JR西日本とLuup、ポート導入エリアの拡大によるまちづくりへの効果検証の取り組みを開始
山陽本線朝霧駅エリアへのポート設置と、既存設置駅での利用データ分析を開始
西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:長谷川 一明、以下「JR西日本」)と株式会社Luup(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下「Luup」)は、JR西日本沿線エリアの発展と利便性向上を目指し、ポート導入エリアの拡大(山陽本線朝霧駅エリア)とその効果検証に取り組みます。
なお両社は2021年3月「MaaSの実現に向けてシェアサイクル各社との連携拡大」(※1)についてお知らせして以降、2024年6月末時点で20駅のモビリティポートを開設いたしました。引き続き連携して取り組みを推進して参ります。
※1…JR西日本プレスリリース「MaaS の実現に向けてシェアサイクル各社との連携拡大
~「駅から」、「駅まで」の移動がますます便利に!~
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210329_04_kakudai.pdf
背景
Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに掲げ、電動キックボードや電動アシスト自転車など、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を提供し、通勤や通学、買い物やお出かけ、観光など日々の様々な場面で移動手段としてご利用頂いています。
JR西日本とLuupは、大阪における電動アシスト自転車のシェアリングサービス開始時(2021年4月※2)より連携し、安全講習会の開催や主要駅へのポート設置等を通して、まちの活性化に取り組んで参りました。(2024年6月末時点で、JR西日本の沿線エリアにおいて大阪・京都・神戸エリアでサービス提供)
※2…Luupプレスリリース「次世代電動シェアサイクルの「LUUP」が大阪にて4月よりサービス開始」
https://luup.sc/news/2021-03-29-nankai-jrw/
具体的な取り組み
・ポート導入エリアの拡大(朝霧駅エリアへの設置)
鉄道とマイクロモビリティを組み合わせた、沿線まちづくりに向けた取り組みとして、朝霧駅エリアでの実証実験を実施します。朝霧駅および周辺の集合住宅や商業施設等にポートを設置し、駅とまちを繋ぐ新しい移動手段を提供することで、利便性やアクセス性が向上し、本来のまちが持っている居住地やお出かけ先としての魅力の発見に貢献できると考えております。
両社の取り組みであるモビリティポートの設置により、駅やまちの不動産の空きスペースが活用されることだけでなく、ご利用者様の利便性向上、まちの回遊性の向上にも寄与することを期待しております。こうした沿線価値向上の効果について、両社は連携覚書を締結し、既存設置駅や新設となる朝霧駅エリアでのご利用について検証することとなりました。これからもJR西日本とLuupは、人々の多様な移動ニーズを捉え、新たなエリアへのシェアモビリティ導入を推進することで、沿線まちづくりに向けて取り組んで参ります。
【株式会社Luupについて】
株式会社Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを通して、街じゅうを「駅前化」する新しい短距離移動インフラをつくります。現在、電動キックボードや電動アシスト自転車など「電動マイクロモビリティ」のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を東京・大阪・京都・横浜・宇都宮・神戸・名古屋・広島・仙台・福岡で提供しています。電動マイクロモビリティの普及によるCO2削減と、ご高齢の方も乗ることができる新しい電動モビリティの導入を実現し、すべての人が安全・便利に移動できる持続可能な社会をつくります。
・所在地:東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/
・アプリダウンロードURL:https://ride-your-city.luup.sc/Myjb/cfcdb04a
※LUUPアプリは、iOS 16 以降、iPhone 6s 以降、Android OS 10.0以降の端末で
お使いいただけます。
【西日本旅客鉄道株式会社について】
・所在地:大阪市北区芝田二丁目4番24号
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