ソフトウェア体験のできるワークショップやセミナーの開催、長岡工業高等専門学校との産学連携イベントを通じたものづくり産業の活性化等
URL:https://dotsandlines.co.jp/
2.「JR EAST STARTUP DAY」の開催
(1)「JR東日本スタートアッププログラム」について
2017年度から「JR東日本スタートアッププログラム(以下、プログラム)」を毎年開催し、これまで9回開催しました(2022年度から年2回開催)。スタートアップ企業のさまざまな優れたアイデアや最新技術などを、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用した協業の提案を募り、実証実験などを経て、実装していくプログラムです。
(2)「JR EAST STARTUP DAY」について
プログラム10回目を記念し、これまでプログラムで採択した企業をメインとした物販・飲食催事(“PARK”:新宿駅新南改札外 Suicaのペンギン広場にて一般公開)、事業共創の取り組みの展示・紹介(“EXHIBITION”:LUMINE 0<ルミネゼロ>にて関係者のみ公開)、過去の採択企業のプレゼンテーション・トークセッションおよびJR東日本スタートアッププログラム2024春の採択企業の発表会(“PITCH STAGE”:LUMINE 0<ルミネゼロ>にて関係者のみ公開)を「JR EAST STARTUP DAY」として、2024年11月23日(土)~26日(火)の期間で実施します。
「JR EAST STARTUP DAY」 “PARK” 詳細
開催日時:2024年11月23日(土)、24日(日):12:00~18:00 / 25日(月)、26(火)13:00~20:00
開催場所:新宿駅新南改札外 Suicaのペンギン広場
入場料:無料
主催:東日本旅客鉄道株式会社、JR東日本スタートアップ株式会社
<参考>
<JR東日本スタートアップ株式会社について>
JR東日本スタートアップ株式会社は、優れたアイデアや先端技術を持つスタートアップ企業とともに、JR東日本グループの経営資源を活用して、未来をつくる新たなビジネスやサービスの創出と地域のより一層の活性化と豊かな暮らしづくりに貢献するため、2018年2月に設立したコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)です。
事業シーズや先端技術の調査・発掘、「JR東日本スタートアッププログラム」の運営、ベンチャー企業への出資およびJR東日本グループとの協業推進、スタートアップ企業へのワークスペース提供などのサポートを行っています。
※1 TGC:TAKANAWA GATEWAY CITY
※2 GP:General Partner(無限責任組合員)
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