2025年は我慢の冬に?電気代を気にして家電の使用を我慢する人は半数以上。我慢する家電は1位「エアコン」2位「照明」

~消費電力が大きいと思っていた家電、実際とのギャップも明らかに~

パナソニック株式会社

本格的な寒さが到来。寒さも相まって、エアコンやヒーターなどの電気使用量も増加し、電気代の負担が増す冬となっています。高騰が懸念される昨今、節電は生活の中でますます重要になっています。そこで、パナソニック株式会社は全国の20代から60代の男女を対象に、冬のあかりと節電に関する意識調査を実施しました。

・現在、電気代が高いと感じている方92.4%

・普段の生活で節電を意識する人は9割近くに。そんな中、電気代を気にして家電の使用を我慢している人は半数以上。実際に使用を我慢したことがある家電1位は77.9%で「エアコン」。2位は47.5%で「照明器具」に。

・3人に1人が電気代が気になりながらも、部屋のあかりをつけっぱなしにして外出してしまった経験があることが判明。

・消費電力が大きいと思う家電を聞いたところ、1位は58.1%でエアコン、2位は18.1%で冷蔵庫、3位は5.8%で電子レンジという結果に。わずか1.8%の回答となった照明器具は、家庭における家電製品の電力消費割合の約9.3%(冬季)を占め第4位。認識のギャップがあることが判明。

・冬は部屋の照明器具をつける時間が夏と比べて増えると回答した人は8割に。その中でも半数以上の人が2時間以上長く照明器具を長くつけていることが判明。日照時間が短い冬はどうしても点灯時間が長くなってしまう傾向。

[調査概要]

・エリア:全国

・調査対象:20代~60代 男女 計800人

・調査期間:2024年12月20日~12月23日

・調査方法:インターネット調査

・調査会社:楽天インサイト株式会社

■現在、電気代が高いと感じている方92.4%

まず、現在の電気代について「高い」と感じているかどうかを聞いたところ、「かなり感じる」と「少し感じる」を合わせると92.4%に達し、大多数の人が電気代が高いと感じていることがわかりました。

■普段の生活で節電を意識する人は9割近くに。そんな中、電気代を気にして家電の使用を我慢している人は半数以上。実際に使用を我慢したことがある家電1位は77.9%で「エアコン」。2位は47.5%で「照明器具」に

次に普段の生活の中で節電を意識するかどうかを聞いたところ、「かなり意識する」「少し意識する」を合わせると87.3%と、9割近くの方が普段から節電を意識していることが分かりました。

そんな中、電気代を気にして家電の使用を我慢したことがあるかどうかを聞いたところ、「かなりある」「少しある」を合わせると57.1%の人が家電の使用を我慢したことがあると回答しました。実際に使用を我慢したことがある家電を聞くと、「エアコン」が77.9%と1位、次いで「照明器具」が47.5%という結果になりました。快適な室温にしてくれるエアコンと、日常生活では欠かせない照明の使用を我慢することが上位に入っており、生活の基盤となる家電までも電気代のためには我慢せざるを得ないようです。

■3人に1人が電気代を気にしながらも、部屋のあかりをつけっぱなしにして外出してしまった経験があることが判明 
そして、電気代を気にしながらも、部屋のあかりをつけっぱなしにして外出してしまった経験がある人は、「かなりある」「少しある」を合わせて36.0%と、3人に1人がつけっぱなしで外出してしまった経験があるという結果に。節電意識はあるものの、実際は外出時のあわただしさで消し忘れてしまうこともあることがわかりました。

■消費電力が大きいと思われる家電1位は58.1%でエアコン、2位は18.1%で冷蔵庫。3位は5.8%で電子レンジという結果に。わずか1.8%の回答となった照明器具は、家庭における家電製品の電力消費割合の約9.3%(冬季)を占め、第4位。実際とのギャップが浮き彫りに

消費電力が最も大きいと思われる家電を聞いたところ、1位は58.1%でエアコン、2位は18.1%で冷蔵庫、3位は5.8%で電子レンジという結果となりました。一方、わずか1.8%の回答となった照明器具は、実際には電力消費割合の約9.3%(冬季)を占めます。部屋の数だけ設置されていて、在宅時は使用時間も長くなることで意外にも消費電力が大きいことがわかります。

家庭における家電製品の1日での電力消費割合【冬季のデータ】

※資源エネルギー庁 平成30年度電力需給対策広報調査事業の結果より。

家庭における機器別エネルギー消費量の内訳について(平成30年)資源エネルギー庁 平成30年度電力

冬は部屋の照明器具をつける時間が夏と比べて増えると回答した人は8割に。その中でも半数以上の人が2時間以上長く照明器具を長くつけていることが判明

照明が占める消費電力の割合は意外にも高いことがわかりましたが、 冬は夏と比べて部屋の照明をつける時間が増えるかどうかを聞いたところ、「かなり増える」「少し増える」を合わせると79.9%の人が照明をつける時間が長くなると回答しました。どのくらい照明をつける時間が長くなるかを聞いたところ、「2時間~4時間未満」が42.1%、「4時間以上」が11.7%となり、2時間以上増える人が53.8%と半数を超える結果となりました。やはり日照時間が短くなるのに伴い、照明をつける時間は長くなってしまうようです。

今回の調査結果から、節電を意識するあまり寒い冬場でもエアコンの使用を控え、多少部屋が暗くても照明をつけずに生活するなど、家電の使用を我慢する人が多いことが分かりました。中でもエアコン、冷蔵庫、照明器具は家庭内の消費電力の約5割を占めることから、電気代を削減するにはまずはこの3つの節電を心掛けることが必要です。

■エアコンの電気代削減のコツは?

エアコンは冬のほうが温度差の大きい日が多いことから、暖房運転での電気代が高くなる傾向があります。そんな冬のエアコンの電気代を削減するポイントをご紹介します。

・フィルターの掃除をこまめに行う

・設定温度は上げすぎない

・風量は自動に設定する

・窓の遮熱対策をする

・サーキュレーターを併用する

・室外機の周辺を掃除

■冷蔵庫の電気代削減のコツは?

電源を入れたときから稼働し続ける冷蔵庫は消費電力が多くなってしまいます。

そんな冷蔵庫の電気代を削減するポイントをご紹介します。

・ドアの開閉回数を減らし、開けている時間も短くする

・熱いものは冷ましてから入れる

・「冷蔵室」は、食品を詰め込みすぎないように注意する

・冷蔵庫を壁から離して放熱スペースを確保する

・「ドアパッキン」や「定期的な掃除」も大切

そして部屋の数だけ設置されていて、意外にも消費電力が大きい「照明器具」。電気代の高騰が続く今、少しでも日々のコストをおさえたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。部屋の照明を見直ししてみると、まだLED照明に切替できていないお部屋、ありませんか?電気代削減のコツを照明のプロに聞いてみました。

◇◇照明のプロが答える 照明器具の節電方法◇◇◇

Q:蛍光灯でもLED照明でも種類にかかわらず、こまめに消すことが節電につながるのでしょうか?

A_蛍光灯は点灯させる度にエミッタという放電物質が飛散するため、わずかですがランプ寿命が短くなります。一般的には数分おきに点灯と消灯を繰り返すような使い方は無いと思いますので、使わないときは消すという使い方で良いと思います。LEDの場合は点灯回数による寿命への影響はほぼありませんので、こまめな消灯が節電に繋がります。

Q:「蛍光灯」から「LED照明」 にするとどれぐらい電気代が変わる?

A_ 代表機種での試算例になりますが、リビングなどでの使用を想定すると、蛍光灯器具からLEDシーリングライトに取り替えると、電気代が年間で約2,900円、10年で約29,000円もお得になります※1。(当社比)ご自宅の照明器具がまだ使えるから勿体ないという気持ちもあるかも知れませんが、照明器具も家電製品同様に経年での内部劣化が進みますので、予期せぬ故障などのトラブルの可能性も増えてきます。また、早く取り替える事によって、電気代削減の効果も早く出てきますので、早めのLED化のご検討を推奨します。

※1:当社2010年発売100形ツインパルック蛍光灯器具(HHFZ4340)と2021年発売LEDシーリングライト(HH-CG1234A)との比較を参考として表記。100形ツインパルック蛍光灯器具(HHFZ4340)は生産完了。電気料金は、1日5.5時間、年間2,000時間使用。電力量目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月改訂]で計算。当社調べ。使用条件により変わることがあります。

ここからは、節電に効果的なLEDシーリングライトとLED電球をご紹介します。

■パルック LEDシーリングライト スタンダードシリーズ高効率タイプ

独自の新レンズ設計で光をワイドに拡散し、部屋全体を明るく照らす、パルックLED シーリングライト スタンダードシリーズ。その中でも高効率タイプは省エネ性に優れています。さらに、設定した時間に適した明るさ・光色のあかりに自動で変化させることができる「おまかせモード」を搭載。シーンに応じたあかり環境で過ごせるのはもちろん、必要以上に明るくし続けることもなくなり節電効果も期待できます。

▼パルック LEDシーリングライト スタンダードシリーズ

https://panasonic.jp/light/2021-standard.html

■パルック LEDシーリングライト ライフコンディショニングシリーズ

パルックLEDシーリングライト ライフコンディショニングシリーズなら、専用アプリ「あかリモ+(プラス)」を使っていつでも、どこでもアプリであかりをコントロールできます。たとえば、家を出た後に消し忘れに気づいても、外からアプリで消灯できるので電気のムダも抑えます。アプリ上で点灯状態もわかるので、家族の帰宅状況の確認にも役立ちます。

▼パルック LEDシーリングライト ライフコンディショニングシリーズ

https://panasonic.jp/light/smart/sound.html

■パルック LED電球(プレミアX)

パルックLED電球(プレミアX)は短寿命化の原因の一つである熱からLED電球を守るために、独自の3つの熱対策で、切れにくいあかりを実現しています。室内はもちろん、浴室や屋外など、家のほとんどの器具に対応します。

また、白熱電球からLED電球に取り替えると消費電力を大幅に削減できるので、節電、節約につながります。長く使うほど電気代がお得になり、定格寿命40,000時間※2では、電気代が約57,600円もお得になります。また白熱電球の約40倍も長持ちするので電球の取り替えの手間が減らせます。※3

※2 定格寿命は設計値であり、保証値ではありません。
※3 当社LED電球LDA7L-D-G/S/Z6/F(定格消費電力7.4W、定格寿命40000時間)とJIS規格一般照明用白熱電球60形(定格消費電力54W、定格寿命1000時間)との比較。1日5.5時間、年間2,000時間点灯、使用電力料金(目安単価)31円/kWh(税込)[2022年7月改定]で計算。当社調べ。使用条件により変わることがあります。

▼パルック LED電球(プレミアX)

https://panasonic.jp/lamp/led/e26_all.html

■LED電球 ひとセンサタイプ

廊下や玄関、トイレなどには、ひとセンサー付きLED電球を使えば無駄な点灯をおさえて手間もかからず省エネができます。パナソニックのLED電球 ひとセンサタイプは高性能センサ「NaPiOn(ナピオン)」採用で、センサ感度が約2.18倍に向上※4。わずかな動きもしっかり検知して自動点灯します。人を検知しないと約1分後に自動で消灯します。

• 写真はイメージです。ご使用の環境により、色味や雰囲気は異なります。

▼E26口金 一般電球タイプ ひとセンサタイプ

https://panasonic.jp/lamp/products/led/e26_sensor.html

※4: 当社従来品比。温度変化に対する検知感度の当社試験結果。

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【あかりトピックス】

■2027年末までに蛍光灯製造および輸出入が禁止されます。蛍光灯器具からLED照明器具に早めのお取り替えをおすすめします

2023年に行われた「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」において、蛍光灯の製造と輸出入が2027年末までに禁止になることが決定されました。蛍光ランプには微量ながら水銀が含まれるため、今後は新しい蛍光灯や安定器の入手や修理ができなくなります。改めて家の照明器具をチェックしていただき、今のうちから計画的なLED化を検討しましょう。

▼蛍光灯から器具ごとLEDに交換

https://panasonic.jp/lamp/replace-led.html

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<関連情報>

・パナソニックの照明器具(シーリングライト・デスクスタンドなど)

https://panasonic.jp/light/

・パナソニックLED電球ラインアップ

https://panasonic.jp/lamp/led.html

・パナソニックLEDものづくりのこだわり

https://panasonic.jp/lamp/quality.html

・あかりでできる節電シミュレーション

https://panasonic.jp/lamp/eco.html

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会社概要

URL
http://panasonic.jp/
業種
製造業
本社所在地
港区浜松町
電話番号
-
代表者名
臼井 重雄
上場
東証1部
資本金
-
設立
1935年12月