こころってなんだろう? こころで感じる、喜び・怒り・悲しみ・楽しみについて考える絵本『こころをなくした かいじゅう』5月24日発売
かいじゅうのオルーガには、こころがありませんでした。仲良しだった親友に裏切られ、傷つけてやろうと怒りをぶつけ、そしていつの間にか親友はいなくなってしまいました。どんなに泣いても元には戻らず、いつの間にかこころを失ってしまったのです。すごく悲しい気持ちが続いたとき。とてもつらいことがあったとき。苦しくて逃げ出したいようなとき。「いっそ、こころなんて無くなればいいのに」と思ったことはありませんか?
これは、悲しみのあまりにこころを無くしてしまったかいじゅうオルーガのお話です。
オルーガを通して、喜び・怒り・悲しみ・楽しみなど、こころの大切さについて考える絵本です。
著者:新井洋行
絵本作家。デザイナー。東京造形大学デザイン科卒業。2人の娘と遊ぶ中でヒントを得て作った、あけて・あけてえほんシリーズ『れいぞうこ』他で人気を博す。同シリーズは、海外でも出版され、国内外の子どもたちに愛されている。絵本の作品に、『れいぞうこ』『といれ』『はこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの杜)、『おやすみなさい』(童心社)、『ちゅうちゅうたこかいな』(講談社)、『しろとくろ』(岩崎書店)、『いっせーの ばあ』(KADOKAWA)、『おばけとホットケーキ』(くもん出版)、『つんっ!』(ほるぷ出版)、『かいじゅうポポリはこうやっていかりをのりきった』弊社刊、他多数。挿絵の仕事に、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)、「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)などがある。性格は温厚(ゲームの時はちょっと怒る)。東京造形大学非常勤教員。朝日小学生新聞にて4コママンガ『かいじゅうカルテット』を連載。
『こころをなくした かいじゅう』
https://pie.co.jp/book/i/5898/
イメージ
読者からのコメント
そもそも心って何でしょう。 こんなときどんな気持ちになるかなと読み聞かせをしたら楽しそうです。(読者)
私に心をなくすようなことがあっても、ゆっくりとして取り戻せるよと教えてくれるような本でした。(図書館関係者)
今まで、苦しみや怒りや悲しみの感情(負の感情たち)をわたしは否定的に捉えていましたが、オルーガの感情を巡る旅に寄り添ってみて、心の機能は全てがだいじなパーツなのだと理解しました。心とはなんとふしぎで豊かなものでしょうか。(読者)
かいじゅうがとってもかわいい! もうそれだけでも大満足なのですが、そこに喜怒哀楽という感情の大切さをテーマとして織り込んでいるあたりに、作者の思いを感じました。(読者)
※「NetGalley」に寄せられたレビューの一部
著者インタビュー公開中!
『こころをなくしたかいじゅう』の著者の新井洋行さんに、本作ができた背景についてお話を伺いました。
https://pie.co.jp/news/4877317/
書籍概要
書名:『こころをなくした かいじゅう』
https://pie.co.jp/book/i/5898/
仕様:A4判変型(250×210mm)/ハードカバー/40Pages(Full Color)
定価:本体1,400円+税
ISBN:978-4-7562-5898-4 C8793
発売日:2024年5月24日
著者:新井洋行
発行元:パイ インターナショナル
書籍に関するお問い合わせ
株式会社パイ インターナショナル
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