すまいとくらしから循環型社会の実現を目指す「くらしのサス活 Circular Action」 不要品の回収品目を拡大し、家庭に眠る資源の循環実証を豊洲で開始
コンタクトレンズケースをものづくりに戻すスキームの実装や、“推し活グッズ”なども対象に

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本リリースのポイント |
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1.「コンタクトレンズケース」「推し活グッズ」「家電ケーブル」など、これまで廃棄されていたものや、家庭に眠る“捨てづらいもの”を新たに回収。 2.新たにものづくり企業との連携を開始、回収品をリユース・リサイクルに繋ぎ新たな資源循環の仕組みづくりを検証。 3.2023年5月の本運用開始から、約91tの衣類回収。単純焼却と比較して79.5%のCO2を削減。 |
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹、以下「三井不動産レジデンシャル」)は、株式会社ECOMMIT(本社:鹿児島県薩摩川内市、代表取締役:川野 輝之、以下「ECOMMIT」)との協業により、「家電ケーブル」や「推し活グッズ」などの家庭に眠る“捨てづらいもの”の回収を新たに開始するほか、TOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野口 晴彦、以下「TOPPAN」)、株式会社シード(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐藤 隆郎、以下「シード」)とも連携することで、「コンタクトレンズケース」を回収し、資源として物流現場で使用される資材へと再利用する実証に取り組みます。
本取り組みは、三井不動産レジデンシャルが推進する、すまいとくらしから循環型社会の実現を目指すプロジェクト「くらしのサス活 Circular Action」の一環として実施するものです。手放せる不要品の幅を広げることで「捨てないくらし」の実践を促進することを目的に、ECOMMITが運営する資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を活用し、従来の衣類・雑貨類の回収に加えて、「コンタクトレンズケース」、「推し活グッズ」、「家電ケーブル」、「靴」、など回収品目を拡大し、リユース・リサイクルを通じて資源循環を推進します。
回収の対象は、2023年よりPASSTOによる不要品回収に取り組んできた豊洲エリアのマンション5棟、約4,300戸です。本取り組みを通じて、家庭に眠る“捨てづらいもの”やこれまで廃棄されることが多かったアイテムの資源循環を促進し、生活動線の中で自然に参加できる新たな資源循環の仕組みづくりを目指します。また、今回の検証結果を踏まえ今後の本格運用を検討します。
今後も三井不動産レジデンシャルは、ブランドコンセプトである「Life-styling × 経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスの提供とともに、安全・安心で快適にくらせる街づくりを推進し、持続可能な社会 の実現およびSDGsへの貢献を目指してまいります。

1.くらしのサス活 Circular Actionで新たに回収する品目
これまで回収してきた衣類・雑貨類・ホビー用品に加え、新たに以下4品目を回収対象に追加し、リユース・リサイクルへ繋ぎ新たな資源循環の仕組みづくりを検証していきます。
① 使い捨てコンタクトレンズの包装容器(プラ容器部分)
本取り組みでは、TOPPANおよびシードと連携し、純度の高いポリプロピレン(PP)を回収。製造工程へ戻すことで資源として再生し、物流現場で使用される資材へと再利用します。
② イヤホン・充電ケーブル・電源コード類
リモートワークの普及等に伴い、家庭内に滞留しやすくなった電子機器周辺アクセサリーを回収し、銅や鉄などの金属資源としてマテリアルリサイクルにつなげます。
③ 推し活・キャラクターグッズ
近年の推し活ブームにより増加する一方、心理的理由から廃棄しづらいグッズを回収対象に追加し、再流通や資源化など多様な循環の可能性を検証します。
④ 靴(革靴・スニーカー等)
在宅勤務の定着により使用頻度が低下したり、サイズが合わなくなった靴など、まだ使用可能なものを回収対象とし、再利用や資源循環の促進を図ります。


■対象物件
豊洲エリアのマンション5棟、約4,300戸
(パークアクシス豊洲キャナル、豊洲シエルタワー、パークホームズ豊洲ザ・レジデンス、スカイズタワー&ガーデン、アーバンドックパークシティ豊洲)
2.三井不動産レジデンシャル 生活者アンケートを実施
三井不動産レジデンシャルが推進する「くらしのサス活 Circular Action × PASSTO」では、マンション居住者を対象にアンケートを実施しました(回答者数:614件)。その結果、共用部に設置された資源回収ボックスの利用経験について、38.1%が「利用したことがある」と回答し、生活動線上に回収インフラを設置することで、循環行動が一定程度浸透していることが明らかになりました。
一方で、不要品の処分方法としては依然としてごみとして廃棄しているケースも多く、「捨てる」行動から「循環する」行動への転換に向けては、さらなる利便性向上が必要であることが示されました。
また、家庭内に保管されている不要品の種類としては、衣類・ファッション雑貨に加え、趣味・コレクション品、小型家電・電子機器類など、多様な品目が滞留している実態が確認されました。
こうした背景を踏まえ、この度の回収品目の追加により、生活者がより手放しやすい環境を整備し、利便性を高めることで、不要品を「捨てる」のではなく「次につなげる」暮らしの実現を目指してまいります。




3.2023年5月の本運用開始から、約91tの衣類回収。単純焼却と比較して79.5%のCO2を削減
「くらしのサス活 Circular Action」は、2023年5月から本運用として豊洲エリアのマンション等で「PASSTO」サービスを開始しています。衣類・雑貨類の不要品を回収のうえでリユース・リサイクルによる再資源化をし、20226年3月までの期間で衣類だけでも回収量は約91tにのぼり、リユース・リサイクル率は約98.4%、廃棄はわずか約2%程度です。また、単純焼却と比較して約79.5%(*CO2削減量の試算は衣類のみが 対象)のCO2排出量削減を実現しています。

■「くらしのサス活」について
「くらしのサス活」とは、すまいとくらしにおけるカーボンニュートラル社会の実現に向けて、プロジェクトにご賛同いただいたパートナー企業・団体とともに、サービスや商品、体験等を生活者に提供することで、日々のくらしを豊かに楽しみながらカーボンニュートラルを実現するプロジェクトです。例えば、三井不動産レジデンシャルが分譲するマンションにおいて、住戸ごとのCO2排出量・削減量を見える化、削減量に応じたポイント提供を毎月自動で行い、アプリ内でポイントと各種特典を交換できるサービス「くらしのサス活アプリ」の提供や、マンションの共用部等に常設型の資源回収BOXを設置することで、ごみ減少および資源回収を図り、すまいとくらしから循環型社会の実現を目指す取り組み「くらしのサス活 Circular Action」を推進しております。今後も「食」の分野等くらしの様々なシーンにおけるCO2削減活動の拡充を行い、本プロジェクトにご賛同いただきました皆様と様々な「くらしのサス活」のラインナップをご用意いたします。

■「PASSTO」について
捨てない社会をかなえる「PASSTO(パスト)」 〜あなたの街の循環ステーション 〜
「PASSTO」は、 PASS TOを短縮した造語で、「次の人に渡す、未来へつなぐ」を意味しています。PASSTOは、生活者の身近な場所で資源循環の入口となり、使わなくなった不要品を「回収」し、最適な使い道の「選別」、再活躍させる「リユース・リサイクル」の循環をつくります。PASSTOでお預かりした衣類のリユース・リサイクル率は約98%。単純焼却された場合と比べて、CO2排出量の削減にも貢献しています。
PASSTO official website : https://www.passto.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/passto.jp
PASSTOコンセプトムービー:https://www.youtube.com/watch?v=seu_1WqX1fA
■ECOMMITについて
ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」ために、ものが循環するインフラをビジネスで実現する循環商社です。全国7箇所に自社の循環センターを持ち、不要になったものを回収・選別・再流通しています。さらに、"ものの流れ"をデータ化する自社開発のトレーサビリティシステムにより、リユース・リサイクル率の算出や、CO2削減量のレポーティングまで行うことで、企業や自治体のサステナビリティ推進に向けたサービスを包括的に提供しています。
■TOPPANについて
TOPPANは、「印刷テクノロジー」をベースに「情報ソリューション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開しています。
コーポレートサイト:https://www.holdings.toppan.com/ja/
■シードについて
株式会社シードは、東京都文京区に本社を構えるコンタクトレンズメーカーです。1951年のコンタクトレンズ研究開始から歩みを始め1957年に創立、来年70周年を迎えます。お客さまの多様なニーズに応える製品を幅広く展開。主力製品「Pureシリーズ」は、埼玉県鴻巣市で基礎研究から製造まで一貫して行い高品質な「Japan Quality」を追求。多様な「みえる」喜びを創造できる社会の実現を目指し、国内のみならずアジアや欧州を中心に50以上の国と地域へ製品をお届けしています。
ホームページ:https://www.seed.co.jp
■三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ長期経営方針」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
■三井不動産レジデンシャル「カーボンニュートラルデザイン推進計画」について
https://www.mfr.co.jp/content/dam/mfrcojp/company/news/2022/0315_01.pdf
すまいの高性能・高耐久化による省エネルギーの実現や、再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、ご入居後のくらしにおいても、楽しみながら省エネルギー行動等の環境貢献に取り組んでいただけるようなサービスの提供を推進し、すまいとくらしの両面からカーボンニュートラルの実現を目指していきます。
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