ベトナムタイビン省におけるLNG to Powerプロジェクトの事業性評価に向けた合弁会社の設立

東京ガス株式会社

東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、このたび、ベトナム企業であるチュオン・タン・ベトナム・グループ(会長:ダン・チュン・キエン、以下「TTVN」)、株式会社キューデン・インターナショナル(社長:柚須 亮太郎、以下「KIC」)と、ベトナムタイビン省におけるLNG to Powerプロジェクトの事業性評価に向けた合弁会社タイビン・LNG・パワー・ジョイントストックカンパニー(以下「TBLP」)を設立しました。

TBLPは、ベトナムタイビン省タイトゥイ地区における、浮体式LNG受入基地[*1]および天然ガス火力発電所(発電容量:150万kW)の開発・建設・運営、LNG調達、ベトナム電力公社への売電を行うLNG to Powerプロジェクト[*2](以下「本プロジェクト」)の事業性評価を実施します。事業性評価では、経済的合理性・技術的実現性を踏まえた検証、EPC[*3]事業者選定、LNG調達計画の策定等を実施し、2029年までの商業運転開始を目指します。

なお、東京ガスグループが手掛けるベトナムでのLNG to Powerプロジェクトは、クアンニン省における陸上LNG受入基地および天然ガス火力発電所プロジェクト[*4]に続いて2例目となります。


東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において「LNGバリューチェーンの変革」を掲げています。今後もこれまで蓄積してきた経験・ノウハウを活かし、本プロジェクトを含めたLNGインフラ事業の拡大を通じて、アジア諸国の発展と低炭素化・脱炭素化に貢献するとともに、東京ガスグループの経営ビジョン「Compass2030」で掲げる海外事業の利益目標500億円[*5]に向けて取り組んでいきます。


*1:洋上に係留固定されたLNG船に再ガス化設備を搭載したLNG受入基地(Floating Storage & Regasification Unit)

*2:ガス火力発電の燃料であるLNGの調達、気化から発電まで一貫して行うプロジェクト

*3:設計・調達・建設(Engineering, Procurement and Construction)

*4:ベトナムにおけるLNG to Powerプロジェクトの事業性評価に向けた合弁会社の設立(2022年11月4日発表)https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20221104-01.html

*5:営業利益+持分法利益


■TBLPの概要

会社名

タイビン・LNG・パワー・ジョイントストックカンパニー(Thai Binh LNG Power Joint Stock Company)

設立

2024年1月23日

所在地

ベトナム社会主義共和国 タイビン省

事業内容

LNG受入基地および天然ガス火力発電所に関する建設・運営等


<参考>         
■プロジェクト所在地

■TTVNの概要

会社名

チュオン・タン・ベトナム・グループ(Truong Thanh Viet Nam Group)

会長

ダン・チュン・キエン(Dang Trung Kien)

設立

2012年12月

所在地

ベトナム社会主義共和国 ハノイ市

事業内容

電力事業開発・不動産開発 他


■KICの概要

会社名

株式会社キューデン・インターナショナル(九州電力株式会社100%子会社)

社長

柚須 亮太郎

設立

1999年8月

所在地

福岡県 福岡市

事業内容

海外エネルギー事業・海外コンサルティング事業 他

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会社概要

東京ガス株式会社

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URL
http://www.tokyo-gas.co.jp/
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都港区海岸1-5-20
電話番号
-
代表者名
笹山晋一
上場
東証1部
資本金
-
設立
1885年10月