【界由布院】冬の静けさと棚田の灯りを堪能する「冬灯りやつがい」開催｜期間：2024年12月1日〜2025年2月28日

〜ライトアップされた棚田を眺め、大分県の恵みを使ったホットワインと焼菓子を味わう宵のひととき〜

星野リゾート

2024年10月31日 12時00分

四季折々の棚田を感じる湯宿「界由布院」では、昨年に引き続き、2024年12月1日〜2025年2月28日の期間、お酒を堪能しながらライトアップされた冬の棚田を眺める「冬灯りやつがい」を開催します。「やつがい」とは大分県の方言で晩酌を意味し、2年目となる今年はホットワインを嗜みながら、冬季ならではの景色を眺めることができます。冬の棚田暦（たなだごよみ）（＊1）をより身近に感じるひとときを楽しめるアクティビティです。

＊1 季節や時間帯によって多彩に表情を変える棚田の景色を表現した造語。

背景

界由布院が位置する由布院温泉は、大分県の中でも特に標高が高く冷え込みが厳しい地域です。昼夜の寒暖差が大きいこの地域は、かつては棚田が広がっており昔から稲作農業が盛んでした。施設内に広がる棚田の稲は秋に収穫を迎え、稲が刈り取られた農閑期の田圃では冬期湛水（とうきたんすい）を行い来季に向けて静かに栄養を蓄えます。農作業を行わない冬の田圃に温かい灯りが立ち並ぶ幻想的な空間で、大切な人と「やつがい」の時間を共にしながら、心も身体もほっと温まるひとときを過ごしてもらいたいという思いから当アクティビティを考案しました。

特徴１　ライトアップされた幻想的な棚田の景色

棚田の畦道に温かい灯りが立ち並ぶ様子は、稲が刈り取られた農閑期だけの特別な景色です。今年からお米の副産物である藁を使用した照明が加わります。さらに、より良い土作りのために棚田に水を張る冬期湛水（とうきたんすい）を行うため、優しい光が棚田に映り込む水鏡の景色も同時に楽しむことができます。

特徴２　大分県の恵みで温まる「やつがい」

冬灯りやつがいでは、大分県名産の柚子こしょうやかぼすを合わせたホットワインを用意します。身体の芯から温まり、爽やかな香りが引き立つ界由布院オリジナルのブレンドです。また、一緒に楽しむ焼菓子にも、大分県名産の果物を使用しています。身体だけでなく心も温まり、大分県らしさを堪能できる「やつがい」です。

特徴３　冬灯りのぬくもりに癒される客室「棚田離れ」

棚田の中に佇む全45室中2室の離れの客室「棚田離れ」の縁側からは、冬灯りが立ち並ぶ棚田の景観を最も近くで感じることができます。寒空の下、まるで原風景に入り込んだような気分を味わいながら、心ゆくまで大切な人との贅沢なひとときを楽しめる、プライベートな非日常空間です。

滞在スケジュール例

＜1日目＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜2日目＞

15:00 チェックイン　　　　　　　　　　　　　　　7:00 現代湯治体操「棚田体操」

16:15 温泉いろは　　　　　　　　　　　　　　　　7:30 ご朝食

16:30 ご入浴　　　　　　　　　　　　　　　　　　9:00 ご当地楽「原風景を感じるわら綯い体験」

17:30 ご夕食　　　　　　　　　　　　　　　　　12:00 チェックアウト

19:30 「冬灯りやつがい」　　　　　　　　　　　

「冬灯りやつがい」概要

期間：2024年12月1日〜2025年2月28日

料金：1セット（2名分） 2,800円（税・サービス料込）＊1日12セット限定

含まれるもの：ホットワイン、焼菓子

予約：現地にて当日予約

場所：棚田テラス、客室

時間：19:30〜21:30

対象：宿泊者

「界」とは

「界」は星野リゾートが全国に23施設を展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2024年4月に宮城県・秋保温泉に「界秋保」が、9月には岐阜県・奥飛騨温泉郷に「界奥飛騨」が新規開業しました。