府中市及び東京ガス株式会社のゼロカーボンシティ実現に関する連携協定の締結について
府中市は、2021年11月に2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明し、パートナーとして市内の大学、企業とともに産学官の協働による「ゼロカーボンシティ」実現に向けた検討を進め、その目標に向かって市民とともに取組んでおります。
本協定は、そうした取組をさらに促進するものであり、地球温暖化の防止及び防災力の強化に貢献するとともに、地域の課題解決や更なる魅力創出等、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげてまいります。
左から 府中市長:高野 律雄、東京ガス常務執行役員:小西 雅子
【連携事項】
(1) 「ゼロカーボンシティ」実現に向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
(2) エネルギーの地産地消に関する事項
(3) 個人、事業者、市所有施設への太陽光発電設備等の普及に関する事項
(4) 低炭素エネルギーの調達や公共施設等への提供に関する事項
(5) エネルギーデータの活用等によるエネルギーマネジメントに関する事項
(6) 地域のレジリエンス強化等に関する事項
(7) 地域の目線で新しい価値や営みを創る価値共創に関する事項
(8) 環境教育や食育等を通じた啓発活動に関する事項
(9) 「ゼロカーボンシティ」実現に向けた取組における専門的人材の支援強化に関する事項
(10) 「ゼロカーボンシティ」実現に係る魅力等の情報発信に関する事項
(11) 生物多様性の保全に関する事項
(12) その他住民へのサービス向上、カーボンニュートラルのまちづくりに関する事項
【締結日】
2024年3月19日
【関係者コメント】
◆府中市 市長 高野 律雄 コメント
府中市は、政府のカーボンニュートラル宣言や、本市を取り巻く社会・環境情勢の変化を踏まえ、「ゼロカーボンシティ」実現に向けた取組を進めております。
この度の協定の締結で、東京ガスの有するカーボンニュートラルのまちづくりに関する知見と技術をお借りし、緊密な相互連携に基づき取組等を実施できることを大変心強く思っております。これまでの環境政策を更にブラッシュアップし、市民・事業者・市が連携・協働を進め、「ゼロカーボンシティ」を実現するための取組を進めてまいります。
◆東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西 雅子 コメント
当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」「ソリューションの本格展開」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラルの実現等に向けた取組を進めております。昨年11月には、エネルギーの枠を超えてお客さまが抱える課題を解決するソリューションブランド「IGNITURE(イグニチャー)」を立ち上げました。
本協定の締結により、市民・事業者・市が相互に協力し、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取組の推進を目指される府中市とともに、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や「地域密着力」を活かし、脱炭素社会の実現に向けて連携できることを大変嬉しく思います。府中市とはこれまでも、環境および防災のイベントへの参加、小中学校での出前授業の実施、委員として環境基本計画や地域防災計画の策定など、数多くの機会で連携を深めてきました。
今後も、府中市との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取組んでいきます。
(参考)ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」について
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
IGNITUREの詳細はこちら
https://igniture.tokyo-gas.co.jp/
以上
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