【京都 蔦屋書店】人のアクティビティを表現した独自のキャラクターを制作するアーティスト、堀川由梨佳の作品展「Multifaceted≒○○」を2月5日(水)より開催。
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、堀川由梨佳の作品展「Multifaceted≒○○」を、2025年2月5日(水)~2025年2月27日(木)の期間に6Fアートスクエアにて開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/44988-1358300108.html
概要
堀川由梨佳は、大阪を拠点に、独特なフォルムや色彩が特徴的な作品の制作を通し、形や色が持つ重力感や心象表現を研究し続けるアーティストです。主に、人のアクティビティを表現した独自のキャラクター「おっちゃん(occhan)」をモチーフにした作品を発表しています。ボーダーは、温かみのある色合いを重ねることで、文化的、社会的、個人的な境界線の流動性を表現し、分裂のない調和した世界をイメージしているといいます。
これまで堀川は「people≒○○」や「border≒○○」、「relation≒○○」など人を構成するもの、または人が構成するものの関係性にフォーカスを当てた展示を行ってきましたが、「Multifaceted」と題した本展では、様々な動きや色で表現したocchanたちと、思考をイメージした新シリーズの柔らかな雲の造形の半立体を展示することで、「多面性」や「多様性」にアプローチした空間を創造します。
アーティストステートメント
「人」(ユニセックス)のアクティビティを表す“occhan(おっちゃん)”や思考や感情を表す“雲”が代表的なモチーフです。ボーダーやストライプの歴史的背景を鑑みつつ、それを作るのも変化させていくのも人であると感じて制作をしています。
私は、歴史的な重みと変容の可能性を秘めたシンボルとしての「あらゆる境」の概念を探求しています。縞模様は、ある文化においては排除や疎外と結び付けられることがあり、異質なもの、好ましくないものというレッテルを貼るために使われてきた歴史があります。しかし現代では、人間の行為と再解釈によって、かつては汚名を着せられていたこの模様は、個性、自由、親しみやすさの象徴となっています。
私の作品のボーダーの柔らかく重なり合う色は、文化的、社会的、個人的な境界線の流動性を反映しています。人のように見えるocchanは雲の上でバランスを取ったり、抽象的な雲のような形と相互作用したりして、私の作品における人間の思考や感情を表現する形となってあらわれます。
この視覚的モチーフは、私たちの認識や境界線の穏やかで進化する性質を伝えることができると信じ、境界線を温かく心地よい色調で表現することで、分裂が解消され、相違が調和した全体へと溶け込む世 界のビジョンを鼓舞したいと願っています。
境界を絶えず再構築し、障壁から橋へと変えていく人々の回復力と創造性への賛辞として表現しています。
堀川由梨佳
プロフィール
堀川 由梨佳(ほりかわ ゆりか)
兵庫県神戸市生まれ。
2011年 京都精華大学芸術学部造形学科洋画卒業。
【個展】
2024 「relation≒○○」(JILL’ D ART GALLERY 名古屋 )
2023 「border≒○○」(TRiCERA GALLERY 東京 )
2022 「People≒○○」(JILL’ D ART GALLERY 名古屋 )
2021 「To,To,To - as you are -」(兵庫県芸術文化活動機会推進事業)
2018 「ART OSAKA Exhibition PLUS」 (JILL’ D ART GALLERY ホテルグランヴィア 大阪 )
2017 「飛び込んでみたくなった」(アートスペース感 京都)
【主なグループ展】
2024 「ART SESSION」(銀座 蔦屋書店 東京)
2024 「THE ArtRoom」(CUCINA Osaka showroom 大阪)
2024 「ART AMOY」(Empathy gallery:厦門)
2024 「ART 021 SHANGHAI」(Empathy gallery:上海)
2023~「ART MARKET TENNOZ 2023,2024」(寺田倉庫 WHAT CAFE 東京)
2023~「ART FAIR ASIA FUKUAKA 2023,2024」(石川画廊:福岡)
2023 「ART TAINAN」(石川画廊:台湾)
2023 「Chroma Distance」( POLA MUSEUM ANNEX 東京) TRiCERA 共同企画
2023 「ブレイク前夜展~次世代の画家たち~」(artglorieux 東京)協力:本郷美術骨董館、ロイドワークスギャラリー
2023 「ONBEAT Art Show」(阪急メンズ館、銀座三越、大分トキハ、広島三越)
2023 「ART ART KOBE」(神戸大丸)
2023 「秋元雄史セレクション~ブレイク前夜展~」(ASTER 金沢)協力:本郷美術骨董館、ロイドワークスギャラリー
2022~「One Art Taipei 2022,2023,2024」(石川画廊:東京 台湾)
2022 「Please,Please Me」(plzzzz gallery atre Taiwan)
2022 「Follow the Lines」(寺田倉庫 WHAT CAFE 東京)
2022 「ART OSAKA 2022」(JILL’ D ART GALLERY 大阪中央公会堂 大阪)
2022 「art KYOTO 2022」( 二条城 京都)
2021 「WHAT CAFÉ POP UP SHOW with tremolo~24molos~」(寺田倉庫 WHAT CAFE/ tremolo 東京)
2018~「ART NAGOYA 2018,2021」(JILL’ D ART GALLERY 名古屋 )
2017 「FINE ART UNIVERSIADE U35」(つくば美術館 茨城)
2011 「超カワイイ主義宣言展 Vol.2」 (志賀高原ロマン美術館 長野)+ 震災チャリティーイベントを大阪で企画運営・出品
販売について
作品は、2月5日(水)10:00より店頭にて販売開始。
アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では、一部作品を2025年2月10日(月)12:00~2月27日(木)20:00の期間に販売します。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
展示詳細
堀川由梨佳「Multifaceted≒〇〇」
会期|2025年2月5日(水)~2025年2月27日(木)※2月25日(火)は休館
時間|10:00~20:00 ※最終日のみ18:00まで
会場|京都 蔦屋書店 6F アートスクエア
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/44988-1358300108.html
京都 蔦屋書店
京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。
住所|〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
X|@KYOTO_TSUTAYA(https://twitter.com/KYOTO_TSUTAYA)
Instagram |@kyoto_tsutayabooks https://www.instagram.com/kyoto_tsutayabooks
Facebook|京都 蔦屋書店
https://www.facebook.com/profile.php?id=100092705685029
TTC LIFESTYLE株式会社
TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、髙島屋、東神開発が設⽴したアート販売における相互チャネルの活⽤、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を⾏う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや⽂化の発信・提案」に関わる合弁事業を⾏うことで、シナジーの最⼤化を⽬ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅⼒的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像