第9回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門ファイナル　ヤマハ コンサートグランドピアノCFXを使用したピアニストが第2位、第3位、第4位に入賞

2025年6月14日（土）～29日（日）に宮城県仙台市で開催された「第9回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門」において、ヤマハ コンサートグランドピアノCFXを使用したアレクサンドル・クリチコさん（ロシア）が第2位、天野 薫さん（日本）が第3位、ユリアン・ガストさん（ドイツ）が第4位をそれぞれ受賞しました。

『第2位に入賞したアレクサンドル・クリチコさん』

『第3位に入賞した天野 薫さん』

『第4位に入賞したユリアン・ガストさん』

写真提供：仙台国際音楽コンクール事務局

仙台国際音楽コンクールは、2001年の第1回以来3年に一度開催され、世界的な若手ピアニストを輩出する登竜門として知られている、世界有数の国際ピアノコンクールです。ピアノとヴァイオリンの2部門から成り立ちます。

今回のコンクールのピアノ部門は、6月14日から29日までの間、宮城県仙台市の日立システムズホール仙台（仙台市青年文化センター）にて開催されました。32名の演奏者が出場し、予選、セミファイナルを通過した6名によるファイナルが行われました。ファイナルでは3名がヤマハCFXを使用、アレクサンドル・クリチコさん（ロシア）が第2位、天野 薫さん（日本）が第3位、ユリアン・ガストさん（ドイツ）が第4位をそれぞれ受賞しました。

当社は2001年の初回開催時より同コンクールに公式ピアノメーカーとして参加しています。今回は当社を含む3社が公式ピアノとして採用されており、ヤマハCFXは、セミファイナルで12名中3名、ファイナルで6名中3名と、数多くのコンテスタントに選んでいただきました。

当社は、今後も国際コンクールで高品質な楽器と調律技術を提供し、世界の若い才能を支援するとともに、演奏者からのフィードバックを製品開発に反映し、より優れた製品づくりを目指してまいります。

第9回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門結果

第1位　　エリザヴェータ・ウクラインスカヤ

第2位　　アレクサンドル・クリチコ　　　　　　ヤマハCFX 使用

第3位　　天野 薫　　　　　　　　　　　　　 　 ヤマハCFX 使用

第4位　　ユリアン・ガスト　 　　 　　 　　 　  ヤマハCFX 使用

第5位　　島多 璃音

第6位　　ヤン・ニコヴィッチ

※なお、エリザヴェータ・ウクラインスカヤさんは本選1日目、アレクサンドル・クリチコさんは本選2日目、天野 薫さんは本選3日目の聴衆賞もそれぞれ受賞されました。

ヤマハ CFXへの受賞者コメント

第2位　　アレクサンドル・クリチコさん

「ヤマハCFXは気品のある音色を持っていて、すべてを思い通りにコントロールできるので楽しんで演奏することができました。」

第3位　　天野 薫さん

「繊細な音から突き刺さるような迫力のある音まで表現でき、矢代秋雄の作品にピッタリな楽器だと思いました。」

第4位　　ユリアン・ガストさん

「技術的にも音楽的にもこの楽器でやりたいこと全てができました。本当に素晴らしい経験でした。」

仙台国際音楽コンクールについて

仙台国際音楽コンクールは、仙台市が開府四百年を記念して2001年に創設し、以後3年毎に行うコンクールです。才能ある若い音楽家を輩出することにより、世界の音楽文化の振興及び国際的文化交流の推進に寄与することを目的としています。

仙台国際音楽コンクール　公式サイト

https://simc.jp/

ヤマハ コンサートグランドピアノ「CFX」について

コンサートグランドピアノ「CFX」は、一世紀以上にわたる当社のピアノ製造技術の粋を集めたコンサートピアノのフラッグシップモデルです。“私と、響き合う”をコンセプトに、ホールの隅々まで響きわたる堂々とした存在感のある音と、演奏者の思いを余すところなく表現できる彩りと奥行きのある豊かな音色を備えたコンサートピアノとして開発。2010年に初代CFXを発表し、その後も改良を重ね、2022年には次世代モデルを発表しました。CFXは世界的なコンクールや国内外のホールに採用され、多数のピアニストに支持されています。

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