「パナソニック保護犬猫譲渡会2025」開催イベントレポート

新たな家族との出会いの場に208頭の保護犬・保護猫が参加しました

パナソニック株式会社

2025年5月27日 11時00分

パナソニック株式会社は、多くの保護犬猫たちの新たな家族との出会いの場になっている「パナソニック保護犬猫譲渡会2025」を、2025年4月12日・13日の2日間にわたり東京有明TFTホール500にて開催しました。

本イベントは、ひとも犬も猫も「家族」として、みんなが幸せに暮らせる社会の実現を目指して、22年から開催し、今回で6回目を迎えました。(運営協力：朝日新聞社sippo編集部)

「譲渡会コーナー」で保護犬猫と里親候補者との出会いの場を提供するだけでなく、保護犬猫問題の背景を学び、お迎え後の犬や猫とひとが幸せに暮らすための情報を得られる場にもなっている本イベントは、来場者数1794名、参加した保護犬・保護猫は208頭、45件の譲渡申込につながりました。（2025年5月20日現在）

本イベントに参加した動物保護団体への寄付やチャリティマーケットでの販売などを合わせ、本イベントを通して集まった寄付総額は173,602円に上りました。すべて、本イベントの譲渡会に参加した動物保護団体へ寄付し、保護犬や保護猫のための医療費など活動資金として使われます。

譲渡会の他にも動物保護活動に取り組んでいる企業各社によるトークステージの他、動物保護を題材にした作品を手掛ける漫画家常喜寝太郎氏、自身の動物保護活動、経験をもとにした漫画で話題のホゴイヌネコ漫画家　tamtam（タムタム）氏によるトークショーなどの学びのコンテンツや、元保護犬猫達がおうちに迎えられ幸せに暮らす様子をスライドショー形式で見る「写真展」、売上の一部が寄付につながるチャリティマーケットや、パナソニック製品展示・体験コーナーなどを開催し、大盛況のうちに幕を閉じました。

さらに、3月27日から4月29日まで、エステー株式会社様、株式会社レティシアン様と合同で実施した「よいにくきゅうの日」記念SNSチャリティキャンペーンでは、目標アクション数を達成し、合計90万円を全国31の動物保護団体へ寄付します。

◆譲渡会コーナーの様子

保護犬猫と里親候補者たちが対面する譲渡会コーナーは、参加する保護犬猫の負担軽減に努めながら、ゆったりとしたスペースでマッチングを行いました。

◆学びコンテンツの様子

保護活動に係る著名人や、専門家から直接話を聞けるステージでは多くの来場者が熱心に耳を傾けていました。

【講演内容】

・漫画家　常喜寝太郎さん　「『全部救ってやる』を描きながら思うこと」

・ホゴイヌネコ漫画家　tamtam（タムタム）さん　「楽しいこともたくさん！保護犬猫の世界」

・一般社団法人４２８２５（よつやねこ）　副代表　根井まりさん　「なぜ野良猫が外にいるの？私たちに出来ることを考えてみよう」

・NPO法人アグリドッグレスキュー　鈴木聡子さん　「雑種犬って難しい？！その魅力とお迎えのポイント」

・エステー株式会社　「猫ちゃんにとって快適なトイレ環境を考える」

・ロイヤルカナンジャポン合同会社　「知らなきゃ損？！ペットフードの栄養学について」

・株式会社　島忠　「企業における動物愛護活動の事例紹介」

◆写真展の様子

「出自に関係なく、犬はみんな犬、猫はみんな猫」という気持ちが込められた写真展「みんなイヌみんなネコ」では、元保護犬・保護猫が幸せに暮らす様子を愛情あふれる写真とメッセージで紹介しました。

◆チャリティマーケットの様子

ミヤギユカリさんとコラボしたオフィシャルチャリティグッズのほか、動物保護団体のオリジナルグッズなどを販売しました。

また、ゆっくりと犬や猫のことを学び、考える時間を過ごしていただけるよう、「チャリティマーケット」に初めて飲食コーナーも設けました。

◆家電コーナーの様子

快適で健やかな犬猫とのくらしをサポートするパナソニックの家電も紹介しました。

（紹介した商品）

・次亜塩素酸空間除菌脱臭機「ジアイーノ」

・HDペットカメラ

・コードレススティック掃除機

・フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX」

・LEDネックライト

・ペットクラブ犬用バリカン

・ナノイーX搭載ファンヒーター「Hot&Cool」

・レイアウトフリーテレビ

・衣類スチーマー

・思わず笑顔になるロボット「NICOBO」

■来場者の声■

来場者アンケートを実施したところ、「初めて譲渡会に参加した」と回答した方が76％となり、今まで参加経験がなかった方にも多くご来場いただくことができました。

本イベントを体験して、「保護犬・保護猫を迎え入れたい」と感じた方が84.5％、「迎え入れることはできないが応援したい」という方も14.5％となり、保護犬・保護猫を取り巻く環境を変えたいという多くの声につながりました。

【主な来場者コメント】

●メディアで保護犬猫の活動をよく目にする事が多くなっていますが、やはり個人や団体だけでは資金的に難しい事も多々あると思います。企業としてこれらの問題に取り組んでいただけるパナソニックさんや他の企業様たちに感謝しかありません。ありがとうございます！

●他の譲渡会にも行っていますが、この譲渡会はブースの分け方が保護犬猫たちに配慮した作りになっていて、本当にとても良かったです。また、見学だけでも入ることができて、本当にありがとうございました。とても勉強になりました。

●譲渡会はおそらく団体さん独自で数多く開催されているものと思いますが、お迎えを検討している身としては、信頼できる団体さんの判断がつかないところではあります。パナソニックのように大手企業が主催することで、参加団体さんの信頼度も上がり、安心して参加できると感じました。また参加させていただきます。

●団体さんが実施している小さい譲渡会だと、やはり寄付するとは言え、お迎え予定が無いのに伺うのは気が引けるのですが、このくらいの規模だとにゃんこやワンコを見させていただいて、寄付して帰る、ということができるので良いです。全員幸せになってほしい！

●とても良いイベントだと思いました！今回猫ちゃんとご縁がありトライアル申請中です。素晴らしい機会を頂けて感謝しております！！少し先になりますが、また本譲渡になりましたら猫飼い用の家電の購入もしようと思っております！

■参加した動物保護団体からの声(一部抜粋)

●特定非営利法人CAIT SITH様

譲渡会に参加するのが初めてだったので分からない事が多く不安もありましたが、当日はスタッフの方の手厚いサポートの元、スムーズに準備が進みました。ご来場いただいたお客様も猫を家族に迎えられることを真剣に考えてくださっていて、沢山のお客様とお話をすることが出来ました。その結果、参加した13匹のうち、6匹の猫たちにお声がけを頂き、現在トライアル中も含めて6匹全ての子に里親様との縁を繋ぐことが出来たのではないかと思います。お客様には譲渡の話の他に当団体の活動趣旨をお話しさせていただき、ご興味を持ってくださった方も多くいらっしゃいました。

●NPO法人アグリドッグレスキュー様

安心できる企業主催ということでハードルが下がっている。保護犬のことを真剣に考えてくれるご来場者が多く、涙を流して撫でてくれる方もいました。参加後、ブログのアクセス数も増え、団体の周知と出会いの場として大きな影響があると感じています。スタッフさんがみなさん親切で、丁寧で、犬達に心を配ってくださって、温かい雰囲気の中で譲渡会に参加することができた。あいにくのお天気でしたが多くの方が来場してくださってありがたかった。

◆◆ 「パナソニック保護犬猫譲渡会」◆◆

主催：パナソニック株式会社

協力：朝日新聞社sippo編集部

実施日時：2025年4月12日（土）、13日（日）

会場：東京有明TFTホール500

来場者数：1,794名

募金総額：173,602円

寄付用途：本イベントの譲渡会に参加された動物保護団体への寄付となり、保護犬や保護猫のための生活費（フード代など）や医療費など活動資金として使われます。

譲渡会エリア参加団体：14団体　（順不同）

・NPO法人アグリドッグレスキュー

・認定NPO法人アニマルレフュージ関西－東京ARK－

・NPO法人アルマ