「生活定点観測レポート2023」発行 ~33年間の暮らし意識・実態の変化をデータで捉える~

東京ガス株式会社

東京ガス都市生活研究所は、本日、「生活定点観測レポート2023」を発行しました。同研究所は、一都三県に暮らす人々の生活・意識・行動の現状およびその変化を経年的に把握するため、「都市生活者の意識・行動観測(通称:生活定点観測)」調査を行っています。調査は1990年から3年ごとに実施し、今回で第12回目となります。本レポートは、33年にわたる「生活定点観測調査」のデータから、各分野のトピックスを紹介するものです。
※本レポートのダウンロードはこちら(https://www.toshiken.com/report/life66.html

<主な調査結果>

■光熱費意識の変化 ~毎月の光熱費を把握し、月々の料金を考えて使う人が増加~

光熱費を把握している人は年々増加し、2023年には81.6%[*]の人が把握していると答えています。また、「ガス・電気を使用する際、ランニングコスト(月々の料金)を考えて使っている」と回答した人も90年の28.1%2023[*]から23年は64.5%2023[*]に増加しています。光熱費への意識が、長期間にわたって変化してきたことがわかります。

*:あてはまる+ややあてはまる


■環境行動の変化 ~マイバックの持参がさらに進む~

買い物時のマイバッグは、年々持参する人が増え、2023年には96.2%[*]の人が持参すると答えています。レジ袋有料化となった2020年は持参割合の増加が顕著ですが、それ以前から徐々に浸透していたことがわかります。

*:あてはまる+ややあてはまる


■コロナ収束後の暮らしの変化 ~夕食を家で食べる人は引き続き増加するも、家で夕食を作る頻度は減少~

コロナ禍だった2020年の調査では、在宅時間の増加による変化が見られました。新型コロナウイルスが5類に移行した後の2023年の調査では、毎日家で食べる人の割合はコロナ禍前よりも高く、家で食べることは増えたままです。一方で、「夕食を家で作る頻度」は前回の調査でやや増加したものの、今回の調査では「週7日」で夕食を作る人が、これまでの調査で最も少ない47.3%となり、逆に「週4日以下」が28.2%と過去最多となりました。

■家事の変化 ~夫の家事参加が増加する一方で、子どもの家事参加は減少~

家事の中でも夫の参加率が比較的高い「風呂掃除」について、「主に担当する」夫は1990年の調査で8.0%でしたが、2023年の調査では30.0%と4倍近くまで増加しました。夫の参加は他の家事でも増えている一方で、子どもの家事参加は減少しています。例えば「日常の買い物(おつかい)」は、1990年には48.3%の子どもが行っていましたが、2023年には23.3%と半減しました。

◆東京ガス都市生活研究所について

東京ガス都市生活研究所は、1986年7月に設立されました。

社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析をもとに、将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者のより良い暮らしのためのさまざまな提言を行っています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


キーワード
SDGsエコCOVIDeco
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

東京ガス株式会社

53フォロワー

RSS
URL
http://www.tokyo-gas.co.jp/
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都港区海岸1-5-20
電話番号
-
代表者名
笹山晋一
上場
東証1部
資本金
-
設立
1885年10月