【星のや沖縄】やんばるの森の魅力に迫る1日コースが新たに誕生した「世界自然遺産やんばるエコツアー 海と森」 提供

~ヤンバルクイナをはじめとする多種多様な固有動植物が生息するやんばるの森を、ネイチャーウォークやカヤックを通して海と森の視点から探る~

星野リゾート

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。海に抱かれる沖縄ラグジュアリーの最高峰「星のや沖縄」では、やんばるの森の魅力に迫る1日コースが新たに誕生した「世界自然遺産やんばるエコツアー 海と森」を2025年3月1日から通年で提供します。2021年に沖縄本島北部にある国立公園の一部が世界自然遺産に登録されました。通称「やんばる」と呼ばれているエリアの森は、希少種であるヤンバルクイナをはじめとする多種多様な固有動植物が生息する、世界でも有数の貴重な場所です。当プログラムでは地元のベテランガイドの案内のもと、豊かな生態系に触れながら森を歩き、カヤックを漕いでサンゴ礁やマングローブを観察することで、海と森の両方の視点から理解を深めることができます。さらに、人々の営みによって守られてきたヤンバルクイナの住む森を次世代へ繋げていくために、水辺の植物を守る活動をとおして持続的なエコツーリズムへの貢献を目指します。

背景

2021年7月26日に、沖縄本島北部にある国立公園の一部が、世界自然遺産として登録されました。沖縄本島北部は、「山々が連なり、森が広がる地域」を意味する言葉で「やんばる(山原)」と呼ばれています。やんばるの森は、希少種であるヤンバルクイナをはじめ、多種多様な固有動植物が生息する世界でも有数の貴重な森です。星のや沖縄では、環境への負荷を最小限に押さえながら、この希少な自然生態系が残されたエリアの魅力を海と森の両方の視点から伝えて未来に繋げていきたいと考え、当プログラムを開発しました。1日1組の限られた参加者に対して、現地のベテランガイドによる高品質のネイチャーツアーを提供し続けることで、エコツーリズムへの貢献を目指します。

「世界自然遺産やんばるエコツアー 海と森」の特徴

1 生物多様性の本質に迫るエコツアー

やんばるの自然を熟知したネイチャーガイド中根 忍氏の案内のもと、世界自然遺産を象徴するヤンバルクイナが生息する森を散策しながら豊かな自然に触れ、やんばる特有の生態系について理解を深めます。常緑広葉樹林の森でヤンバルクイナの鳴き声や、キツツキの仲間ノグチゲラのドラミングの音などを聞けるネイチャーウォークです。国指定天然記念物のヤンバルクイナや、国指定特別天然記念物のノグチゲラは、世界でも沖縄本島北部のやんばるの森だけに生息する大変貴重な生物です。ほかにも、ここだけに生息する絶滅危惧種や、湿潤温暖な亜熱帯海洋性気候だからこそ見られる植物を観察できます。ネイチャーウォークの終了後は「ヤンバルクイナ生態展示施設」を訪れ、保護されたヤンバルクイナを間近で観察するほか、骨格標本や生態解説などの資料に触れて知識を深めます。動植物の観察を通して、世界自然遺産に選ばれたポイントとなる「生物多様性」の本質に迫るプログラムです。

2 海との繋がりから、やんばるの森を知る

世界自然遺産であるやんばるの森は、海と森の資源が絶え間なく循環することでさまざまな動植物が共存する生物多様性が豊かな森へと育ってきました。森に降った雨は、葉や腐葉土に浸透する過程で栄養分を吸収し、川や海へ流れ込みます。海では、その栄養分は植物プランクトンや海藻などが取り込み、食物連鎖により動物プランクトンや魚などへとつながります。そして、魚を食べる生き物によって再び陸地に還元される仕組みです。このような物質の循環や食物連鎖を通じて、やんばるの生態系はバランスを保っています。川辺を観察した後にはカヤックで海へ漕ぎだし、サンゴ礁や河口に育つマングローブを観察することで生態系を間近に感じ、美しい海とやんばるの森への理解を深めます。

3 人々の営みと自然を繋ぐ取り組み

やんばるの自然は、琉球王朝時代より人の手を加えることで今日まで維持されてきました。当プログラムでは、今もなお続く自然と人々の関わりを知り、次世代へ繋げる取り組みを行います。やんばるの生態系に影響を及ぼす外来種の動植物を探したり、集落近くの河川の河口部へのマングローブを植樹したり、季節や自然の状態によって行う内容はさまざまです。マングローブは内陸部から赤土や栄養分をたくさん含んだ水が一気に海に流れるのを防ぐほか、高波から内陸部を守る防波堤の役割を持っています。植樹することは地域の環境保全や森の自然を守ることに繋がり、100年後も続く豊かなやんばるの自然と人々の共存を目指します。

SDGsへの貢献について

星野リゾートは経済価値と社会価値を両立するCSV経営(CSV:共通価値の創造)を重要だと考えており、SDGs(SDGs:持続可能な開発目標)をCSV経営を促進するためのフレームワークとして捉え、各施設でさまざまな取り組みを推進しています。本企画は、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」への貢献を目指しています。

ネイチャーガイド やんばるエコツーリズム研究所 代表 中根 忍 氏

沖縄北部地域をフィールドに、20年以上に渡り自然ガイドや自然保護活動に取り組む。エコツーリズムのあり方を問い、ネイチャーツアーのプログラムの開発やインタープリター(自然解説員)の育成など、さまざまな活動を展開。絶滅の危機に瀕するヤンバルクイナの保護にも立ち上がり、活動拠点地区を中心に回復の兆しを見せている。「お客様へ自然の素晴らしさを伝えると共に自然環境の保護・保全が地域活性化につながることを確信する」という強い信念を持ち、活動を続けている。

NPO 法人 どうぶつたちの病院 沖縄 理事長 長嶺 隆 氏

ヤンバルクイナの発見の年である1981年に幻の鳥と言われたヤンバルクイナと出会い、獣医師になることを決意。20年後、ヤンバルクイナがマングースやノネコに追われ絶滅の淵に立たされていることを知り、保護活動を展開。やんばる(国頭村安田区)を拠点に活動する中根忍氏と共同し、国内初となる猫のマイクロチップによる飼養登録制度に尽力。交通事故などで傷ついたヤンバルクイナの救護活動や飼育下繁殖の成功に導いた。やんばるエコツーリズム研究所の中根氏とも親交が深く、中根氏の活動 を強く推薦している。

<スケジュール 例>

7:00  星のや沖縄 出発

9:00  ネイチャーウォーク

12:15  ヤンバルクイナ生態展示施設 見学

13:00  休憩

14:00  カヤック乗船

16:00  マングローブの植樹

18:30  星のや沖縄 到着

「世界自然遺産やんばるエコツアー 海と森」概要

期間    :2025年3月1日から通年

料金    :2名 100,000円(税・サービス料込、宿泊料別)

       3名以上は1名追加ごとに30,000円

含まれるもの:ネイチャーウォーク、ヤンバルクイナ生態展示施設の見学、カヤック、昼食

定員    :1日1組(4名まで)

予約    :公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaokinawa/)にて2週間前まで受付

備考    :天候により、中止もしくは実施内容が変更になる可能性があります 

星のや沖縄

海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた、海岸線に沿うリゾートです。

所在地 :〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間474

電話  :050-3134-8091(星のや総合予約)

客室数 :100室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00

料金  :1泊 170,000円〜(1室あたり、税・サービス料込、食事別)

アクセス:那覇空港から車で約1時間(空港リムジンバスあり<有料>)

URL  :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaokinawa/

■星のや

「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化を繊細に織り込み、出会った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。

URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/hoshinoya/

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会社概要

星野リゾート

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URL
https://www.hoshinoresorts.com/
業種
サービス業
本社所在地
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2148
電話番号
-
代表者名
星野佳路
上場
未上場
資本金
-
設立
1914年04月