日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅「駅まち一体」となった駅の誕生に合わせ、新たにパブリックアートを設置します！

虎ノ門ヒルズ駅 拡張工事完成　２０２３年７月１５日（土）より、地下２階コンコースでご覧いただけます

　東京地下鉄株式会社（本社：東京都台東区 代表取締役社長：山村　明義、以下「東京メトロ」）では、ゆとりと潤いのある文化的空間の創造を目的に、駅の新設やリニューアルに合わせて「パブリックアート」の設置を推進しています。

　このたび、２０２３年７月１５日（土）より、東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅は虎ノ門ヒルズ ステーションタワー（２０２３年７月竣工予定）とつながり、「駅まち一体」となった新たな駅として誕生します。これに合わせ、新設される地下２階コンコースに、新たにパブリックアートを設置いたします。

　今後も東京メトロでは、パブリックアートの設置を進めていく予定です。「駅まち一体」となった新たな虎ノ門ヒルズ駅をご利用の際には、是非パブリックアート作品をお楽しみください。

　詳細は以下のとおりです。

日比谷線虎ノ門ヒルズ駅 パブリックアート概要

１．新設するパブリックアートについて

　・作  品  名： 「Our New World (Ｔoranomon)」

　・原      画： 清川あさみ

　・作家コメント： 「多様なきらめきを湛(たた)えたガラスたちは、虎ノ門に集う人々の生活を彩り、明日への希望とエネルギーを増幅します。過去から未来までが織り込まれた、どこにもない都市。この懐かしくも新しい都市の風景が、虎ノ門という情報の拠点をより一層、輝かせることを祈って。（略）」

　・仕      様： ステンドグラス

　・サ　 イ 　ズ： 高さ約2.7ｍ/幅約6.0ｍ

　・設 置 場 所： 地下２階 改札内コンコース

　・協      賛： 森ビル株式会社、公益財団法人メトロ文化財団

作家プロフィール

清川あさみ

美術家/絵本作家/プロデューサー

兵庫県淡路島生まれ。

　現在は東京を拠点に活動する清川あさみは、90年代より雑誌の読者モデルとして注目を集め、2000年代には文化服装学院にて服飾を学びながら、「ファッションと自己表現の可能性」をテーマにアーティストとしての創作活動を開始しました。

　2001年に初個展「SAUCE」を開催して以来、国内外で多数の展覧会を開催し、その活動は常に高い注目を集めています。

　清川の作品は、ソーシャルメディアや雑誌などのメディアシステムを通して日々膨大な情報に晒される社会で、個人のアイデンティティの内と外の間に生じる差異や矛盾に焦点を当て、可視化します。

　写真や雑誌、本や布に刺繍を施す独自の手法を用いた作品でよく知られ、代表作として「美女採集」「Complex」「TOKYO MONSTER」などのシリーズがあります。

　近年は表現・活動の領域を広げ、衣装、広告、映像、空間、プロダクトデザインなどのクリエイティブに携わるとともに、絵本の制作や地方創生事業にも取り組んでいます。

以上