「陸前高田ワタミオーガニックランド」ソーラーシェアリングの農地で待望のぶどう初収穫
ワタミオーガニックランド産ワインの誕生へ
ワタミオーガニックランドではオープン当初(21年4月)より、陸前高田市の復興を象徴とする事業として0(ゼロ)からワインをつくる取り組みを始めました(栽培面積:7,000 ㎡、苗数:約500 本)。ぶどうの生産(1次産業)、加工(2次産業)、販売(3次産業)まで融合した6次産業化を目指したワインづくりで、根域制限という土が少なくても栽培可能な方法(ポット栽培)でぶどう栽培をしてまいりました。
さらに独自の取り組みとして、農地の上部空間を有効活用した太陽光発電と農地を共有する、ソーラーシェアリングを行っております。これにより発電された再生可能エネルギーを園内で消費するだけでなく、パネル自体がぶどうの生育を阻害する雨を防ぐ雨除けとして、ぶどうの生育環境を整える役割を果たしています。
初収穫では約200kgのぶどうが収穫されました。収穫されたぶどうは県内(大船渡市)にあるワイナリーに委託醸造し、3月にはワタミオーガニックランド産ワインが200本誕生し、「0からワインをつくる会」の会員様にお渡しする予定です。今後はぶどうの成長とともに出荷数を増やし、園内に醸造にて醸造(2次産業)を行う計画であり、ワタミモデル(再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデル)の実現を目指してまいります。
※ワイン会員ご加入はこちらから ⇒ https://watami-organic.jp/blog/0-wine
■農業テーマパーク「陸前高田ワタミオーガニックランド」について
「陸前高田ワタミオーガニックランド」は有機・循環型社会をテーマにしたオーガニックテーマパークで、岩手県陸前高田市に2021年4月29日に開業しました。陸前高田市と連携しながら、約23ha(東京ドーム5個分)という広大な敷地に、農場、牧場、野外音楽堂、発電施設など、今後20年かけてさまざまな施設を増やしていく計画です。また農作物を生産して、それをもとに加工品を作り、販売までを手掛けることでワタミグループが推進する再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデルを具現化していきます。
■ワタミモデル(再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデル)
ワタミグループは、持続可能な社会を実現していくために、ワタミモデルの普及を目指しています。ワタミモデルとは、再生可能エネルギーを使った循環型6次産業モデルのことです。ワタミグループでは、1次産業としての有機農業、2次産業として食品工場、3次産業として外食事業・弁当宅配事業という6次産業モデルを運営しています。また、「RE100」を目指して再生可能エネルギーの活用や食品・容器包装品のリサイクルなどの循環型の取り組みにも積極的に取り組んできました。2021年4月には、ワタミモデルのコンパクトな具現化の場として岩手県陸前高田市にワタミオーガニックランドを開業し、陸前高田市を始め、すべてのステークホルダーと協力しながら被災地復興、地方創生も目指しています。
■ワタミ株式会社
【住所】 東京都大田区羽田1-1-3
【代表者名】 代表取締役会長兼社長 渡邉 美樹
【設立】 1986年5月
【事業内容】 国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業、人材サービス事業
【ホームページURL】 https://www.watami.co.jp
■ワタミオーガニックランド株式会社
【住所】 岩手県陸前高田市竹駒町相川158-5(陸前高田総合受付センター内)
【代表者名】 代表取締役 清水 邦晃
【設立】 2019年10月
【資本金】 3,000万円(ワタミ株式会社の100%子会社)
【事業内容】 農業テーマパーク事業
【ホームページURL】 https://watami-organic.jp/
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