株主総会総合支援のSharely、Zoom社とバーチャル株主総会の普及に向けISVパートナー契約を締結

エキサイトホールディングス

2025年6月10日 15時01分

Sharely株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：西條晋一、以下「当社」）が提供するバーチャル株主総会総合支援サービスの「Sharely（シェアリー）」は、ZoomとISVパートナー契約を締結したことをお知らせいたします。今回の取り組みにより、SharelyプラットフォームとZoomがシームレスに連携することで、より安全かつ信頼性の高いバーチャル株主総会のサービスを提供して参ります。

公式サイト：https://sharely.app/

■SharelyとZoom間のISVパートナー契約に至った背景

2021年6月に施行された産業競争力強化法の改正以降、バーチャル株主総会やバーチャルオンリー株主総会の開催は増加傾向にあります。

現在、会社法の改正に向けた議論も進められており、開催場所を定めることを必須とする会社法の要件見直しや、定款変更を行わずにバーチャルオンリー株主総会を開催可能とする制度、さらには通信障害リスクの軽減策などが検討されています。

こうしたバーチャルオンリー株主総会に向けた規制緩和の流れを背景に、発行会社がZoom単独でバーチャル株主総会を開催する事例も増えています。

しかし、Zoom単体では、株主認証や議決権行使、質問、動議といった株主総会の運営に必要とされる法的機能を十分に備えていないという課題がありました。

そこでこの度、SharelyがISVパートナーとして、ZoomをSharelyプラットフォームに組み込み、付加価値を提供することで、発行会社はこれまで通りZoomも利用しながら、Sharelyプラットフォームを活用でき、株主総会としての必要な機能を担保できるようになりました。

また、SharelyプラットフォームとZoomを連携したバーチャル株主総会では、配信のタイムラグがなく、必要な際には音声や映像によるリアルタイムでの株主との対話も可能です。これにより、株主満足度の高い運営が実現できるほか、設計次第では、配信機材の見直しによって低予算でバーチャル株主総会開催も可能となります。

今後もSharelyはバーチャル株主総会の普及と発行会社と株主の利便性と満足度向上のために、より使いやすく、信頼性の高いサービスを提供して参ります。

■ZVC JAPAN 株式会社（Zoom の日本法人）ISV事業開発部長佐野健氏からのコメント

Sharely様がZoom ISVパートナープログラムに参画されたことを心より歓迎いたします。Zoom Workplace の Meetings と Webinars を第三者提供できるようになる唯一の方法である同プログラムを通じて、日本のお客様のバーチャル株主総会がよりスムーズに行われるようになります。また、今後は文字起こしや要約、翻訳など弊社 Zoom が昨今力を入れているさまざまなAI機能をSharelyプラットフォームでご活用いただけるようにさらに連携を深めていければと考えております。

■Sharelyについて

Sharelyはバーチャル株主総会の開催・運営を総合的に支援するサービスです。「参加型」から「出席型」「バーチャルオンリー型」まで、バーチャル株主総会に幅広く対応可能なプラットフォームの提供に加え、バーチャル株主総会に合わせたシナリオや運営方法の提案、株主総会当日の運営サポートなどを提供しています。

Sharelyは2022年から2024年開催のバーチャルオンリー株主総会において支援件数No.1となりました。システム障害によりバーチャルオンリー株主総会を中止した場合に金銭補償がなされる保険商品を損保ジャパンと共同開発したり、株主総会やIRの実務担当者のコミュニティ運営も手掛けるなど、プロダクトおよびサービスを拡大しています。

Sharely公式サイト：https://sharely.app/